学校の先生が「例えば、彼は走っています。とか、あれは楽しかったです。っていう文をは日本語の文法がむち

学校の先生が「例えば、彼は走っています。とか、あれは楽しかったです。っていう文をは日本語の文法がむちゃくちゃなんだよ。です、ますの前には名詞、形容詞？しかこないんだよ。」みたいな事を言ってました。そうだとすれば、そのような表現をする時にはどういう表現を使えば良いのでしょうか…訳がわかりませんでした。詳しい方、教えて下さい！

No.3 ベストアンサー 回答者： Syntactic_Structures 回答日時： 2018/02/17 10:26

先生が勘違いしているのか、言い間違えたのか、あなたが聞き違えたのか、よく分かりませんが。

まあ、元々をいえば、
・動詞＋ます
・名詞＋です
が本来です。


まず、「ます」の前には動詞しか来ません。
×太郎は学生ます。（名詞＋ます）
×花子は美しいます。（形容詞＋ます）

「ます」の語源は「まゐらす」で、そこから「まらする」などを経て、最終的に「ます」に落ち着きました。
で、「まゐらす」のときから補助動詞として、動詞の連用形についていました。

「げにいかならむと思ひまゐらする」（枕草子）
（（中宮のごようすは）本当にどうであろうと思い申し上げることだ）

「風呂にはただ一人（いちにん）居（ゐ）まらする」（伊曾保物語）
（風呂にはたったひとり入っています）

「この吉田屋の喜左衛門（きざゑもん）が着せまする小袖（こそで）」（近松・夕霧）
（この吉田屋の喜佐衛門がお着せ申しあげる小袖）

「木のきれはしなぞが、ちらかったりしてゐますが、」（鈴木三重吉・かたつむり）
「樹木の梢は、薄く色づいてゐます。」（永井荷風・畦道）
「僕は、まだこの海岸で、本を読んだり原稿を書いたりして　暮らしてゐます。」（芥川龍之介・書簡）

こういう文豪たちに、「おまえの日本語はおかしい」「言葉遣いがなってない」という勇気は私にはありません。




つぎに「です」ですが、これはもともとは名詞（体言）または体言相当の語句にしかつきませんでした。
「だ」の丁寧形といえばいいでしょうか。
○太郎は学生だ／学生です。（名詞＋です）
○これは私のだ。／私のです。（名詞化の「の」＋です）

で、問題は「形容詞＋です」の形。
「景色は美しいです。」
今ではこの言い方に違和感はないかもしれません。

しかし昔はこういう言い方はなかった。
昭和27年4月14日に国語審議会が提出した「これからの敬語（建議）」にはこうあります。


７　形容詞と「です」
　これまで久しく問題となっていた形容詞の結び方――たとえば，「大きいです」「小さいです」などは，平明・簡素な形として認めてよい。


つまり、「大きいです」「小さいです」という言い方を、これからは認めようじゃないか、ということです。
まあ、余計なお世話ですが、戦後まもなくのことで、お上にまだ権威がある一方で、民主化もしなければならないという時代です。


何が問題なのかと思われるかもしれません。
この問題は実に複雑で、
・「です」そのものが元々下品な言い方だった。
・「大きいです」「小さいです」はだめだが、終助詞をつけて「大きいですか」「小さいですね」なら、よかった。

これは面倒だから、もう全部認めちゃえ、という側面もあったのです。

ただ、今でもやはり「形容詞＋です」はぎこちないと感じる人が多いので、作文を書くときには避けてください。
勉強が楽しいです→楽しく勉強しています。
という言い換えがお勧めです。



ついでにいうと、「ますです」という重ね型もいけません。
△私も行きますです。

しかし、「ますでしょう」にすると突然問題なくなる。
○どうしていらっしゃますでしょう。
○さぞ困っていますでしょう。

ね、面倒くさいでしょ？

この回答へのお礼

｢です」が下品な言い方だったことや、｢形容詞＋です」が認められていなかった事を初めて知りました！ですと使いそうになった時は、ますを使った言い回しに変えようと思います！日本語って難しいですね。回答ありがとうございました！

お礼日時：2018/02/17 10:56

No.2 回答者： mm326 回答日時： 2018/02/17 10:13

>例えば、彼は走っています。

とか、あれは楽しかったです。っていう文をは日本語の文法がむちゃくちゃなんだよ。

そんなことはありません。
「彼は走っています。」 何も問題ありません。
「あれは楽しかったです。」 何も問題ありません。


>です、ますの前には名詞、形容詞？しかこないんだよ。

そんなことはありません。
「駅まで歩きます。」のように「ます」の前に動詞が来ることもあるし、
「ここは静かです。」のように「静か」という言葉が来ることもあります。
（その先生が「歩き」や「静か｣を、名詞や形容詞だというなら話は別ですが。）

この回答へのお礼

例文を使ってわかりやすく説明してくださり、ありがとうございますした！

お礼日時：2018/02/17 10:37

No.1 回答者： fxq11011 回答日時： 2018/02/17 10:10

動詞の活用形の記憶に。

未然形→ない、う、よう、せる、させる・・・・につながる、例、走る、の未然形、走ら・ない。
連用形→ます、たい、ながら、て、た、たり・・につながる、例、走る、の連用形、走り・ます。
名詞→箱・ます、形容詞→美し・ます、これのほうが、なんのこっちゃ。
＞みたいな事を言ってました
みたいなこと？って、○○みたいな、この表現、○○ではない、と言う意味でもあります。
詐欺師が使います、元本保証見たいなもんですわ、元本保証ではないから「みたいな」をつけます。
＞そのような表現をする時にはどういう表現を使えば良いのでしょうか
それよりも、あなたの理解が間違っている可能性のほうが大きいです。

この回答へのお礼

そうですね。私が間違っていました。日本語を勉強しようと思います。回答ありがとうございました！

お礼日時：2018/02/17 10:34