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大きさの違いもあると思いますが、肺にはいった異物はどうなるのでしょうか?
どれくらいの大きさの物まで入るものなのでしょうか?
またそれらは排出されるのでしょうか?
それぞれの大きさ違いに応じた結果を教えてください。

A 回答 (3件)

>Health.Phys.(12),173-,1960とはなんでしょうか?


書名 Health Physsics.ニユーヨーク.Pergamon Press 発行
isbn 0017-9078
国会図書館の番号 z53-b470

12巻1966年発行(1960は写し間違い).173ページから(207ページ)

>調べても原爆がどうこうとしか分かりませんでした。
多分.私が年を間違えた為でしょう。表題は
deposition and retention model for internal dosimetry of the human respiratory tract.
人呼吸路の内部被爆線量測定の為の沈着モデルと保持モデル
で.表題和訳は良いですか。

>細かい粉塵はやはり排出される事は無いのでしょうか?
労働省の粉塵測定方法では.0.3ミクロン以下の粉塵は測定していません(0になるように校正しています)。ほとんどが肺に沈着し(たしか図3参照).不溶性の場合には2年-3年程度かけて.肺胞からリンパ節に移動し.更に同程度の時間をかけて血液中に移動します。血液中に移動した不溶性粉塵は.肝臓で捕獲され.胆汁に混ざって腸経由で排泄されます。

ただ.毒性がある場合には.リンパ節でリンパ球が捕食し.その場でリンパ球が死ぬので移動しにくく.リンパ節に長期間蓄積する傾向があります。

「あるかないか」と聞かれたらば.排泄されますと答えますが.その分量は極めて少なく(肺胞からリンパ節への移動はリンパ球による捕食がほとんど).また.アスベストのような長い形状の場合にはリンパ球によって輸送されずその場にいつまでもとどまる経口にあります。

職業暴露程度の分量では.労働省の測定方法から考えても(海外の報告で毒性が示されているものの証拠採用せず詭弁であるとした高裁判決があります).肺胞にいつまでも溜まりつづけるでしょう。

なお.発癌性が現れるのは30-40年後で.定年後でしよう。時間的にずれがあるので.因果関係がないと称して保証はないと考えられます。

>最近深呼吸に違和感がある為質問させて頂いたしだいです。
どんどん悪くなるはずです。大体リンパ球の能力が低下する(リンパ節に粉塵が溜まる)のが1-3年後.コブスレット細胞(でしたか)からの分泌液を増やす事で.気管・気管支のクリアランスを増加させる防護機構が作用しているはずです。これで.除去されるような少ない分量ならば.「違和感」はかんしないはずですから。

唯一の治療は.5-20年間.煙草を含めた粉塵暴露をさける事でしょう。

手元には.機械翻訳文があるのですが.文献本体が行方不明なので.子細不明です。最新情報はPubMedでdeposition human lung あたりキーで検索すれば.入手可能でしょう。
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この回答へのお礼

詳しいご説明ありがとうございました。その道の方の意見が聞けてすごい感謝しています。
唯一の治療が粉塵暴露を避ける事だとは・・・。なにか危機感を感じます。いや、感じるべきですね。
仕事柄、避けては通れない道なので防御策を完全にします。いままで舐めて掛かっていましたから・・・。
肺がんにならないように気を付けて生活します。ありがとうございました。本当なら100点以上差し上げたいくらいです。

お礼日時:2002/10/13 10:47

粉塵の場合には.かなりおおざっぱな考え方ですが


Health.Phys.(12),173-,1960
が参考になるかと思います。ただし.アスベストのような形状効果がある場合や想定濃度が異なる場合(可溶性の変化等)と変な挙動を示します。

肺の洗浄は「気管支肺胞洗浄」BAL.という方法で.肺関係の臨床の本ならばなんでも載っているはずです。
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この回答へのお礼

Health.Phys.(12),173-,1960とはなんでしょうか?
調べても原爆がどうこうとしか分かりませんでした。
細かい粉塵はやはり排出される事は無いのでしょうか?
最近深呼吸に違和感がある為質問させて頂いたしだいです。

お礼日時:2002/10/12 16:57

専門家では無いので、 明解な答えでは無いかも知れません。


普通の大人で、豆粒以上の物が 肺に入るとは思えませんが、??
痰が固化して、肺の末端に詰まることは有るかも知れません。
基本的に、肺に入る前に 気道で詰まり せき込んで排出されるのがほとんどです。 子供や大人の場合 せき込む力が弱いので 食べ物が詰まり窒息する場合が、まま有ります。 子供の場合で ボールペンのキャップがちょうど太さなので、キャップには必ず穴が開いてます。 それで命が助かる事も多し。

本題に戻りますが、細かい粉塵を吸い込んだ場合、肺の壁にくっつき、ほぼ一生
出てくることも有りません。 大量or長期に吸い込んだ場合、塵肺症になり
呼吸がしにくくなります。 肺活量も減ります。

私も仕事柄 粉塵を扱う事が多いのですが、会社の人でも塵肺症気味の人がいます。 呼吸困難を起こし、症状の軽減させるために 肺の洗浄を受けた人がいます。 細かい方法は不明ですが、肺を清浄な水で 洗うそうです。
入院したままで、 状況を聞けないので悪しからず。

大きな異物は、咳き込み等で 肺にはいることは防げますが、
細かい粉塵は 吸い込みやすく 除去出来ないことを 覚えておいてね。

判りにくかったら ゴメンね。
 
  
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この回答へのお礼

私も塗装の仕事をしており、以前から深呼吸に違和感があるのです。ケレンで沢山粉塵を吸い込むのでそれが原因ですかね?なんか心配になってきましたが、肺を洗うというのがものすごく恐ろしく思います。
その方は入院生活長いのですか?
とにかくありがとうございました。

お礼日時:2002/10/12 17:13

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