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 NHKテレビ英会話より
I read a story about a medicine man in Africa who claimed that he had invented a cure for AIDS. It was an herbal remedy, and there were some documented cases of people having been cured.
(・・・、それで実証例がちゃんとあがっていると主張したんだ。)

(質問)文末の
there were some documented cases of people having been cured.
の[having]についてお尋ねします。
(1)[having]は分詞構文ですか?
(2)関係代名詞を使って[..people who have been cured.]と置き換え可能ですか?
(3)「分詞を使って副詞節を句の形に圧縮したものを分詞構文という」と本には書いてありますが、当てはまらないようでもあり・・?
分詞構文の表す意味の、時/原因理由/付帯状況/動作や出来事の継起などどれに当てはまりますか?
(4)それとも関係代名詞は現在分詞で置き換え可能なのでしょうか?
  混乱しています。易しいご説明をお願いいたします。 以上

A 回答 (3件)

tommy0313さん、こんばんは!



 本年もよろしくお願いします。

there were some documented cases of people having been cured.
の[having]についてお尋ねします。
(1)[having]は分詞構文ですか?

●分詞構文ではありません。分詞構文は副詞句として機能します。これは、having been curedを現在分詞に導かれる形容詞句と捉え、「癒された」→「人々」と修飾していると考えるのが本筋でしょう。

また先日申し上げたように、people had been cured という文の名詞化である people having been cured (人々が癒されたこと)と解釈してもそんなに悪くありません。

(2)関係代名詞を使って[..people who have been cured.]と置き換え可能ですか?

●とてもいい感覚ですね! people who had been cured と書き換えていいと思います。there were ... と前に過去形があり、それよりも前ですので、過去完了形 had been cured となります。

(3)「分詞を使って副詞節を句の形に圧縮したものを分詞構文という」と本には書いてありますが、当てはまらないようでもあり・・?
分詞構文の表す意味の、時/原因理由/付帯状況/動作や出来事の継起などどれに当てはまりますか?

●前述しましたように分詞構文ではありません。

(4)それとも関係代名詞は現在分詞で置き換え可能なのでしょうか?

●場合によりけりですが、できる場合があります。

できる例:He is the man who lives next to us. → ○He is the man living next to us.

できない例:He is the man who drinks 50 cups of coffee a day. → ×He is the man drinking 50 cups of coffee a day.

分詞構文は、文頭、文尾、文中、いずれも置かれることがあります。文中に置かれる場合は、ほとんどすべて、カンマで区切られています。

分詞構文は、副詞句ですので原則として動詞にかかります。したがって、和訳では連用形、ないし助詞の【て】を使って訳せることがほとんどです。

例)【分詞構文:Having lived in Paris for 27 years】, she can speak French as if she were a real Parisian.

訳:27年間パリに住んで来【て】、彼女はフランス語をまるで本物のパリジャンみたいに話せる。

ご質問の文章のhaving been curedが分詞構文なら、「癒され【て】」→「あった(=there were)」という修飾関係になるはずですが、この場合はどう考えても無理ですね。無理だな~、とピンと来るようになっていただければ、分詞構文の理解が進んだことを意味します。

 準動詞(to不定詞、動名詞、分詞)は英文法の基礎における碓氷峠みたいな難所です。1つ峰の先にまた峰があります。急がず、何度も何度も迷っては引き返しながら歩を運んで下さい。いつか抜けられますし、また抜けたときは、本当にカラリとした眺望が得られます。

 以上、ご参考になれば幸いです!
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この回答へのお礼

 ご回答有難うございました。今年もまた、ご迷惑をお掛け致しますが宜しく願い申し上げます。今回も一つ一つ大変丁寧にご説明いただき、感激して精読いたしました。分詞構文ではないこと、その理由/関係代名詞は現在分詞に置き換え可能だが、場合によること/自制の一致に注意すること/分詞構文の基礎的なことなど、とても勉強になりました。”覚えては忘れ”を繰り返していますが、確実に、理解度が進んでいる喜びを感じています。皆様のお陰です。楽しみの一つとして、英会話を続けます。今後とも宜しくお願い申し上げます。敬具

お礼日時:2009/01/05 11:32

分詞構文ではないということは,前の回答者の方がご説明されている通りです。



少し難しくなりますが,この having been cured は完了形の動名詞と考える方が正しいでしょう。

名詞を修飾する分詞は完了形になることはまれであることと,
cases of ~の後にくるのは,people という人より,「~すること」という事柄の方がふさわしいこと
の2点からです。

cases of ~ing で「~するという事例」
cases of having done で「~したという事例」
それに people という動名詞の意味上の主語がついて
cases of people having been cured
「人々が治癒されたという事例」
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この回答へのお礼

 いつもご回答いただき有難うございます。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。今回も大変勉強になりました。
質問の[having]は動名詞である。理由として次の2点を示されました。
(1)名詞を修飾する分詞は完了形になることはまれであることと,
(2)cases of ~の後にくるのは,people という人より,「~すること」という事柄の方がふさわしいこと。
 現在分詞は脳裏に過ぎりましたが、動名詞は考えませんでした。ご説明から納得しました。ただ知識不足で「peopleが意味上の主語」のところが理解できません。名詞の後に名詞句が続くのがよく解りません。またの機会に質問するかもしれません。その節は宜しくお願い申し上げます。皆様のお陰で少しづつ理解度が進み、嬉しく思っています。有難うございます。まずは御礼まで。
 

お礼日時:2009/01/05 11:55

1)having は現在分詞で people を修飾


2)よってpeople who had been cured と置き換え可能です。時制を考えると have より had のほうがマッチベター。
3)ここはその分詞構文と違って、関係節と同じように形容詞の働きをしています。したがってどれにも厳密には当てはまらないといえます。
おっしゃっている分詞構文は、またどこかで出てくるでしょうからそのときにでも。
4)そのとおりです!関係代名詞に置き換えるときは時制に注意ですね。
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この回答へのお礼

 いつもご回答いただき有難うございます。今回も大変勉強になりました。現在分詞で、関係代名詞と置き換え可能なこと、自制の一致が必要なことなど教えていただきました。英語が少しづつ解りやすくなっていく喜びを感じています。皆様のお陰です。今後とも宜しくお願い申し上げます。まずは御礼まで。

お礼日時:2009/01/05 11:15

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