dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

火が出たとき、叩いて鎮火しようとするのは何故ですか?最近、ライターの実況をして不注意で家を燃やした人の動画を見たのですが、実況者は初期鎮火を試みて火元を布団で叩いていました。しかしどうやら、酸素を送り込んで益々燃え上がらせる結果になったようです。対して、ドラマや衝撃映像とかでは、火元を叩くことで消火する事も多いです。叩くべき状況と叩いてはいけない状況があったりするのでしょうか。叩いて火が消えるメカニズムと共に、説明お願いします。

A 回答 (3件)

燃焼 可燃物と酸素と温度の条件が揃ったときに燃えます。


固形物(木材など)の燃焼は熱で固形物が熱せられ(この熱がないので自然に発火しない)分解し可燃ガスとなってから火が着きます。
叩いて消すのは可燃ガスを吹き飛ばし固体の温度を燃焼温度以下にすることで燃焼が持続しなくなる原理です。大きな火だと燃焼ガスが多く、温度を下げるのも困難なので叩いて消すのはムリです。よけいに燃え上がります。
完全に消えたという保証はないので最後は水をかけます。燃焼温度以下に冷やすわけです。

>火元を布団で叩いていました。
最近の布団は燃えやすい。綿の布団をかぶせ、燃焼を抑え時間稼ぎしその上から水をかければ消えたでしょう。窒息消火と温度を下げる。

山火事は濡れた布で叩いています。土の温度が低いので消火できるのでしょう。スコップで土をかけるのいい方法ですが消えないこともあります。大火事になれば延焼防止帯を作って燃え尽きるまで待ちます。

恐ろしいアルコール火災
揮発性が高いので少々の水かけても消えません。火が見えません。近づいて高温の燃焼ガスを誤って吸ってしまうと喉に火ぶくれができ窒息死します。ウオッカなどは危険です。消すにはアルコール火災用の化学消火器です。
    • good
    • 0

ライターオイルは揮発性の燃料なので、いちど発火してしまったものは燃え尽きるのを待つか消火器を噴射して中和させながら鎮火を待つほかありません。



叩くべき状況の例・・・タバコの火は靴で踏み潰したり壁に押し付けたりすることで消えますが、これは燃焼に必要な酸素が瞬間的に断たれたので消えたという解釈ができます。

叩いてはいけない状況・・・てんぷら火災のように自然発火した液状のものを叩くと飛散してしまいますので、濡らした布巾でフタをするようにかぶせる(=酸欠)などして適切な方法で消化させなくてはいけません。
    • good
    • 0

燃えやすい素材に火が移ったのならすぐ灰になるので、叩くことで灰を粉々にして鎮火します。

押し続けると逆に火が移ってしまうので叩くのです。
でもこれで鎮火できるのは範囲の狭い時です。広範囲に燃え広がっているのなら周囲に酸素を送ることになるので逆効果です。
布団で叩くのもNGですね。燃えやすいので逆に火が広がってしまいます。叩く時に使っていいのは燃えにくい素材のみ。
    • good
    • 1

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!