痔になりやすい生活習慣とは?

今日、バッハのトッカータとフーガのCDを買いました。
楽譜では、最初の所がラソラ--となっていますが、実際の演奏は
半音高く、シ♭ラ♭シ♭となっていました。

バロック時代は、半音低くは当たり前ですが、
何故パイプオルガンのピッチが半音も高くなっているのでしょうか?

A 回答 (2件)

現在、古楽器によるアンサンブルなどを聞くと、その大部分は半音低いピッチなので、


それが当時の標準だと思いがちですが、実はそういうことではありません。
ピッチ、つまり「標準音」の歴史について書くと長くなってしまいますが、
特にオルガンに関しては、もともと標準音は高かったという事情があります。
また、場所によって標準音の高さが違っていたのは、合わせる必要がないということではなく、
音高を正確に測る方法がなかったからです。

ルネッサンスからバロックへの移行期のドイツの重要な作曲家、オルガニストであるミヒャエル・プレトリウス(1571~1621)の時代では、
オルガンの標準音は、現在の標準A=440を基準にすると、最高でそれよりも2全音高いC#にまで至ります。
モンテヴェルディ時代の調律笛なども、C#のものが残っています。

16世紀の標準音は、現代の標準の4半音下から3半音上までという広範囲でのばらつきがあります。
ハ長調の楽譜であれば、最低で変イ長調、最高で変ホ長調で鳴ることになります。
18世紀半ばでも、±2半音の範囲でばらつきがあるので、
現在より全音低いピッチから全音高いピッチまであるということになります。
ツィンケという金管楽器のピッチは、16世紀から18世紀まで変わらず高く、
450~480Hzの範囲で、平均の465Hzでも、現在の標準の半音上に当たります。
19世紀半ばでも、±半音のばらつきがあります。
その場合、オーストリア、ドイツ、イタリア、オランダでは一般的に高めになる傾向が、
フランスやイギリスでは逆に低めになる傾向がありました。
音叉が発明されたのは1711年といわれ、これが十分広まるまでに100年ほどかかっているので、
それまでは、ピッチの確認自体が簡単ではなかったという事情があります。

標準音の統一は、音楽上の国際交流が進むにつれてその必要性が出てきます。
標準音が低い傾向にあったフランスでは、1788年に「パリ標準音」といわれる409Hzの合意がありましたが、
これは、フランスで特にピッチの低い木管楽器が新たに開発されたことに由来します。
しかし1858年、ナポレオン3世のもと、フランスのアカデミーが定めて法的に決められたのが435Hzです。
435Hzというのは、現代の標準とそれほど大きな差はなく、半音低く聞こえることはありません。
また、これより少し前、ドイツの音楽理論家、ヨハン・ハインリヒ・シャイプラー(1777~1837)が、
音高を測る装置を考案し、現代の標準と同じ440Hzを標準に定める提案をすでにしており、
1834年に開かれた、ドイツ自然科学・医学学会で承認されてもいます。
その後、1885年にウィーンで開かれた国際会議で、フランス周辺国以外でも435Hzが標準とされました。
なおこの時の決定には、気温15度の場合という条件が前提となっています。
日本語版ウィキペディアには、オーストリア政府が勧告したように書いてあり、
これは英語版の翻訳ですが、出典になっているのが小さな音楽辞典で、
本格的な音楽百科では、あくまでも「国際会議がウィーンで開かれて決められた」となっています。

1896年には、ロンドン・フィルハーモニー協会とアメリカが439 Hzを採用、
1917年には、アメリカ音楽家連合が、標準音440Hzを採用します。
1936年にアメリカの規格化協会が440Hzを支持し、ドイツもそれを後押しします。
そうして1939年には、万国規格統一協会(ISA)という組織がロンドンで開催した国際会議で、
シャイプラーの提案した440Hzを、国際規準として再び採用することになります。
英語版、および日本語版のウィキペディアには、
1955年に国際標準化機構(ISO)が初めて決定したように書いてありますが、これは正確ではありません。
万国規格統一協会(ISA)という組織は、1939年のこのロンドン会議のあと、
1942年に予定していた会議が第二次大戦で開けなくなり、そのまま消滅します。
その後、国際連合規格調整委員会(UNSCC)という組織が経過的に発足し、
最終的に後継組織としてできたのが、国際標準化機構(ISO)なので、
1955年に行われたのは、新組織に変わったことによる再決定、承認のようなものと思います。
ただし、管楽器のピッチは、楽器の交換が必要なためになかなか進まなかったところがあり、
軍楽や警察の音楽隊などは、第二次大戦前まで半音高いピッチが続きました。
アマチュアのバンドなども予算の関係で、1960年代くらいまでは高いピッチを使っていました。

ドイツのオルガンの標準音が高かったのは、聖歌を歌う合唱の声域に合わせてのことだったようです。
北ドイツのオルガンは概してピッチが高く、バッハ自身が弾いた可能性のあるオルガンは、
だいたいみな半音から全音高かったと考えてよいようです。

ハンス・オットーがレコーディングに使っているオルガンは、有名なオルガン製作者、ジルバーマンによるものです。
私には半音よりもう少し高く聞こえますが、実際、この楽器が製造された時のピッチは473Hzで、
現在は476Hzに上がっているので、数字の上でも半音より少し高くなります。

北ドイツにおけるバロック時代の代表的オルガン製作者に、アルプ・シュニットガーという人がいます。
このシュニットガーのオルガンの一つは、ピッチが全音高いので、例として挙げておきます。
演奏されているのは、バッハの『フーガ ニ長調 BWV532』で、
まず下の動画のフランスのオルガンでは、楽譜通りニ長調に聞こえます。
ローザンヌの聖フランソワ教会のオルガンです。


同じ曲を、アルプ・シュニットガーが1693年に完成したオルガンで、トン・コープマンが演奏していますが、
このオルガンのピッチが495.45Hzという高いもので、現代の標準、440Hzと比べると、
完全に全音高くなり、ホ長調に聞こえます。
https://www.youtube.com/watch?v=j3kSfbQ8i60

現在の古楽演奏で、しばしば半音低いピッチが基準になっているとはいえ、
必ずしもそれが当時のスタンダードだったと言い切れるわけではなく、
1800年以前に関しては、標準のピッチというのは特定不可能とされています。
    • good
    • 2

>楽譜では、最初の所がラソラ--となっていますが、実際の演奏は


半音高く、シ♭ラ♭シ♭となっていました。

最初だけですか? それとも全部?
質問者さんは、A=440Hz での絶対音感があるようですね。

音のピッチに決まりはありません。昔は地域によって、町によってそれぞれ違っていました。
弦楽器やピアノ、チェンバロは、その都度調律すればよいので音のピッチを標準化するニーズはあまり高くありませんし、オルガンのように持ち運びしないものにもそのニーズはありません。

「ピッチを標準化する」というニーズが生じたのは、主に管楽器で、楽器を大量生産して国際的に流通させるようになったからなのでしょうね。

標準ピッチが A=440Hz と決められたのは 1936年のアメリカ規格協会の規格を受けて、1955年に国際標準化機構(ISO)が標準規格を制定して以来のことのようです。
なお、それまでも、フランスでは1860年ごろから A=435Hz が使われ、1885年にオーストリア政府が標準ピッチを A=435Hz とするように勧告したりしていたようです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/A440

ただし、現在でも例えばベルリン・フィルなどでは 444Hz でチューニングしているようです。

また、ピリオド楽器の演奏団体では、A=415Hz、A=392Hz などの一致を採用しているところもあるようです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E6%A5%BD …
    • good
    • 1
この回答へのお礼

回答ありがとうございました。半音高いのはもちろん全部です。
地域によってAの音程が違うのは知っていましたが、半音高いのは
びっくりです。ハンス・オットーのトッカータとフーガ ニ短調のCDです。
これってニ短調ではなく嬰ニ短調で演奏されています。

お礼日時:2018/03/31 06:55

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

このQ&Aと関連する良く見られている質問

Qどうして誰が1番ピアノ上手か聞くの? 音楽高校、音楽大学を経て現在ピアノを演奏する仕事をしています。

どうして誰が1番ピアノ上手か聞くの?

音楽高校、音楽大学を経て現在ピアノを演奏する仕事をしています。

ずっと疑問だったのですが、ピアノって、なぜか気軽に「この中で誰が一番上手なの?」と聞かれやすいのです。高校の数学の先生が授業中に聞いてきたり、クラスコンサートの後で知らない人が聞いてきたりとか。
別に熱心な音楽ファンとかじゃないと思います。

聞かれたら困ってしまいます。例えば、あくまでも今日弾いた中では、自分は得意な曲を弾いて、他の人は慣れない新曲野お披露目だったし、自分が一番だったかなぁ?と思っても、そんな風に答えられないですよね?
大体、本当に物凄く飛び抜けた人がいるわけでもない場面なら、それぞれに得意分野は違っていて、比べられないし、なによりも物凄く失礼な質問だと感じます。なぜ気軽にそんな事聞いてくるのでしょうか。

「それぞれに得意な曲や時代(ロマン派、バロックなどの事)は違いますし、苦手な曲にチャレンジしながら成長する事もあるし、比べる事は難しいんですよ」などと答えたりしています。

スポーツのように勝ち負けを競うものではないですし、コンクールだって、そのコンクールの性質ごとに頭角を表す人は異なってくるし、コンクールに入賞していなくても活躍しているとても上手な弾き手もいます。

気軽に聞く方は、なぜ知りたいのでしょうか。ピアノ弾きさんは、もし聞かれたら、何と答えていますか?また、どう答えるのがスマートでしょうか。

本気で聞いている訳ではないでしょうから考えすぎはよくないのですが、うまく思いを伝えられたら、とも思ってしまいます。
色々な立場の方から意見を聞いてみたいです。

どうして誰が1番ピアノ上手か聞くの?

音楽高校、音楽大学を経て現在ピアノを演奏する仕事をしています。

ずっと疑問だったのですが、ピアノって、なぜか気軽に「この中で誰が一番上手なの?」と聞かれやすいのです。高校の数学の先生が授業中に聞いてきたり、クラスコンサートの後で知らない人が聞いてきたりとか。
別に熱心な音楽ファンとかじゃないと思います。

聞かれたら困ってしまいます。例えば、あくまでも今日弾いた中では、自分は得意な曲を弾いて、他の人は慣れない新曲野お披露目だったし、自分が...続きを読む

Aベストアンサー

うーん、よくある悩みのような気がします。 無知で純粋な質問は、時として対象者を深く傷つけます。 悪いことに、質問者本人は、それに気付いていない!

とかく人は、ランクを付けたがるものです。日本人は特にそうかもしれませんが・・。 江戸時代には、相撲の番付のように、飲食店の番付表があったそうです。

素人(その対象をよく知らない人)にとっては、それが一番分かりやすいからなのでしょう。 短距離陸上選手の集まりで、誰が一番速いの? くらいの質問なら、的外れではないですが、世の中数字だけではっきり順位を付けられないことは多々ありますよね。 

また、特にピアノなんかは、コンクールがあって、実際順位が付くこともありますから、素人としては、コンクール的観点からの順位を尋ねたりしてるのかもしれません。 でも、そのコンクールでさえも、それぞれコンクールの特殊性があり、必要とされる要素も変わってくるなんてことは、素人は知る由もありません。

あなたにとっては、厳しいアドヴァイスかもしれませんが、他の専門分野でもよくあることです。 とくに、スポーツ選手や表現者は、素人(まったく自分ではできないのに)の勝手な批評、批判に晒されています。 プロ野球選手やサッカー選手が、ブログで愚痴をかいていることもありますね。

あなたも私も、無知な分野に関しては、対象者に失礼な質問等をしているかもしれないです。

ただ、あなたの気持も良く分かるんです。 私は音楽素人(聴く専門)ですが、いろいろ本やインタビュー記事等を読んで、少しはそちらの事情というのも理解しているつもりです。 だから、私なら、あなたが傷ついてしまったような質問はしないでしょう。 一流の音楽大学に行くような人が、音楽に掛けた時間を、勉強に当てていれば、東大などの一流大学に合格するのは当たり前だと思っています。

そんな人たちが、楽譜もまともに読めないような人々に、上手だ、下手だと批評されるのは、我慢ならないこともあると思います。 それでも、ある程度、世の中そういうもんだとあきらめることも必要です。 そう思えば、少しは、こころが落ち着くかもしれませんよ。

私なら、数学の先生に、あなたが受けたような質問をされたら、「先生も数学の全分野に精通している訳ではないでしょう? ピアノ音楽も、作曲家や時代が変わると、数学の分野が変わるのと同じような感じです。 人によって、得意分野あるので、一概に誰が一番上手だとかは言えません。」 というようなことを、オブラートに包んで回答知ると思います(笑)

私の回答が、少しの気休めにでもなれば・・。

うーん、よくある悩みのような気がします。 無知で純粋な質問は、時として対象者を深く傷つけます。 悪いことに、質問者本人は、それに気付いていない!

とかく人は、ランクを付けたがるものです。日本人は特にそうかもしれませんが・・。 江戸時代には、相撲の番付のように、飲食店の番付表があったそうです。

素人(その対象をよく知らない人)にとっては、それが一番分かりやすいからなのでしょう。 短距離陸上選手の集まりで、誰が一番速いの? くらいの質問なら、的外れではないですが、世の中数字だ...続きを読む

Qショパンワルツの表現の仕方が分からずショパン外の他の曲を聴いて勉強しようと思っています。 何かお勧め

ショパンワルツの表現の仕方が分からずショパン外の他の曲を聴いて勉強しようと思っています。
何かお勧めの作曲家や曲はありますか?

Aベストアンサー

kissinお勧めすべきじゃなかったか。 あまり参考にならなくてごめんね。
シューベルトのワルツとか探してみたらどうだろう。


前の、質問のショパンのOp34no1なんで、混乱させたら悪いんだけど、、、
https://www.youtube.com/watch?v=KLscY15Z0r0
余分な音がそこらここらに入っているような気がするけど、これもありかな。
ペダルも見えるから参考になるかもよ。

Qクラシックの世界で成功している方の成功の秘訣を知っていたら教えてください。名前は伏せて大丈夫ですよ。

クラシックの世界で成功している方の成功の秘訣を知っていたら教えてください。名前は伏せて大丈夫ですよ。

Aベストアンサー

才能×努力×運
です。
特にプロになろうという人は、中でもトッププロにもなろうという人は、平均が1だとしたらどの項目も10を超えるくらいの数字は必要です。
逆にどこか1つでも0.1だったら、他がよくても台無しです。

最後の「運」には、時代、出会い、めぐりあわせなどいろいろな要素が含まれ、複雑です。
人智ではどうにもならないものも含まれます。

Q高校生の友人がクラシック音楽好きで、授業中にふと知っている作曲家の名前を、知っているだけ書き出したそ

高校生の友人がクラシック音楽好きで、授業中にふと知っている作曲家の名前を、知っているだけ書き出したそうです。

それらは、
ショパン、チャイコフスキー、ヴィヴァルディ、ヘンデル、バッハ、ベートーヴェン、シューマン、シューベルト、ドビュッシー、ショスタコーヴィッチ、プロコフィエフ、ラヴェル、ムソルグスキー、シュトラウス、シベリウス、リスト、パガニーニ、ラフマニノフ、スクリャービン、サティ、スカルラッティ、ブラームス、クレメンティ、ハイドン、メンデルスゾーン、モーツァルト、マーラー、メシアン、ストラヴィンスキー、エルガー、グリーグ、グルック、ブルッフ、パッヘルベル、クライスラー、ドヴォルザーク、マスネ、サラサーテ、モーツァルト(父)、ヴェルディ、バルトーク、ヒナストラ、フォーレ、スメタナ、サン=サーンス、ボッケリーニ、プッチーニ、ロッシーニ、ヴィヨッティ、ビゼー、ブルックナー、モンティ、バダジェフスカ、ワーグナー、ガーシュウィン、ラモー、武満徹、ラロ、ザイツ
でした。

彼が、「真のクラシック好き」として知らないとマズイ作曲家はほかにいないか知りたがっていたので、いたら教えてください。

高校生の友人がクラシック音楽好きで、授業中にふと知っている作曲家の名前を、知っているだけ書き出したそうです。

それらは、
ショパン、チャイコフスキー、ヴィヴァルディ、ヘンデル、バッハ、ベートーヴェン、シューマン、シューベルト、ドビュッシー、ショスタコーヴィッチ、プロコフィエフ、ラヴェル、ムソルグスキー、シュトラウス、シベリウス、リスト、パガニーニ、ラフマニノフ、スクリャービン、サティ、スカルラッティ、ブラームス、クレメンティ、ハイドン、メンデルスゾーン、モーツァルト、マ...続きを読む

Aベストアンサー

細かい所をあげたらキリがありませんが、有名な曲を書いている人としては

オッフェンバック
オルフ
コダーイ
シェーンベルク
スッペ
ドニゼッティ
ハチャトゥリアン
バーンスタイン
プーランク
ホルスト
ボロディン
ヤナーチェク
リムスキー=コルサコフ

あたりでしょうか。
あと、滝廉太郎と山田耕筰も入れてあげて下さい。

Q1930年代のClassical Music の録音をCD にした場合

大学の図書館で 1930年代の録音(LP レコード)を CD にした Chopin Piano Concertoを借りてきました。 原音は1930~1937年の録音。 
Arthur Rubinstein : Piano
London Symphony : Orchestra です。
そこで、気がついたのですが、この2枚組CD には ノクターンも収録されています。
ピアノの音は違和感なく聴けます。 もちろん、現代の録音と違うことはわかりますが。
オーケストラの弦楽器の音は 「古い!なんだか、音がゆがんでいる感じ」と感じるほどです。

なぜ楽器によって、80年前の録音がこんなに違うのか、と疑問に思いました。
多分、録音技術や楽器の持つ周波数に関係するのではないか(勝手な想像)と思うのですが、どなたか、ご説明いただけませんか?

質問者のみ

Aベストアンサー

No.2、No.4です。問題のCDは茶色のジャケット画像のリンク先と同一の物でしょうか?

スピーカーとヘッドホンの両方でモニターしましたが、音源を聴いた感じでは、弦楽器だけではなく管楽器もピアノも全体に、どことなく落ち着かないような不安定な聴こえ方で、生の演奏を聴くような自然な安定感がありません。オーディオの専門用語でワウフラッターと言うのですが、やはり回転ムラの影響はありそうです。但し、幾ら古い時代とはいえ、ピッチが上下するほど大きな回転ムラがあってはプロ用機材として使いものにならないし、そこまで酷くなくても数値が悪いと音は不安定に聴こえます。

個人的にはピアノソロ演奏の"NOCTURNES"でも生演奏とは違う不安定さを感じます。やはりピアノは鍵盤を押して弦を叩いた瞬間の短いアタック音が中心なので他の楽器ほどは気になりません。

またマイクの設置方法も影響しているようで、ピアノは単独だから一本のマイクで音を拾いますが、オケは多数の奏者に対してマイクは少数で、マイクに近い楽器ほど強く音を拾っているように聴こえます。感じとしてはバイオリンとコントラバスが一番強く、フルートなどの木管が少し遠く、トランペットなどの金管はもっと遠い・・という感じです。オケのマイクは正面に左右2本だけ?のような感じがします。
確かに演奏技術も今と昔では違うし、録音の場所が広いホールのように残響が長ければ誤魔化せますが、狭いスタジオのようで殆ど残響が無く、余計に各楽器がバラバラに聴こえます。

録音可能な周波数特性の範囲も非常に狭くこもった音でもあるし、これらの複合的なアンバランスさや録音の技術の低さが「フニャフニャした音」として聴こえるのだと思います。磁気テープが伸びたものとは少し違う感じですね。

分かりやすくまとめると・・

・マスター音源の回転ムラ
・ピアノと管弦楽器との音を出す原理の違い。
・マイクの設置場所や設置方法の影響。
・演奏技術によるものと残響の無さ。
・記録できる周波数特性の狭さ。

個人的に検証した結果としては以上が原因のように思います。

No.2、No.4です。問題のCDは茶色のジャケット画像のリンク先と同一の物でしょうか?

スピーカーとヘッドホンの両方でモニターしましたが、音源を聴いた感じでは、弦楽器だけではなく管楽器もピアノも全体に、どことなく落ち着かないような不安定な聴こえ方で、生の演奏を聴くような自然な安定感がありません。オーディオの専門用語でワウフラッターと言うのですが、やはり回転ムラの影響はありそうです。但し、幾ら古い時代とはいえ、ピッチが上下するほど大きな回転ムラがあってはプロ用機材として使いものにな...続きを読む

Qベルリン・フィルとウィーン・フィルのメンバー構成

ベルリン・フィルは、例えば 1st ヴァイオリンの国籍を見ると、3分の2がドイツ以外の出身者であり、管楽器もカラヤン時代はほとんどドイツ出身だったと思われますが、現在はドイツ出身者は少数です。一応、「ベルリン」という名前は付いていますが、実態は「ワールドオーケストラ化」しています。

一方、ウィーン・フィルは楽器の特殊性もあって、割と国籍も同質な出身者が多いのではないでしょうか。ただ、ウィーン・フィルのメンバー表を見ても出自が分かりにくいので、あまり私の言うことは当てになりませんが。

そこで、生物学的?に見て、オーケストラのメンバーは、多国籍したほうが良いと思いますか?
それとも同質性を保った方が良いと思いますか?

※日本に目を向けるとN響が日本人オンリーなのが気になります。

ベルリン・フィルメンバー表
https://www.berliner-philharmoniker.de/en/orchestra/

ウィーン・フィルメンバー表
https://www.wienerphilharmoniker.at/jp/orchestra/members

ベルリン・フィルは、例えば 1st ヴァイオリンの国籍を見ると、3分の2がドイツ以外の出身者であり、管楽器もカラヤン時代はほとんどドイツ出身だったと思われますが、現在はドイツ出身者は少数です。一応、「ベルリン」という名前は付いていますが、実態は「ワールドオーケストラ化」しています。

一方、ウィーン・フィルは楽器の特殊性もあって、割と国籍も同質な出身者が多いのではないでしょうか。ただ、ウィーン・フィルのメンバー表を見ても出自が分かりにくいので、あまり私の言うことは当てになりませ...続きを読む

Aベストアンサー

音楽の世界、特に歌劇場やオーケストラは運営にお金がかかるので、国家や都市から「財政補助」を受け、その大義名分として「国家、都市の伝統文化を継承する」という義務のようなものが課せられることが多いようです。

ベルリン・フィルは、ベルリン市からの財政補助を受けているはずです。
第2次大戦前は団員のほとんどがドイツ人で、ナチスの時代にはユダヤ系ドイツ人ですら解雇されたはずです。
戦後、カラヤンは「団員の国際化を推進した」と言われています。カラヤンに招かれてコンサートマスターになったミシェル・シュヴァルベはポーランド生まれでパリで学び、ベルリンに来る前はスイス・ロマンド管のコンマスでしたし、ヴィオラの土屋邦雄氏などの日本人や、フルートのオーレル・ニコレ(フランス人)、ジェームズ・ゴールウェイ(イギリス人)など、この頃からドイツ人以外の優秀な演奏家を集めていました。
もともと、ベルリンは 1871年の「ドイツ帝国」誕生とともに「近代都市」「国際都市」になった町なので、その町のオーケストラも「近代的」「国際的」なのだと思います。

それに対して、ウィーンは「神聖ローマ帝国」の皇帝を輩出するハプスブルク帝国の首都としての歴史と伝統があり、モーツァルト、ベートーヴェン、ブラームスなどがそこで生きて作曲した町です。「歴史と伝統」という点ではベルリンの比ではないのでしょうね。
ウィーン・フィルは、ご承知のように「ウィーン国立歌劇場」のオーケストラのメンバーが、管弦楽曲を演奏するために自主的に作っている団体です。「ウィーン国立歌劇場」は、1917年のオーストリア帝国解体までは「ウィーン宮廷歌劇場」でした。「国立」というように、オーストリア国家から財政援助を受けています(トヨタもかなりの寄付をしているはずで、ウィーン国立歌劇場のチケットには控えめに「レクサス」のマークが付いています。ただし「トヨタ」の文字は一切ありません)。
ウィーン・フィルのメンバーになるためには、必然的に「ウィーン国立歌劇場」のオーケストラのメンバーである必要があり、「ウィーン・スタイル」「ウィーン・メソッド」で演奏様式を統一するため、「ウィーンで音楽教育を受けていること」という条件が付くようです。オーボエやホルンだけではなく、弦楽器なども「ウィーンの職人」が作ったものを使っていて、楽器はすべて団の所有です。
こういった「制約」があるので、ウィーン・フィルのメンバーになるにはベルリン・フィル以上に制度的な壁が大きいようです。(別に、国籍で制限しているわけではないと思いますが、1997年まで女性団員を認めなかったように、やはり選抜条件にはいろいろ偏見や差別もあるようです)

日本のオーケストラの事情はよく分かりませんが、N響は「日本のフラッグシップ・オケ」というプライドや、「NHKを通して国家予算が使われている」ことによる「日本人優遇」があるのではないでしょうか。

>オーケストラのメンバーは、多国籍したほうが良いと思いますか?
>それとも同質性を保った方が良いと思いますか?

これはなかなか難しいですね。
私は、どちらかと言えば「ドイツっぽい」「フランスっぽい」「ロシアっぽい」といった演奏が好きなので、国際化して「誰が演奏しているのか分からない」というのは、ちょっとつまらないなあと思います。「音色」とか「歌いまわし」、ハーモニー感といったものの「ちょっとした訛り、方言」のようなものだと思います。
最近では、フランスのオーケストラでも「フランス式のバスーン=バッソン」を使うところがほとんどなくなり、みんな「ドイツ式のファゴット」になりました。とても残念なことです。
生の楽器で演奏されるはずの音楽が、「シンセサイザー」や「コンピューター」で演奏されるようになってきているような気がして・・・。

そういった現状に反旗を翻して、初演当時の楽器・演奏様式で演奏する「ピリオド演奏」あるいは「HIP = Historically Informed Performance:歴史的知見に基づく演奏」が盛んになってきたことは、とても良いことだと思っています。「国籍」という地理的なものだけではなく、「時代」という時間的な要素も再現しようということですから。
それは、上に書いた「自然な訛り、方言」とは違い、一種の「役者が演じる古い時代、田舎の再現」であって不自然だ、という批判もあるとは思いますが。

その意味で、
・世界中の音楽を、何でもこなす多機能・無国籍オケ
・地方、時代の「歴史と伝統」を守り通すオケ
・現代の技術で「歴史と伝統」を再現するオケ
など、多様な演奏が並立して存在するのがよい、という月並みな意見ということになります。

音楽の世界、特に歌劇場やオーケストラは運営にお金がかかるので、国家や都市から「財政補助」を受け、その大義名分として「国家、都市の伝統文化を継承する」という義務のようなものが課せられることが多いようです。

ベルリン・フィルは、ベルリン市からの財政補助を受けているはずです。
第2次大戦前は団員のほとんどがドイツ人で、ナチスの時代にはユダヤ系ドイツ人ですら解雇されたはずです。
戦後、カラヤンは「団員の国際化を推進した」と言われています。カラヤンに招かれてコンサートマスターになった...続きを読む

Qベートーヴェンの交響曲集のお薦めCDなどを教えて下さい。 好み的にはクセのない正統派?な感じです。

ベートーヴェンの交響曲集のお薦めCDなどを教えて下さい。

好み的にはクセのない正統派?な感じです。

ただし古い録音はどうしても音が悪いので、演奏が素晴らしいとしても苦手です。
では宜しくお願い致します。

Aベストアンサー

No.1です。一昔前の「名盤」と言われるものがこんな感じ。現代の感覚からすると少し時代がかっていて、重厚な演奏です。

カラヤン指揮ベルリン・フィル(1970年代の録音)
https://www.hmv.co.jp/artist_%E3%83%99%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%B3%EF%BC%881770-1827%EF%BC%89_000000000034571/item_%E4%BA%A4%E9%9F%BF%E6%9B%B2%E5%85%A8%E9%9B%86%E3%80%81%E5%BA%8F%E6%9B%B2%E9%9B%86-%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%A4%E3%83%B3%EF%BC%86%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AB%EF%BC%88%EF%BC%91%EF%BC%99%EF%BC%97%EF%BC%90%E5%B9%B4%E4%BB%A3%EF%BC%89%EF%BC%88%EF%BC%96%EF%BC%A3%EF%BC%A4%EF%BC%89_2636193

カール・ベーム指揮ウィーン・フィル(1970年代の録音)
https://www.hmv.co.jp/artist_%E3%83%99%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%B3%EF%BC%881770-1827%EF%BC%89_000000000034571/item_%E4%BA%A4%E9%9F%BF%E6%9B%B2%E5%85%A8%E9%9B%86-%E3%83%99%E3%83%BC%E3%83%A0%EF%BC%86%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AB%EF%BC%88%EF%BC%96%EF%BC%A3%EF%BC%A4%EF%BC%89_5508529


小編成できびきびした現代的な演奏であれば
パーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマーフィル(2000年代の録音)
https://www.hmv.co.jp/artist_%E3%83%99%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%B3%EF%BC%881770-1827%EF%BC%89_000000000034571/item_%E4%BA%A4%E9%9F%BF%E6%9B%B2%E5%85%A8%E9%9B%86-%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%82%A9%E3%83%BB%E3%83%A4%E3%83%AB%E3%83%B4%E3%82%A3%EF%BC%86%E3%83%89%E3%82%A4%E3%83%84%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AB%EF%BC%88%EF%BC%95%EF%BC%A3%EF%BC%A4%EF%BC%89_6567616

アーノンクール指揮ヨーロッパ室内管(1990年代の録音)
https://www.hmv.co.jp/artist_%E3%83%99%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%B3%EF%BC%881770-1827%EF%BC%89_000000000034571/item_%E4%BA%A4%E9%9F%BF%E6%9B%B2%E5%85%A8%E9%9B%86-%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%8E%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%AB-%E6%8C%87%E6%8F%AE-%E3%83%A8%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%91%E5%AE%A4%E5%86%85%E7%AE%A1%E5%BC%A6%E6%A5%BD%E5%9B%A3_1992520


「これが最高」などという演奏はありません。「あれもよいし、これもよい」というものばかりです。
どれかを選んでじっくりと繰り返して聴いて、聴いているうちに別な演奏も聴いてみたくなる、ということでバリエーションを増やして行ってみてください。
とにかく、まずは「自分の耳で聴く」ということで第一歩を踏み出してくださいね。「他人の耳」に頼り過ぎないように。

No.1です。一昔前の「名盤」と言われるものがこんな感じ。現代の感覚からすると少し時代がかっていて、重厚な演奏です。

カラヤン指揮ベルリン・フィル(1970年代の録音)
https://www.hmv.co.jp/artist_%E3%83%99%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%B3%EF%BC%881770-1827%EF%BC%89_000000000034571/item_%E4%BA%A4%E9%9F%BF%E6%9B%B2%E5%85%A8%E9%9B%86%E3%80%81%E5%BA%8F%E6%9B%B2%E9%9B%86-%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%A4%E3%83%B3%EF%BC%86%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%BB%E3...続きを読む

Qベートーベンの交響曲について

ベートーベンの1番から9番までの交響曲でCDやMP3などの音源で曲間がつながっている曲があります。
それを教えていただきたいのです。
クラシックに詳しい方、よろしくお願いいたします。
なお、5番は第3、第4楽章の間が連続しています。
6番も連続した楽章があったと思います。
3番はみな独立した楽章です。
これ以外の交響曲で連続した曲間を持つものをお教えください。
ウォークマンs313ではギャップレス再生ができないので困っています。
よろしくお願いいたします。

Aベストアンサー

連続しているのは、おっしゃるように
・第5番ハ短調 の第3・第4楽章
・第6番「田園」の第3・第4・第5楽章
です。
その他は、音楽としては独立して、いったん終止しています。

ただし、実際の演奏会では、蒸気外の交響曲でも、第3楽章から第4楽章へ、ほとんど間髪を置かずに進めるものも多いです。音楽全体の「流れ」を考慮して、指揮者の判断で行います。聴衆が「ほっ」と息を抜く瞬間を持たせず、緊張感を持続させて一気に終楽章のクライマックスになだれ込む効果があります。

Qショパンコンクールについて質問です。

ショパンコンクールのファイナルは、ショパンの2つのコンチェルトのいずれかを演奏することになっていますが、ほとんどのファイナリストは1番を弾きます。なぜ、2番よりも1番を弾く人のほうが圧倒的に多いのでしょうか?

Aベストアンサー

きらびやかで聴き映えがするのが第1番だからでしょう。その方がコンクールには有利だからです。

Qダンスクラッシックをクラッシック音楽でダンスをする昔から西洋に伝わっているダンスと勘違いをした方はい

ダンスクラッシックをクラッシック音楽でダンスをする昔から西洋に伝わっているダンスと勘違いをした方はいますか?実は70年代80年代のディスコミュージックの事だったんですね、それを老人施設で行われているフォークダンスや社交ダンスと勘違いして、図書館の視聴覚コーナーを見たら、図書館の職員も勘違いをしていて、クラッシックコーナーに一緒に並べてありました、

Aベストアンサー

「クラシック」は、「クラシック音楽」のことを指すと一般的には思われている様ですが、
Wikipediaにもあるように、「クラシック」と「クラシック音楽」の項目があります。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%83%83%E3%82%AF

競馬やゴルフでも、○○クラシックという冠が付く場合がありますし、音楽でもクラシックメタルやクラシックロックという呼び方がされているので、古い時代の格式のあるものについての呼び方だと思われます。


人気Q&Aランキング

おすすめ情報