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最近、マイクをケーブルにつないでセットしてからファンタム電源を入れる、
そうしないと高い頻度で壊れる、という情報を得たのですが、
私は今までそんなことつゆ知らず、多くの場合最後にマイクをつなげて、
マイクのスイッチを入れたりしていました。
マイクのスイッチも入った状態でつないだことだってあると思います。
それもごく初期の頃から。

コンデンサーマイクで録音しているのに、
どことなく実際よりも音が重い感じ(振動が荒い感じ?)がするのですが、
これって壊れているのでしょうか?
抜けが悪いって言うか臨場感が遠いっていうか・・・
(ボーカル録音)

A 回答 (6件)

うーん…


私のレベルでは、やっばり、そのコンデンサマイクがどんなもんかがわかんないと、あんまり短絡的には言いづらいですね。

ずばり、コンデンサマイクの種類によっては「そんなもん全く関係ない」ってのもあるし、電源の投入タイミング以前にファンタムの電圧が合ってない(これ、アマチュアシーンでは意外と多いです)事の方が原因だったりもする。

まぁ「あんまり詳しすぎる情報は難しくて混乱するだけなので。」ということは、わかんないでもないですが…

ただ、一般論としては「電源投入タイミングは守りましょう」ということは
「確かにそれが原因で痛むコンデンサマイクがあるので、いつ何時そういうコンデンサマイクを扱うことになっても間違いがないように」
という、、『身体で覚える「躾」の問題』として重要…ってことなんです。

なので、質問者の方の疑問点である
「今の不調の原因として考えられるかどうか」
という原因究明の観点だと、逆に「電源投入タイミングごときは、全く不調の原因にはならない」タイプのコンデンサマイクもあるので、私のレベルでは具体的なマイクの種類に拘らないと答えきれないんですよ。

まぁこんな話だけじゃ「そんなこと聞きたいんじゃない」と怒られるだけと思うので、ごく基本的な事柄だけちょっと書き足します。

・コンデンサマイク全般での「マイクケーブル繋いでから電源を入れろ」という『躾』の最も重要な目的は、電源投入時のポップノイズを防ぐためである。
→このポップノイズは、マイクによっては結構ド派手なので、どっちかというとマイクよりミキサー、アンプ、スピーカ保護のために鉄則とされる、

・真空管内蔵型のコンデンサマイクでは、正しい手順で電源投入しないとヤバイ機種が多い。
→そういうマイクは、取扱説明書に「これでもか!」というくらいくどく禁止事項が書いてあるのが普通。

・エレクトレットコンデンサマイクは、最近のものならほとんどは「正しい供給電圧でありさえすれば、いきなりの電源投入自体で壊れたり不調になる構造ではない。
→マイクから見たら、ケーブル接続後に通電しようが、接続した瞬間に通電されようが、いきなり電圧が掛かってくることに変わりはないので、その程度で壊れるような設計にはなってないということです。ただし例外はあります。

で、ここが私が気になって気になって仕方ない点ですが、
・48Vファンタム仕様のコンデンサマイクでは、マイク側に電源投入スイッチが付いている機種は極めて少ない。
→10万円前後以上する高級マイクでは、確かに内部がデリケートなので「①ケーブル接続、②機器側ファンタムON…の後に③マイク側スイッチON」しないと壊れるかも…なものがあります。マイク側で急な電圧を緩衝して内部を保護する機構があるから。

しかし、そういうマイクはめちゃ高価なので、質問者の方がそういうマイクを使っているのかどうか…をはっきり知りたかったんです。

2~3万円くらいまでのマイクで、マイク側にスイッチが付いている機種というのは、「内蔵電池駆動兼用」で、電池使用時の電源スイッチとして設けられているケースがほとんどです。
で、2~3万円くらいまでのコンデンサマイクなら、最近のものならまずはエレクトレット型なので、上に書いたとおり電源投入タイミングだけが原因で故障・不調か発生することはほとんど無いと思います。

むしろ、電池駆動が可能なタイプのマイクでは、ファンタム電源の電圧に制限があって、48Vのファンタム機器の場合はファンタムオフにして電池で動かしてくれ…と注釈が付いている機種の方が(そんなに多くはないが)機種数的には多いくらいです。
もしそういうコンデンサマイクだったら、48Vを投入すると寿命が縮んだり不具合が発生したりは有り得ます(そういうマイクもそんなに種類は多くはないので、型式がわかれば調べられるとは思いますが)。

個人的に、最近身近で良く聞くトラブルで一番多いのは、業務仕様ではない「プラグインパワー式」のコンデンサマイク(通常、3.5mmミニプラグ)を、プラグパワーとファンタム電源を混同して、変換プラグ使ってファンタム48V機器(XLR端子)に繋いで壊してしまうケースです。これは、せいぜい3~5Vを想定したマイクに48Vも掛けるわけですから、壊れない方が不思議です。

・・・と、現時点で考えつくのはこれくらいですね。

で、結局マイク次第なわけですが、電源絡みの故障なら、大抵は音が出ないか「使用中ずっとノイズが乗る」という症状の方が多いことは多いです。
まぁ「音質が悪くなる(高域がおかしくなる)」的な症状も有り得ることは有り得ますが、その症状の場合は、電源以外の要因…保管の悪さ、衝撃、内部回路の劣化、内部結露、ダイヤフラムの異常等…といった、電源だけが原因にはなり得ない要因の方が多いことは多いですけどね。

この回答への補足

あ、マイクにはバッテリー9Vと書いてありましたが、
ファンタム電源は48Vでした。
ノイズはよく入ります。おさまっている時もあります。
ポップノイズもよく入り、遠いところから歌うとおさまります。
電池で使えばいいのならそれでやります。

補足日時:2010/02/16 18:57
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この回答へのお礼

電源の入れ方で壊れてないんですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/02/16 18:54

…これ書いたら、質問者の方、気分を害されるかもしんないが…



えと、私の言う「かーなり高価なマイクや機材」の場合は、すいませんが「マイク1本=50ccバイク1台」が目安です。
もちろん私も自分ではそんなマイク持ってません。そんなマイク使うのは、マイク貸してくれるスタジオをレンタルした時くらいです。

マイク以外の機材の方は、50ccバイク3台分くらいが目安です。
もちろん私も…以下同文…

そういう機材だったら、完全防音のスタジオじゃないと扱いきれないです(^^ゞ
なので、買うよりスタジオレンタルする方が効率がよい場合が多いです。

それくらいだったら、CDを遙かに超える生音は、簡単に手に入るんですけどね…

ということで、どうも私の回答能力の範疇を完全に超えてしまったようです。長々とすいませんでした。
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この回答へのお礼

ご丁寧にありがとうございました。

お礼日時:2010/02/16 23:54

なるほど、それじゃまぁ、ありがちだと思われる注意点だけダラダラ書いてみますので、「それはない」は読み飛ばして、「あるかな?」が有ればお試しを…って感じで。



>ポップノイズは「ふ」の音が歪んで入る感じです。
>ただの吹き込み音とは違います。音は「ザッ!」です。

最初から音の感じが変だった…ってことなので、多分的は外してると思いますが、絶対に吹き込みじゃないのだったら、ダイヤフラムの調子がちとおかしいパターンはあります。
仮にこのパターンだったら…の仮定では、一番ありがちなのが、落としたり衝撃を与えたことあったり、あと今の時期なら内部の結露、埃の混入…ですね。
このうち有り得るのは結露くらいか。これは「ザっ」が有り得るので。

>設定はノーマルレイテンシーで、録音の音量は50%くらいで、
>インターフェースの録音の音量は60%くらいですね。
>この辺をいじっても音質そのものはあまり変わらないようです。
>あと「CDの音質」です。

なんとなく使用ソフトが見えてくるようですが…書きますまい。

「CDの音質」より上の音質設定?があるなら、上の設定にして、もうちょいレベル上げる方が良い事は良いんですけどね。

上の音質設定がないなら、上の音質設定があるソフトに乗り換えるのも手ではあります。
今の音質設定だと、レベルいじっても変化がわかりづらいという可能性はある。一般的なインターフェースとソフトの想定で考えると、50%60%ではレベルは低いという判断になります。
そのレベルだと、私が想定できる範囲のコンデンサマイクでは少し高域が詰まった音になりやすいです。
私の「妄想の範囲」では、質問者の方が言う「レコードみたいなくもりというか」に近いイメージです。

>ノイズはザーッとした音で、声もざらつき、
>インターフェースのつまみをいじったり、電源を入れなおしたり、
>つなぎなおしたりすると直ります。
>相性が悪いんでしょうかね。

まぁ、そのケースでは一般的にはケーブルを真っ先に疑うんですが、そこは大丈夫なんだろうと…

機器側のファンタムの調子が悪いというのは有り得ます。
電池駆動でそういうトラブルが無くなれば、今後電池メインでやる方が良いかも。

電池でも同じ症状が頻発するようだったら、ケーブルかインターフェースを疑うべきとは言えます。

>ただ編集でデータを2つ重ねたりするとリアルさが増して、
>先生も「こんなもんかな」みたいな感じになったのですが、

というのは、声の良し悪し論はさておいて、マイクが歌い手の「声の芯」を上手く取り切れてない時の典型的な症状ではある。
これは、声質とマイクの相性、機材側ソフト側のレベル調整不足、マイクの角度と距離が(その歌い手さんにとって)最適ではない…というのが原因の「場合が多い」です。

相性は何とも言えませんが、マイクの距離角度と録音レベルはなかなか深い相関関係があるので、まだ研究の余地はあるかもしれません。

あとは、録音結果でどうにも足らずの帯域があるのが明白なら、録音時にソフト上でよいから少しコンプレッサを掛けて、足らずの帯域をイコライザで持ち上げて録る…というのは、「ごく当たり前のテクニック」と思って良いです。

コンデンサなら生声がそのまま録れると思われがちですが、マイクが感じる「正確な声」と実際に現場で耳で聞こえる「生声」には、実は結構乖離があります。
コンデンサマイクはナチュラル指向で何も手を加えず録る…というのは、かーなり高価なマイクや機材を持ってる人も話で、私のような貧乏宅録屋では「聞いたままの声に積極的に近づける」という操作も、ごく通常の録音テクニックのうちですね。

と、まぁこんなとこで(^^ゞ
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この回答へのお礼

やっぱり複雑で正解にたどりつくのが困難のようなので、
「かーなり高価なマイクや機材」にします。原付を買うぐらいの気持ちで。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/02/16 22:29

うーん・・・マイクの型式教えて貰えないかなぁ(^^ゞ


型式さえわかれば、危ないマイクかそうでないか確認もできるんだけど・・・

9Vだったら、RODE NT3かRODE M3だったらいいんだけどな。
まさか、SONY C-38じゃないと思うが・・・

と、やきもきしてるわけですが(^^ゞ

まぁ、もしRODE NT3かRODE M3だとしたら・・・ですけど、電源投入タイミングだけが原因ではそうそうはおかしくはならないです。なんせ私がしょっちゅうミスってる(あかんがな(^^ゞ)
まぁ心配だったら、ファンタム切って電池駆動でもちゃんと動くしね。

ただ、

>ノイズはよく入ります。おさまっている時もあります。

てのは、まぁ文字で表わすのは難しい話ですが、どんなノイズか気になるところ。
部屋の中のノイズ拾ってるケースが大半なので、それなら良いんですけど、ファンタム機器側から来るノイズかもしれないし・・・

それと、

>ポップノイズもよく入り、遠いところから歌うとおさまります。

そのポップノイズは、歌ってる時のボコボコ言うノイズですよね?
用語としてはそれもポップノイズなので間違っちゃいませんが、それは強いていったら「息吹き込み音」です。
そいつは、程度の問題ですが場合によったらかなりコンデンサマイクの内部構造痛めます。
息の吹き込みが強すぎ/多すぎ・・・が原因で、音質が落ちてしまうというのは、かなりありがちです。

ちなみに、私が今まで言ってきた「電源投入時のポップノイズ」(これも用語的にはポップノイズ)は、それこそファンタムがオンの状態でマイクをいきなり繋いだ時に「ボッ」とか「ブツッ」と言うノイズです。これは、マイクよりもマイク繋いでる機材側が痛む元なので厳禁とされているわけです。

>ボイトレの先生に生声と比較してもらったのですが、
>間違いなく生声とは違うことを確認したのです

こいつは、マイクが正常で「息の吹き込みが起きないくらいの距離で歌った」場合であれば、録音機器側の設定の問題だと思うんですけど、マイクの型式とともにどういう機器で録音されてるかの情報もないので、アドバイスしづらいですねぇ。
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この回答へのお礼

ポップノイズは「ふ」の音が歪んで入る感じです。
ただの吹き込み音とは違います。音は「ザッ!」です。
「ふ」だから紛らわしいですが、これは絶対の自信の元に言えます。
でもネット上の書き込みで正確なことが伝わるのか疑問です。

設定はノーマルレイテンシーで、録音の音量は50%くらいで、
インターフェースの録音の音量は60%くらいですね。
この辺をいじっても音質そのものはあまり変わらないようです。
あと「CDの音質」です。

ノイズはザーッとした音で、声もざらつき、
インターフェースのつまみをいじったり、電源を入れなおしたり、
つなぎなおしたりすると直ります。
相性が悪いんでしょうかね。

レコードみたいなくもりというか、
いまいちなこの感じが正常な状態なんでしょうね。
複数の機材を試して比較した方がいいかも知れません。
機種の特定はご勘弁ください。
聴いてもいないのに声が悪いなどと言われてはたまりませんので。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/02/16 21:04

はじめまして♪



コンデンサーマイクの電源扱いで、壊れる可能性は否定出来ません。
でも 私のような素人が利用するような製品では、ご質問者様のような状況は聴いた事が無いので、たぶん まだ壊れていないと思いますよ。(あくまで 憶測ですけれどね。)

音の感じについては 購入当初はもっと良かったとかでしょうか? それとも、、、、

実際の製品により多少違いますが、一般的にダイナミックマイクよりデリケートなので取り扱いや保管は大切です。
衝撃や高温多湿、マイクに域を吹きかけるなどはタブーですからね。

もうひとつ、電源なのですが、利用可能電圧の範囲であっても、基準内の高い方の電圧で使う方が実力を引き出しやすくなります。
また、同じ電圧の場合でも、ポータブル機のバッテリーやインターフェースから供給する場合と、ミキサー等を介して供給する場合で違いが出てくる場合も有ります。(最も マイク入力アンプも違うので、音質の差が電源由来かどうかは微妙ですけれどね。)

ご利用中の製品で、参考になりましたら 幸いです。
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この回答へのお礼

説明書には48Vファンタム電源を使用するとあり、ファンタム電源は48Vでした。
音の感じは最初から変わりませんね。
でもどことなく、CDよりもレコードから聴こえてくるような重い感じがするんです。
ボイトレの先生に生声と比較してもらったのですが、
間違いなく生声とは違うことを確認したのです
(この辺はネットの書き込みだけでは確かめられない部分です)。
ただ編集でデータを2つ重ねたりするとリアルさが増して、
先生も「こんなもんかな」みたいな感じになったのですが、
先生は機械には疎いですし、まだ納得できないんです。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/02/16 19:17

コンデンサーマイクは何をお使いで?


また、ついでに繋いでいる機器もわかれば…

もっとも、その情報だけで故障かどうか判定できる自信はないですが、これだけ何も情報が無いと、予測どころか妄想すらできませんので。

この回答への補足

この間違った方法によって壊れるということが、どういう症状を指しているのか知りたいです。
とにかくコンデンサーマイクを使うときの基本中の基本と書いてあったので、
どんなコンデンサーマイクでも同じようにおかしくなるんじゃないでしょうか。
症状が複数ある場合、質問の状態は症状として考えられるかどうかだけでもいいです。
あんまり詳しすぎる情報は難しくて混乱するだけなので。

補足日時:2010/02/16 07:23
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2010/02/16 07:35

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