アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

アニメを作ったりする仕事はアニメーターと言いますが、具体的にアニメーターになるには絵とかも上手くないといけないのでしょうか?それとアニメーターとはどんな仕事なのでしょうか?

A 回答 (3件)

No.2です。



アニメーターは絵が上手のは当然ですが他にも色々スキルがいります。

画力的には
上位の美術大学(東京芸術大学、多摩美術大学、武蔵野美術大学辺りかな)に上位の成績で
楽勝で合格できる位の画力は必要になってきます。
そして、誰とでもすぐに仲良くなれる高度なコミュニケーション能力も必須です。

高くてもいいので明確な目標を今から持って下さい。
作監・キャラデザになりたい・演出方面にいきたい・動画だけで月30万稼ぎたいとか。
アニメーターは苦しい事が多いですが苦しいを楽しいに変える事が出来ないと失敗します。

アニメーター志望なら研修が終わって1,2か月後位には最低毎月600枚~の動画を上げられなければ
素早く丁寧な絵を描く適正が無いので早めに諦めて転職した方が良いです。
理想は毎月600~800枚以上上げる事ですが
当方は動画であれば月1000枚位は上げられるので1000枚かなと勝手に思ってます。
そして質問者様が上手いと思う先輩を数人見つけてコミュケーション能力を駆使して
新人研修中から教えを請い仲良くなって相談や技術をパクる等色々上手く利用して
引っ張り上げて貰う事も大事です。
動画を1000枚上げるってのはちゃんとテクニックやコツがありそれをきちんと学べば十分可能です。

使えない人材に限って待遇や賃金が悪いと声が高いです。
優秀な人材は好待遇なのでそんな声はあげません。

業界の根本からの改革は何度かチャンスはあって実際動いたのですが謎の圧力で潰されました。
何か改革したらいけないのか?と思ってます。

アニメ業界は一般企業のサラリーマンと違って基本的に職人であり個人事業主です。
なのでスタジオはアニメを作る場を提供しているだけで質問者様の体調管理等は一切行いません。
カットを渡されたら自分自身でスケジュールを逆算してカットを余裕を持ってあげないとダメです。
周りが100の物を出せと言ったら常に120以上の物を出し
80しかできなくて後20は努力しましたという事は通用しませんので覚えておいて下さい。
自分の技術に見合ったギャラしかでないので技術がないうちは薄給で
慣れない内は体調管理も上手く出来なくて大変厳しい環境になるはずです。
スケジュール次第ですが徹夜・泊まりは当たり前でろくに家に帰れない時も多いです。
質問者様が思っている数百倍位は厳しいかと思います。

厳しい環境で休みなく働けば誰でも体は壊します。
泊まりが続く忙しい時に如何に上手く睡眠・休息を取りつつ
仕事を遅らせず納期より1日位早く上げるのがコツです。
徹夜をするのは非常に愚かな行為で作業効率が落ち時間を無駄にするので
いかに時間の使い方が大事かという事です。
これが出来ない人はすぐに体を壊して辞めていきます。

アニメ業界で生き残るには失敗して辞めた人の話は聞かない事。
これはアニメ制作についていけなかった人の話で且つ自身がその話に引っ張られる為。
成功している人の話は積極的に聞く事が大事ですが同じことをやっても本人では無いので失敗します。
なので成功の話だけ聞いて後は質問者様自身がどうやってそこにたどり着けるか考え行動する事。
そして常に努力を怠らず、努力の方向性が間違っていないか先で述べたような
上手い先輩に可愛がって貰えるよう愛されキャラを演じるのも非常に大事です。

アニメ業界で絶対必要な才能は努力出来るかどうかです。
努力するには努力するという才能が絶対不可欠です。
この才能が無い人はアニメ業界には向いていません。
センス・才能だけでやっている人もいますが最初はいいでしょう。
しかし一部の例外を除いてセンス・才能のある人はそれに溺れて努力をしません。
そしてセンス・才能は必ず枯れます。枯れる時期が早いか遅いかだけです。

結果、センスが枯れて努力もしていないので仕事が来なくなります。
アニメ業界は職種問わず業界に入ってからがスタートではなく
本気で死ぬ程努力して周りにこの人になら何でも任せて大丈夫と認識してくれた時がスタートです。
周りから認められたら努力を辞めてしまう人が大半ですがそれではダメなんです。
認められてからがスタートなので努力は辞めてはいけないし
常に新しい技術・技法が出てきたら積極的に取り入れないとダメです。

センスや才能は新人アニメーターには不要で真っ白な状態からスタートする方が楽かと思います。
つまる所、努力に勝る才能は無いですので
個人差はあれど努力した時間の積み重ねた分が必ず自分に跳ね返ってきます。
そこまでスタジオが待ってくれるかは別ですが花が開けば
正直、家も車も持てますし仕事も向こうからやってきます。
色々なスタジオから好条件・好待遇で呼んで貰えて年収も高収入を望めます。

こんな感じですが参考になれば幸いです。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

ありがとうございます!夢を実現できるようにこれから自分ができることを一個一個していきます!

お礼日時:2018/05/30 00:49

田舎で細々と約27年ほどアニメーターをしています。


キャラ・メカ等各種デザイン・美術設定等・作画監督・原画・コンテ・演出・たまに監督なんかもやってます。
他のスタジオの仕事も山ほどやってますので フリーと勘違いされますが
東京の某大手スタジオの社員アニメーターです。

アニメはアニメーターだけでは作っていません。
他に脚本・絵コンテ・演出・仕上げ・撮影・CG・BG・編集等色々な工程がある中で
動きのある絵の部分(CG以外)を担当するのがアニメーターです。

分かりやすく説明できるかな?

アニメーターは次の様に細分化されます。
・レイアウト
・(総)作画監督
・原画(最近は第一原画・第二原画に分かれますが絶対ではありません)
・動画チェック
・動画

仕事的には決定稿の絵コンテで自分が担当する第一原画のシーン等を
監督・演出と打ち合わせて絵コンテでは説明が足りない部分の説明やこうした方がいいとか
なんやかんや打ち合わせて監督・演出の意図を理解しその様に作業に入ります。

最初は絵コンテを元にレイアウトから入りますが
作品によっては第一原画ではなくレイアウト専門の人を置く場合があります。
レイアウト作業ではカメラワークや背景用の原図・動きのラフ等をレイアウト用紙に切ります。

演出チェックがOKならレイアウトバックで担当原画に戻ってきます。

戻ってきたレイアウトに従って、原画マンが動きのポイントとなる原画を描きます。
原画マンは、動画マンに原画を渡す前に、動画を何枚描くか(タイムシートの作成も含む)
どのような動かし方をするかという指示を出します。
動きに関しては原画の段階でほぼ完成系が原画マンで見えているのが普通なので
動画マンが独自の解釈を加えて作画することは基本ありません。

難度の高い動きのカットの場合、 原画マンが予め原画と原画の中割のアタリをつけて
動画マンに渡すことがあります。
アタリなので原画より簡易に描きます。これを中割参考とかよんだりまします。
タイムシート上でも区別する為数字を△マークで囲んだり、ア、イ、ウなど数字以外の番号を振ります。

また色々な事情で(こだわりたい・見せ場等々)
中割り作業を動画マンに任せず、原画で全ての動きを描いて「全原画」や「フル原画」と呼ばれる
「中割要らず」にする場合もあります。
この場合は動画マンが行う作業は原画のクリンナップのみです。

元の原画マンがラフに原画を描き、他の原画マンが原画としてクリンナップすることが増えてきました。
前者を第一原画(一原)、後者を第二原画(二原)と呼びます。
第一原画がレイアウトのみを切って第二原画に投げることもあります。

第二原画のポジションは新人の原画マンの育成や原画の練習のために利用する事が多々あります。
もちろん第二原画に作画監督クラスが入り作画の安定を図ったりもしますし
第一原画がう~んでも第二原画でガッツリ良くなる事もあります。

作画と3Dアニメの絡みがある時はポジションや動きのガイドとしてラフ原を描く場合があります。
その逆も当然あって3Dを先に出力してそれに合わせて作画をする場合もあり
後者は3Dが動いて作画との組みが発生する場合に作業が発生します。

作画監督の主な仕事はレイアウトや原画を修正することで
担当話数の絵柄や動きなど等の品質を統一することが目的で各回の原画(作画)の責任者です。
キャラクターデザインが総作画監督を勤めたり各話数でも技術的にレベルが高い人が担当します。
時間の制約が厳しい場合はクオリティに問題のあるカットを優先して修正を入れていきますが
あまりにも酷い場合は作画監督が全修正(描き直し)を行う場合も多くあり
カット袋に修正用紙(黄色か水色)しか入っていない場合が多いです。

動画の仕事は
原画の連続する一連した動きを作画する工程で
作画工程の最終工程で原画を仕上げでスキャン出来るようにクリンナップしたうえで
タイムシートシートの指示に従い原画間の中割りを描いていきタイムシートのセルの部分を記入完成させます。
アニメーターとして業界に入った新人は動画からはじめて勉強し技術を高め
スタジオによって時期や試験内容が違いますが原画昇格テストを受けて合格したら原画に上がれます。
場合によっては数か月~第二原画と動画チェックを暫く兼任して貰う事があります。

動画・仕上げで海外発注する場合はカットの内容によりますが
動画チェックの人が動画の簡単なあたりをつけたものを入れて発注する場合があります。
海外発注は技術が未熟なスタジオが多いので作画崩壊を少しでも回避する為です。

勘違いしてる人が多いですが
TVや劇場で実際に視聴者が観るのは動画に着色したもので原画ではありません。
原画で崩れた場合はリテイクか別の原画マンか作監辺りが全部描き直すので
原画での大きな崩れはスケジュール次第ですが殆どありません。
崩れるのは殆ど国内・海外問わず技術が未熟な動画マンが描いた動画です。
国内は圧倒的な人手不足ですが海外より下手な動画マンが国内にも多数いるのでこれに当たったら悲劇です。


タイムシートとは撮影指示票と呼ばれるもので
撮影に必要な情報が全て記載され、このシートの指示に従って撮影します。
1秒24コマシートが基本ですが、作品・スタジオによっては30コマのシートもあります。
演出・原画・動画で完成させ、場合によっては演出・音ズレ等で編集からの指示で修正が入ります。

演出チェックの内容は
レイアウト上がりがコンテの内容、演出意図(打ち合わせた内容)とズレがないかチェックし
必要ならば指示を入れて作画監督に渡します。

以上、参考になれば幸いです。
    • good
    • 1

>アニメーターとはどんな仕事なのでしょうか?


https://goo.gl/XwY3p5
https://www.13hw.com/jobcontent/02_02_06.html

でも、これだと言葉の意味が理解出来ないだろうから、
http://shirobako-anime.com/about2.html
↑の図でも理解出来ないのなら、TVアニメ『SHIROBAKO』を
観てしまう方が早いかもしれない。(全24話 + OVA 2話)
http://shirobako-anime.com/

>アニメーターになるには絵とかも上手くないといけないのでしょうか?
それに関しては、添付した動画など参照


技術論ではない部分の話は、こちらの動画などで
https://youtu.be/UagG8Ps3TiU
-------------------------------------------
https://goo.gl/3Szg9r
https://oshiete.goo.ne.jp/guide/about
    • good
    • 1

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!