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最近では完全ではないにしろ一昔前では考えられなかったほどの効用を持ったガンの特効薬など本当に凄い薬が開発されつつありますよね。
しかし、新しい新薬を開発するにはと莫大なコストが発生するためより多くのお金が製薬会社に流れる必要があると思います。
実際、経営体力のない企業は治験にすらたどり着けないと聞きます。
そうしますと、患者として将来画期的な薬を使いたいと考えている場合、ジェネリックばかりで新薬を開発していないような小さな会社にお金を流すよりも大手製薬会社の物を買った方が良いように思うのですがいかがな物でしょうか?

以前は、製薬メーカーはかなりのお金があり問題ないと思っていましたが、最近ではかなりギャンブルな事もせざるを得ないなど経営的に厳しいと聞きます。株価を見てもかつてディフェンシブ銘柄などと呼ばれていましたが現在ではその面影すらありません。

税金的には徴収する必要があり、政治家的に選挙で不利になるため可能な限り医療費は抑制したいと思っていると思いますが、将来新薬を使いたい、もっと開発して欲しいと思っている人は積極的にジェネリックではなく新薬を使うべきでしょうかね?

どのように思われますか?


また、こちらはどこかの週刊誌で触れられていたのですが、もし分かれば教えて頂きたいのですが、医療関係者、特に医師本人が使う場合には新薬の方を好んで使うとありますが本当でしょうか?

A 回答 (6件)

長く医薬品メーカーに勤務しています。

私は株価などには全く無関心なのですが、そもそも新薬の開発は今も昔も当たり外れが多いギャンブルのようなもので、私が関与したことのある品目でも、星取表に例えれば25年間で5勝13敗の完全負け越し状態です 苦笑。
当然ながら失敗リスクを低くする各種の技術も考案され、実際に用いられ、リスク低減にある程度貢献しつつあるのですが、それでもリスクが0になるということはないというのが実情です。そして昔と違い開発経費が高騰しているが故に、また高い薬価を期待していたものが全て雲散霧消してしまうが故に、一つコケると製薬会社にとって以前よりは強烈なダメージになる。。という図になっているのが現況だと思います。

とはいえ、

>実際、経営体力のない企業は治験にすらたどり着けないと聞きます。
↑ ただ、その医薬品候補が大化けする可能性が有れば、より大きな企業へライセンスアウトの可能性がありますね。このように医薬品の種の開発のみを専門に行う会社(多くは海外ベンチャーですが)も最近は多いです(要するにより大規模な開発は最初から放棄している)。

>将来新薬を使いたい、もっと開発して欲しいと思っている人は積極的にジェネリックではなく新薬を使うべきでしょうかね?
まぁ、私ども製薬会社にとっては、大変に有り難いお話ではあります^^;。
が、もし一般論として言わせていただけるなら、投資をしていただいただければより有り難いということになるのかなと思います(私自体は投資素人ですが^^;)。

>医療関係者、特に医師本人が使う場合には新薬の方を好んで使うとありますが本当でしょうか?
新薬=先発品 という意味でしょうか? もしかすると先生方は成分名でなく製品名でお薬を覚えてらっしゃる場合があるのかなと思います。そうするとやはり先発品をお使いになる傾向が強いかもしれませんね。

お役に立てば幸いです。
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。

製薬会社への投資についてですが、新株売り出しや債券の販売は別ですが、一般に例えば1億円を投資しても通常はAさんの持っている株券の裏書きがBさんに名義変更されるだけですので製薬会社にとっては全く影響がないかと思います。こういう人が増えれば株価が高くなり資金調達しやすくなるなどはありますが1億円程度では影響はゼロといっても良いと思います。
薬販売の細かい計算は分かりませんが、単純に考えると3万円の薬を買えば保険がありますので合計10万円のお金が開発力のある製薬会社に流れますので新薬の開発には遥かにプラスになるのではないかと思うのです。ジェネリックならその半額程度で済むかも知れませんが、開発力のない製薬会社に流れ新薬の開発には結びつかない気がしています。
将来良い薬を開発して欲しく、その投資は多くの社会の利益になるため税金で行うべきあと考える場合、ジェネリック、先発薬どちらも合法に選べるのであれば、草の根的な話ではありますが、先発薬を選ぶ方が良いと思うのです。ただ、国は増えた税金は増税する必要があり選挙にはマイナスになり嫌がるでしょうが・・・

また、ライセンスアウトという形態もあるのですね。ジェネリックでもこういったことを積極的にやっている会社であれば良いですが日本では少なそうで残念です。また、医師のお話参考になります。ありがとうございます。

因みに、私自身は昔工学部の化学系にいました。凄い確率で開発成功されているのですね。うちの大学と研究室では化学反応のプロセスの効率化などでは役に立つ可能性がありそうでしたが、何十年もかけていたようですが残念ながら1件も治験にすらたどり着けていませんでした。

お礼日時:2018/10/20 14:21

No.5です。



お礼有難うございました^^。
5勝13敗の件ですが、これはあくまで臨床試験にたどり着いたあとの星取表です。それ以外に、非臨床のレベルではそれこそ星の数ほどが消えていってます。例えるなら、予選を勝ち抜いて決勝トーナメントに進出後のレベルで5勝13敗ということでご理解いただければと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。そうですよね。何となく分かります。ただ、末端と言いますか大学の研究室ではそこにすらたどり着けない研究だけで(製薬会社採用のものが皆無)先が見えない気がしていました。開発には本当に莫大な資金と時間がかかるなぁーと。

お礼日時:2018/10/20 17:39

調剤薬局してますが 国は目先の医療費の抑制しか考えていません!だから、近い将来に、ジェネリック医薬品の普及率を80%にしたいようですし、その目標に向かわない薬局には厳しい経営を強いられていくことになると思います。


医師特に開業医は、メーカーとの癒着も考えられるので、メーカーから紹介される新薬は使うと思います。それと、以上より、日本の医薬品メーカーは、新薬を開発する力を失っていくことでしょう!( それは、これからの開発費用は莫大ですかね!)
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。
草の根的でもこういった話が表に出れば、ある意味限られた税金をどのように使うべきであるか考える機会になるかも知れませんね。
場合によっては薬局を運営している人たちが発信していくことも大切ではないでしょうか?
(政府に刃向かうことになるので恐ろしいことかも知れませんが^^

お礼日時:2018/10/20 14:24

言われていることも一理ありますが、


国の借金もたくさんあるので、将来のことよりも、目先のこととして
ジェネリック医薬品を使われざるをえないのでしょう!
だから、将来 日本からノーベル賞はでないでしょう!
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。

国の借金と医療費については分けて考えるべき話だと思います。といいますのも、国の借金については政治家が本気になれば徴税で解消可能です。勿論、選挙で落ちますのでそんなことはなかなか出来ないでしょう。今回の僅か2%アップでも非常に慎重ですしね。
ただ、政治活動の結果できた借金でありその内訳は様々なです。そのしわ寄せを製薬メーカーに押しつけることで解消するというやり方は正しくない気がするのです。
勿論、寄付と同じように人によっては製薬会社の研究開発費により多くのお金を出したい人、出したくない人いると思います。そこは自由であって良いと思いますが、国が製薬会社にはお金を払うべきではないというように音頭をとること(ジェネリックでなければダメみたいな風潮)はどうにもおかしい気がするのです。また、単なる節約であればいいですが薬の場合、将来への投資という側面も強いですしね。

個人的にはiPS細胞のCiRAに毎月寄付をしていたり、この業界を応援したく思っています。
この観点から見ると、非ジェネリックを積極的に選択すべきではないかと思うのです。
ただ、国がやたらとジェネリックを薦めますし、私のこの考えについて自信が持てなかったりしています。

借金が貯まりすぎた場合、医療を崩壊させるのかそれとも、企業の内部留保が過去最高の水準であるため実質の財産税みたいな物を採用するのか、更なる景気刺激策を行うのか、何を行うのかは分かりませんが、医療を崩壊させない方法でもう少し良いやり方はあるのではないかと思ったりしています。まぁそれが難しいから医療費にも手を付けているのかも知れませんが・・・ただそれでも政治家のある意味失敗した投資である借金のツケを医療分野が背負う必要があるかには疑問があります。とりとめのない文章になりすみません。

お礼日時:2018/10/17 00:49

どちらとも言えませんね。



ジェネリックが出ると言うことは既に開発費をペイして利益を出していると言うこと。
先発薬を使い続ければ高利益が続くのでリスクを冒して新薬の開発に投資するモチベーションが下がるかもしれませんね。
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。
少しだけ分子構造を変えた薬を販売するというのは聞きますね。ただ、それで利益が出ると言っても国際間では熾烈な開発競争に晒されていますし(M&Aも非常に活発)、過去には大ヒットする薬を開発した利益だけで何年もディフェンシブ銘柄の名前を欲しいままにしていましたし開発に対するモチベーションは寧ろ上がっているのではないでしょうか?特に今特許が切れてメーカーは死にものぐるいですし胡座はかける状況にないと思うのです。IRを見ても切迫した様子がひしひしと伝わってきます。株価もあまり元気がありません。そうであれば、今のタイミングで開発力のある企業へのお金の流れを止めることは、将来良い薬を使ってみたいと思っている個人から見ると不利益でしかないように思うのです。ジェネリックを使うのが良いという風潮がありますが、実質、製薬会社への投資を行いたくないだけのようにも見えるのです。

お礼日時:2018/10/16 20:14

主題の二点は、全く別物で、直接的関係はありません。


強いて言うならば、
医療費負担を浮かせ、その分を新薬開発や承認の経費に投資する、
ぐらいでしょう。
しかし、関係利権者にその経費を途中で搾取されるのが落ちです。
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。
関連性があるわけではなく、全く別の質問として聞いています。質問が分かりにくくすみません。
それぞれ、どのように思われますでしょうか?

医療費負担を減らしても税金を一般企業に投入するわけにも行きませんし、国としてもそのために徴税するのも困難だと思います。
そうすると、有権者が自発的にジェネリックではなく新薬を使うことで、企業の新薬開発へのモチベーションをアップすることが出来るのではないでしょうか?

お礼日時:2018/10/16 19:56

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