プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

当方、念願のマイホームマンション購入を検討しております。
しかし、説明や説明書を読んでも素人でさっぱり理解できません。
一生に一度の高い買い物です。良い物件なら買いたいのですが、色々と気になる点が有ります。
そこで質問なのですが、狙い物件は■床スラブ厚250mmの中空スラブで、モルタル材の上に柔らかいようなフローリング13mm(LL-45等級)です。床スラブの中にパイプを入れて軽量化しパイプとパイプの間の部分が梁となり、梁が並んでいる状態となって、床の剛性が向上。それにより天井の小梁が不要となり天井面がすっきりした伸びやかで開放的な生活空間が実現とあります。■戸境壁は、コンクリート180mmにビニールクロス貼りです。■上下階及び隣室との遮音性はどんなものになるのでしょうか?
■排水管も居室に面するパイプスペースは、プラスターボードで二重に囲み、さらに排水管はグラスウールと遮音シートを巻いて遮音性を高めているとなっていますが、遮音性はあるのでしょうか?
また、■柱構造は帯筋は主筋を強固に拘束する溶接閉鎖型を採用で、コンクリートの中性化による腐食を制御するため、コンクリートのかぶり厚を40mm以上確保し耐久性を高めていますと有りますが、それほど良いものなのでしょうか?■杭基礎は、杭径約0.4m~0.8mの杭を地中深く支持地盤に打ち込む杭基礎を採用。約8m~32mの杭を支持層に根入れし地盤と基礎、建物をしっかりとつなぎとめています。■アウトポール設計■シックハウス対策は、F☆☆☆です。■住宅性能評価は、(1)設計住宅性能評価書(2)建設住宅性能評価書(完成時に習得予定)■フルフラット設計■24時間換気機能付きガス温水浴室暖房乾燥機を採用し常時微風運転することにより各居室の給気口から新鮮な空気を室内に取り入れる■浄活水システムで住戸内の水が全て綺麗■ 以上の内容ですが、良い物件なのでしょうか?素人に解りやすく良い点、悪い点をお教え下さい。営業マンの話では信用できません。建築のプロにお聞きしたいです。よろしくお願いします。
建築は東海興業。

A 回答 (3件)

A No1です。



PB(石膏ボード)の上に、ビニルクロスを張るということです。
ごく一般的な内部の壁です。
ただ、コンクリート面に直接クロスを張るとなると、耐久性が心配ですね。(数年で剥がれてくると思います)


おそらく、普通の住宅やマンションでは、F☆☆☆☆の建築材料なので、よほど過敏体質じゃなければ、アレルギー症状は大丈夫だと思います。

詳しく数的なデータは持ってないので分かりませんが、
F☆☆☆☆でも、発散することにはするので、
ホルムアルデヒド等が全く含まない材料もあることにはありますが、それのみで建物を建てることはかなり難しいでしょう。

お答えが遅くなって申し訳ありません。
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壁の厚さ180センチでクロスが直貼りの場合だいたいD-50ぐらいと推定できます。

最近の分譲では標準的な仕様(建築学会の水晶知日買い物)だと思います。
なお、直貼りの方が遮音性能上よいことがあります。
ボードがあるとコンクリートとボードの間で反響して遮音性が低下することがあるからです。
ただし、吸音性は悪いので一度内部に入った音が響きやすい場合があります(たとえば、窓から入った車の音が反響するなど)。

中空スラブの場合中空部分で反響して大きくなることも考えられますので、250のうちどれくらい中空部分があるかとその形状にもよりますが、LL-45~40程度ではないかと思います。
重量衝撃音(足音や子供の飛び跳ねなどの音)の遮音性能はやや低い可能性がありますね。
ただしモルタルの厚さによってはもっとよくなっているかもしれません。

なお、中空スラブにしているのはうたい文句のすっきりした空間の他、重量を低減するという意味合いもあると思います。250センチ程度なら中空にしない方が遮音性から考えるとメリットが高い場合が多いので、遮音性よりも構造・コストを重視しているようにも思います。

LLとは軽量衝撃音の遮音性能を示します。軽量衝撃音の代表はスプーンのようなものを落としたときやいすを引きずる際に発生する音です。

重量衝撃音は床の構造で決まってしまいますが、軽量衝撃音は床の仕上げによるところが大きいものです。LL-45仕様と言うことは上から2番目(1番目の性能を出すのはかなり難しいですが)の性能の製品を使っていると言うことです。施工が正しくされれば、それなりの遮音性があるものと思います。

ちなみに直貼りは下手な2重床よりはよいことが多いです。

特別遮音性が高いとは思われませんが、遮音性がよいといって販売されている物件の標準に近い仕様だと思います。

ちなみに住宅性能評価には遮音性がありますが、これはオプション扱いなので、よほどのことがない場合住宅性能評価に遮音性能はつけません(設計上の目標が施工上の問題で発揮しないことがあるので)。
逆に遮音性能まで住宅性能評価をとっている物件ならかなり信頼性は高いです。

溶接閉鎖型は手間がかかるので、この点は手間をかけて施工していると言うことに思われます。

かぶり厚40は外部に面する部分なら普通と思います。

全体的な感想としては、他の物件よりきわめてよい物件と言うほどではなく、かなり標準的な仕様と思いますが、世間一般ではよい仕様といって販売されているもののように思います。
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この回答へのお礼

詳しいご返答を有難う御座います。
素人でも非常に解りやすく細かく、ご説明を頂き有難う御座います。
マンション販売員は、専門用語を持ち出して常に良い材料を使っていますばかりを連呼するので信用なりませんでした。
semi-zzzさんのご回答で、まあ普通の標準クラスには達しているということのように理解しました。
特別良い物件では無いよですが、購入を検討してみようと思います。
もし、他に気にしなくてはならない部分等が有れば色々とご指南頂ければ有難いです。管理組合とか他のことでも結構です。当方、1歳半の子供と年長の幼稚園児もかかえております。
一生を左右する高い買い物だけに慎重になっております。
宜しくお願いします。

お礼日時:2007/05/08 23:23

普通に売る物と考えて…特に問題は無いと思います。

(言い切れませんが…)

■中空スラブ=ヴォイドスラブ:梁が出てこない。室内はスッキリ。
■直張りの柔らかいフローリング:歩いた感触は柔らかい感じ。重量物を落としたら響くと思います。個人的には床組みした方が好き。
おそらく直張りはコスト削減でしょう。
■戸境壁:コンクリートにクロス直張りなら…数年したらクロス剥がれるかも。おそらくPB+クロスだと思います。

一番気になったのが…
■シックハウス対策は、F☆☆☆
F☆☆☆の材料だと使用面積に制限があったような、無かったような…
ちなみにF☆☆☆☆(フォースター)だと、使用面積の規制対象外だったと思います。

…というか、おそらくF☆☆☆☆の間違いではないでしょうか?
ほとんどの材料は、F☆☆☆☆で間違いありません。
F☆☆☆使用した場合でも法的にクリアできますので、安心していいと思います。

なお、F☆☆☆☆の材料使用で、法的に問題なしでも、室内を計測してみると基準以上の数値が出たという事も話題になったりしています。


補足として…新車のホルムアルデヒド発散量は新築住宅の10倍以上…


あくまでアドバイスですので…鵜呑みにせず、じっくりご考慮下さい。
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この回答へのお礼

早々の、ご回答有難う御座います。
シックハウス対策は、おっしゃる通りF☆☆☆☆でした。
『ホルムアルデヒド放散量が少ないF☆☆☆☆の建材を採用。壁紙に使用されている接着剤はノンホルマリンとし、クロス材や建具、フローリング材などすべてを低ホルムアルデヒド仕様としています。』と有ります。F☆☆☆☆は、ホルムアルデヒド放出量0.3mg/リットル以下と書いて有りました。
当方、1歳半の子供もおりシックハウスも気になる部分でした。
ご指摘、有難う御座いました。
PB+クロスの部分の意味が解らないのですが、問題有りでしょうか?
また、色々と気にしなくてはならない部分をお教え頂ければ幸いです。
有難う御座いました。

お礼日時:2007/05/08 23:10

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