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昔は近所同士で結婚したりしたそうですが、みなさんの親や祖父母も小中同じ学校出身でしたか?

A 回答 (1件)

そうですね。


昔は交通手段があまりないために地元で仕事をしていたため(特に農家など)外に出ることが少なく
それゆえ人脈も狭く、隣接する周辺の町くらいしか活動範囲がありませんでした。
半径4キロくらいでしょうかね。

なので、どうしても狭い地域の中で相手が決まり結婚したようです。

また、むかしは 
反物屋さん(和服仕立て)、毒消し屋さん(薬売りと同時に小間物裁縫道具とかゴム紐とか行商していた)、
テーラー(背広、スーツ類の仕立て)などが訪問販売や注文取りをしており
この人たちが各家の事情を熟知しており
あそこに適齢期の娘がいる、あっちに坊ちゃんがいる、と知っていたので
そろそろというときに紹介してキューピット役を担っていたようです。
和服屋さんにしてみればこれで結婚してくれればもうずーっとお得意さんになってくれるわけで
子供ができればお宮参り、七五三、成人、嫁入りまで和服の注文が入りますので
1つの商売方法だったようです。
近所で釣り合いの取れた家柄(昔のことですから家柄も大事な結婚の条件でした)を紹介していたようです。

てなわけで、私の両親も距離にして4㎞くらいしか離れていません。
オヤジは従業員が150人くらいの会社の社長のセガレ、
おふくろは隣町で学校を経営する理事長の娘でした。
これを結び付けたのはおふくろの妹と親父の妹。
妹同士が地元公立高校で同級生。
ウチに兄さんがいるわよ。
あら!ウチにねーさんがいるわ。
じゃぁくっつけちゃおう、でくっついちゃったらしいです。
この仲の良い妹同士は、私が甥っ子という共通の血縁なもので
よく言ってます。
「不思議よね、アカの他人だったのに甥っこは両方の血が入ってるなんてね。。」と。

私に言わせれば別に不思議はないのですが、まぁ本人たちは友達だったのに親戚になったのが
面白かったんでしょう。
まぁ昔の田舎なんていうのはそんな牧歌的な縁で結婚したようです。

ちなみにわたしは東京郊外に生まれ今もそこに住んでいますが
嫁は九州博多の人間です。
ずいぶん遠いところからもらったもんですよね。
今はもう同一地域内での結婚はほとんどありませんが

オヤジの代の人たちはほとんどの人が半径4~5㎞以内の結婚です。

なので、町会やPTA、お祭りの役員などで一緒になる人達は
俺のおふくろはお前とこの隣から来たんだとか、
あいつのおふくろは俺のオヤジの妹だ。とかよく言ってます。
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