アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

決算修正仕訳で切手の棚卸を例に質問します。

例えば@80円の切手が200枚期末に残っていたとします。
この場合

(1) 貯蔵品15,238|通信費15,238

(2) 貯蔵品 16,000|通信費   15,238
              |仮払消費税 762

税法的に(1)or(2)どちらが正しいのでしょうか? 
因みに、今勤務している会社は(1)で処理しています。
しかし、(1)の仕訳では仮払消費税が762円過大に
計上されたまま確定消費税を計算する事にはならないのでしょうか?


また参考になる税務通達等あれば教えて下さい。

A 回答 (4件)

郵便切手等に係る消費税の経理処理については、使用時に消費税を計上することを原則としながら、購入時に消費税を計上することも認められていますので、次の仕訳例を参考にしてください。


なお、経理処理については、税込経理と税抜経理方式がありますが、税抜き経理方式により仕訳を行っています。

★使用時に消費税を計上する方法(実務ではほとんど行いません)
---購入時---
(借)郵便切手あるいは貯蔵品 24,000 (貸)現金 24,000

---使用時---
(借)通信費 7,620 (貸)郵便切手あるいは貯蔵品 8,000
(借)仮払消費税 380

---決算時---
貯蔵品として16,000残っていますが、仕訳は行いません。


★購入時に消費税を計上する方法(実務で行っている)
---購入時---
(借)通信費 22,858 (貸)現金 24,000
(借)仮払消費税 1,142

---使用時---
仕訳は行いません。

---決算時---
郵便切手として16,000残っていましたので、貯蔵品に振り替えます。
(借)貯蔵品 16,000 (貸)通信費 15,238
          (貸)仮払消費税 762

★重要
経理ソフトによっては、期中に税込経理(仮払消費税は計上しない)を行って、月末等に自動的に税抜処理(仮払消費税を計上する)を行うものなどがありますので、使用ソフトのマニュアルを良く確認してください。
    • good
    • 3
この回答へのお礼

ありがとうございました。
大変参考になりました。

因みに今回の中間決算で私の上司が起こした仕訳は
切手購入時は(実務で行っている)方の仕訳を行っているにも
係らず、棚卸で残った切手を貯蔵品に振替えた仕訳は
本体価格のみ(15,238円)で消費税(762)までは貯蔵品に振替えて
いません。しかも税抜経理をしているにも関わらずです。
間違えを指摘してあげた方が良いのですかね?

お礼日時:2011/10/12 20:43

(2) 貯蔵品 16,000|通信費   15,238


              |仮払消費税 762

そもそも切手を買う行為は、商品券を買うのと同じで「非課税」です。
切手や商品券は、使用するときに初めて課税されるのです。
http://www.nta.go.jp/taxanswer/shohi/6201.htm

【貯蔵品 16,000円/切手 16,000円】
でないとおかしいです。

税金について詳しくは、国税庁の『タックスアンサー』をどうぞ。
http://www.nta.go.jp/taxanswer/index2.htm
    • good
    • 1
この回答へのお礼

ありがとうございます
大変参考になりました。

お礼日時:2011/10/12 20:44

質問の「(1)の仕訳では仮払消費税が762円過大に計上」の意味がわかりません。


固定資産を購入した場合でも税抜経理の場合には資産計上額は税抜金額なのであり、貯蔵品でも同じです。ただしそれは消費税が課税されるものに限ります。
郵送に使用する切手については購入時に税抜経理するか使用時に税抜経理するかの選択になりますが、購入時税抜経理を選択しているのなら、貯蔵品計上額も当然税抜きです。使用時税抜処理なら貯蔵品計上時ではまだ未使用なのですから当然税込金額になります。
    • good
    • 2

貯蔵品16,000/通信費16,000

    • good
    • 1

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

このQ&Aを見た人はこんなQ&Aも見ています


このQ&Aを見た人がよく見るQ&A