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「ましょうか」という表現は、丁寧でしょうか。
例えば、目上の人に、「傘、お貸ししましょうか。」と言ったら、なんだか失礼に聞こえるのですが、
どう思いますか。そして、失礼と思った方、どうしてでしょうか。
教えてください。

A 回答 (8件)

#1ですが、少し補足いたします。



「ましょう」は丁寧ではあるものの、勧誘の表現です。
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/208020/m1u/ …
つまり、自分が主導権を握る場合の表現ですから、多少は上から目線のニュアンスは含まれます。
しかし、それを気にすると、目上の人に対して勧誘という行為をしてはいけないことになってしまうでしょう。
「いたしましょうか」のように謙譲語2をまじえることで、主導権を握っている印象を薄めることができます。
お貸しいたしましょうか。
お伝えいたしましょうか。
ご連絡いたしましょうか。
お話しいたしましょうか。
お取りいたしましょうか。
どれも失礼な表現どころか、極めて敬意の高い勧誘表現です。
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「お貸しします」「お貸しいたします」の意味合いは、基本的にコメントNo.1のかたが書いているとおりです。


 さらに、「お貸し(いた)しましょうか」のように疑問形にするほうが敬度が高いとされています。こちらの意向を押し付けるのではなく、(場合によっては形だけでも)「相手の意向を尋ねる」ほうが丁寧だからです(詳細は後述)。
 では、なぜ質問者は「お貸ししましょうか」を失礼と感じるのでしょう。おそらく「いた」をつけて敬度を揚げても同様なので、省略します。
 これはまったく別の話になるかと。

 電車で席を譲る場合を考えてください。
「席をお譲りしましょうか」
 と訊く人はあまりいないと思います。
 席を立って「どうぞ(お座りください)」と言うだけで十分意図は伝わるでしょう。
 傘を貸す場合も同様で、「お貸ししましょうか」と訊くのではなくて、「よろしければお使いください」と傘を差し出すほうが感じがよいでしょう。

 ちょっと理屈っぽいことを書くと……これは当方の主観です。
「席をお譲りしましょうか」
「傘を、お貸ししましょうか」
 と訊くと、相手は「お譲りください」「お貸しください」とお願いすることになります。実際にはそんなことは口にはせず、せいぜい「お願いします」でしょうが。あるいは単に「ありがとうございます」かもしれません。
「どうぞ(お座りください)」
「よろしければお使いください」
 のほうが、相手が行為を受け入れやすくなります。
 別の言い方をするなら、わざわざ訊くと、好意をもったいぶっている印象です。
 質問者が「失礼」に感じるのはそのせいでは。

 ちなみに、「(よろしければ)傘をお使いになりますか」でもよいと思います(敬度は下がります)。
 その場合も「お使いになりませんか」と否定疑問形にするほうが敬度が高くなります。
 詳しくは少し前に回答した下記をご参照ください。
【なぜ、「走りませんか」のみでは、肯定の勧誘を意味するのですか?】
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/9007142.html
 以下は一部の抜粋(重言)。
==============引用開始
【引用部】
 〈相手に何か頼むとき、相手の意向を尋ねる形の表現のほうが、普通の依頼の表現よりも、相手を立てる(→丁寧な)表現となる〉ということもいえる。具体的には、相手に何らかの行為を求める場合には、「……してくれる(くださる)?」と尋ねるほうが「……してくれ」(ください)」とストレートに頼むよりも、あるいは「……してもらえる(いただける)?」と尋ねるほうが「……してほしいんだけど」と頼むよりも、概してやわらかい感じがする。また、自分が何かをしたいときには、「……していい?」と尋ねるほうが「……したいんだけど」と述べるよりも、やわらかいだろう。
(中略)
 さらに、〈意向を尋ねる形をとって頼む場合、否定疑問形のほうが肯定疑問形よりも丁寧な感じがする〉ということも、概していえそうである。「……してくれない?/くれませんか?」のほうが「……してくれる?/くれますか?」より、また「……してもらえない?/もらえませんか?」のほうが「……してもらえる?/もらえますか?」より、やわらかいであろう。
(中略)
 このことも含めてさらに一般的には、〈間接的・婉曲な述べ方のほうが直接的な述べ方よりもやわらかい(→丁寧な)印象を与える〉という傾向がある。「お早くお召し上がりください」より「お早めにお召し上がりください」のほうが丁寧に響くのもその例である。(P.82~84)
 ものすごく基本的なことだと思うけど、こういう記述をちゃんと読んだ記憶がない。今後の引用の都合もありそうなのでメモしておく。
==============引用終了
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個人的な感覚ですが、


「ましょうか」の部分ではなく
「貸す」という行為が上からに感じるのではないでしょか?
例えば「コーヒーはいつおもちしましょうか?」だと
持ってくるという行為なので上からに感じません。
「お貸し致しましょうか?」と言い換えても
貸しを一つ作ってやった感は否めません。
そうなると既にお答えが出ている通りで
他の言い回しの方がいいように思います。
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言葉自体は丁寧だと思います。


特に問題はないでしょう。

しかし言葉ではなく気持ちの問題で言えば、聞くよりも、いっそのこと勧める態度の方がいいと思います。
この場合だと
「雨が降ってきましたので、この傘をお使いください(傘を持ってまいります)」
です。

大衆食堂では「空いてる席にどうぞ」ですが、レストランでは「こちらのお席にどうぞ」です。
やはり好きな席を「選ぶ」のもいいですが、相手が「勧めてくれる」席の方がなんとなく気持ちいいですよね。
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丁寧な印象ということであれば


「傘、お貸ししましょうか。」
より
「傘、ご用意いたしましょうか?」
で これより
「傘のご用意がございますが、ご利用なされますか?」
のほうが 押し付け感が無いような気がするのですが・・・。

「試してみましょうか?」
これは私が 試してみる
「お試しになられますか?」
これだと 相手が試してみるになりますよね

なんとなく
しょうか? とつくと 自分主体な感じがするのは
私の印象です。
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形式的に一部だけ丁寧語を使った、というだけです。


「する」が相ふさわしい、敬語、または謙譲語で表現されて、初めてすんなり聞けます。
「する」ではなく「いたす」
丁寧はよく言われる、くそ丁寧もありますので注意が必要です。
丁寧語と敬語、謙譲語は全く別のものと思ったほうが・・・。
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確かに、流行の上から目線的に聞こえます、



押し付けがましいのでは?、

此処は矢張り「傘、お使いになられますか?(なりますか?)」の方がさらりとした感じで良い様に思います、
問われたほうも、「いいかな?、では遠慮なく」と会話が繋がりそうに思いますが、

「傘、お貸ししましょうか」では、個人的には「いや、いらない」と拒否をしそうです。
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「ましょうか」


丁寧の助動詞「ます」の未然形「ましょ」
推量の助動詞「う」
終助詞「か」
という構図です。
丁寧語は敬語の一分類なので、敬語として成り立っている表現です。

「お貸ししましょうか」
「お~する」は謙譲語1の一般形のひとつですから、これも敬語として成立している文です。
ただ、「お貸しいたしましょうか」と表現すると、一層敬意の度合いが高くなります。
「いたす」は「する」の謙譲語2で、聞き手に対して丁重な表現をする、という用法の敬語です。
「お貸しいたす」は、「お~する」という謙譲語1の形と「いたす」という謙譲語2が合体した特殊な形。(「謙譲語Ⅰ」兼「謙譲語Ⅱ」)
「お貸しする」という謙譲語1は、貸すという動作の向かう先に対する敬意。
「いたす」という謙譲語2は、聞き手に対する敬意。
「お貸しいたしましょうか」の場合、動作の向かう先と聞き手が同一人物なので敬意が重なり、そのため敬意の度合いも高くなるわけです。

「お貸ししましょうか」でも敬語なのですが、「お貸しいたしましょうか」という上位の敬語表現があるため、若干、敬意が弱いように感じられる可能性はあると思います。

文化審議会答申<敬語の指針>もご一読をお奨めいたします。
http://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/so …
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