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在来木造2階建ての建築を計画中です。1-2階間の遮音についてお伺いします。

2階床は根太レス工法ですので、音が伝わる経路としては2階床-1階天井までで

 2階床フローリング
 構造用合板
 空間
 1階天井石膏ボード+クロス

となります。大幅な遮音が無理なのは承知しておりますが、予算の許す中で出来得る限り遮音性能を高めたく以下の案を検討中です。下記の中ではどのような順番で効果が高いでしょうか? また、他に効果的な方法はありますでしょうか? お薦めなどあればお聞かせ願いたく存じます。

(1)2階床フローリング-構造用合板の間に遮音シート張り
   工務店見積もり 材料・工賃:\104,000

(2)2階床フローリング-構造用合板の間に石膏ボード(9.5mm厚)張り
   工務店見積もり 材料・工賃:\85,000

(3)1階天井裏にグラスウール(10K/50mm厚)敷き
   工務店見積もり 材料・工賃:\67,000

宜しくお願いします。

A 回答 (5件)

今日は cyoi-obakaです。



(1)>(2)≧(3)でしょうが、(2)と(3)は殆ど意味がない!!
と判断します。
(1)の遮音シートというのは、厚1.0mm程度のシートですか?
価格表示が記述されてますが、単位が判らないので判断できませんが、
仮に、厚1.0mm程度のシートだとすれば、それをフローリングと捨て合板の間に敷き込んでも役に立たないですよ。
床に敷き込むのでしたら、遮音マット(厚10~20mm程度)でないと直接衝撃の防振緩衝材にはならないので、音は透過してしまいます。
遮音シートを使用するなら、直接衝撃のかからない天井です。
つまり、床に遮音マット、天井に遮音シートが良いでしょう!
それに、予算的な余裕があれば防振吊り木を使用する。

しかし、あなたが仰っている通り、木造の場合の遮音(上下階)には限界があります。
どの程度で納得するか? ですね~。
ただ、効率の良い材料を的確に使用する事です!!!

以上、参考意見です。
 
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>(1)の遮音シートというのは、厚1.0mm程度のシートですか?
その通りかと思います。工務店見積もりでは
材料:10m巻き1.2mmを9本、単価\6,000で\54,000
工賃:\50,000
で合計\104,000となっています。

>床に敷き込むのでしたら、遮音マット(厚10~20mm程度)でないと
>直接衝撃の防振緩衝材にはならないので、音は透過してしまいます。
う~ん、そうなんですか・・・。あまり効き目が無いようですと困ってしまいますね。石膏ボードが遮音マット代わりにはならないのでしょうか?
工務店さんはこういうことを言っていると思います。
http://www.seiwa-kensetsu.co.jp/product/technica …

これもメーカー受け売りですが、構造用合板の上に石膏ボードを敷きこむと効果があるようです。
http://www.yoshino-gypsum.com/pdf/report/report2 …

>予算的な余裕があれば防振吊り木を使用する。
残念ながらここまでの予算はありません。先にあげた3つでも厳しいくらいです。ですので3つのうち効果の高いもの1つまたは2つを採用したいと思っております(もしくは他の方法で効果が高いもの)。

お礼日時:2009/02/12 18:24

付加的に材料追加するより床を厚くされては?


板が厚くなれば遮音性能はアップします。

一般的な構造用合板の24mm仕様だったら28mmにする。
フローリング自体を厚くする。



また、複数の友人宅をたずねたところ樹脂で固めたフローリングよりも無垢のフローリングの方が騒音が少ないように感じました。
子供が2階ではねまくったときの音が少し控えめな感じになるようです。
フローリングを無垢の柔らかめのものにすると良いのではないでしょうか?


いずれも個人的な感想です。
根太レスでしたらそれだけで大分静かになるとは思いますが、気になるようでしたら予算の範囲で検討してみてください。
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この回答へのお礼

皆様、ご回答ありがとうございました。
纏めてこちらにお礼させていただきます。

結論から言うと、工務店と相談の上、(1)と(2)を実施することにしました。どういう結果になるか? それは完成してからのお楽しみですね。

お礼日時:2009/02/17 17:52

No.1です。



>10K/50mmでは薄すぎとは思いますが、上記のように16K/100mmにしても効果は薄いでしょうか?

音の伝わり方には2種類のメカニズムがあるのはご承知ですね。

一方は空気を介する空気伝播音で、建物内では人の話し声やテレビの音などが主な発生源です。
確かに空気伝搬音は遮音材(音を出来るだけ反射させて通過を遮る物質)によって軽減され、その効果は遮音材となる物質の重量と厚みが影響します。
単純計算でグラスウールを敷き詰めた天井材への面重量は、 10K/50mm の 場合で0.5kg/m2、同じく16K/100mm では 1.6kg/m2 ですから、後者の方が重量で3倍以上、厚みで2倍となり遮音効果高いと言えるでしょう。
但し、これはあくまでグラスウール同士での比較であって、元々それ自体が遮音を目的に造られた素材では無い訳ですし、同じ断熱材でもロックウールの方が体積当たりの重量は重い訳ですから、遮音性としてはより適当かもしれません。
もっと極端に云えば、1階天井材裏に隙間無く敷きつめられる物ならば、分厚ければ分厚い物ほど、重ければ重い物ほど遮音効果は高くなります。

音の伝わるもう1種類のメカニズムは、床や壁などの振動を介する固体伝播音ですが、先述の遮音材にはこれを軽減する効果が殆どありません。
実は建物内で不快に感じる音の殆ど(人の歩く足音や振動、トイレの排水音など)は、固体伝播音に起因するものなのです。

木造住宅で固体伝播音を軽減するには。。。
(1)躯体自体(梁、柱など)を太く重くする
(2)2階の床剛性を強くする
(3)浮き床など特殊な工法を用いる
(4)防振吊り木など特殊な部材を用いる
これら以外には特に効果的な方法は無いと考えます。
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cyoi-obakaです。



床の場合は、壁の遮音より難しいです。
床の場合で、最も気に成るのは、低音衝撃です。
つまり、低周波数の衝撃音(歩行音や跳ねる音等)は硬い素材による遮音はあまり効果が無いのです。
こういう種類の音対策は、柔らかい材料による緩衝材(音波の吸収)が有効なのです。

あなたの提示した吉野石膏のレポートでも、石膏ボード+緩衝材を用いているでしょう!
これは、遮音する音の周波数領域を広げるために行ってます。
石膏ボードだけで、床の遮音が良好に出来るのであれば、あえてこのタイプを設定する必要はない訳ですからネ!
石膏ボードは、防火性には優れてますから、上下階の防火区画のために採用されてます。
床の遮音に関しては、無いよりは有った方がマシ!程度です。

以上ですが、予算も限りが有ります。
充分検討して、あなたが納得する工事を行う!! これ以外ありません。
ステキな建物が完成します事、お祈り致します。
 
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この回答へのお礼

再びご回答頂きましてありがとうございます。

>床の場合で、最も気に成るのは、低音衝撃です。
そうなんですよね。
「ドスン」と飛び跳ねたような時は下に聞こえてもしょうがないと割り切りますが、大人が普通に歩いて、一階から「あっ、今あそこを歩いているな」と判ってしまうような遮音性では困ってしまうと思っています。なんとか、このレベル以上の遮音性を確保したいのですが・・・。

>石膏ボードだけで、床の遮音が良好に出来るのであれば、あえてこのタイプを設定する必要はない訳ですからネ!
なるほど! その通りですね。
>充分検討して、あなたが納得する工事を行う!! これ以外ありません。
遮音シート+石膏ボードでなんとかならないかな~、と思い始めてきました。

お礼日時:2009/02/12 19:45

先ず残念ながら(3)については全く意味がない対処法です。


グラスウールが防音材代わりとなる条件は、狭い空間の中にギュウギュウと詰め込む様な場合に限ります。
ですので、余ったグラスウールを屋内の配管スペース(2階トイレの下水管まわり)に詰め込むと、いくらかの防音効果は発揮されます。

足音や建具の開閉によって2階で発生する衝突音は、構造材を伝い1階の天井が振動する事で階下に伝わるので、1階天井と2階床が構造的に繋がっている限り、音を抑えることは出来ません。

(1)で書かれた "遮音シート" なるものに振動を殺す制震性があるのなら効果は期待されますが、制震シートはとても高価な物なので(2階の床面積が判りませんが)材工費 \104,000 では収まらない気がします。

(2)の石膏ボードも同様に制震性は期待出来ないと思います。

以上の理由で "どれも根本的な対処法にはならない" というのが、私の意見です。

根本的な解決策は2階床への衝撃自体を緩和すること(例えばカーペットを敷く)などしか無いと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

(3)についてですが、メーカー資料なので鵜呑みにはできませんが、下記にて16K/100mmのグラスウールを1階天井裏に敷いて軽量衝撃音-8dBとの資料があります。
http://www.mag.co.jp/pro/sound/otokankyo.pdf

工務店提案の10K/50mmでは薄すぎとは思いますが、上記のように16K/100mmにしても効果は薄いでしょうか?
(3)の見積もりの内訳は材料\17,000、工賃\50,000なのでグラスウールを10K/50mmから16K/100mmに変更してもコストはさほどあがらないと考えます。

お礼日時:2009/02/12 17:41

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