アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

アルトサックスではフラジオの実音Dまで出せればいいほうですか?
中3です

A 回答 (1件)

こんにちわ。

中学3年生で大変がんばっているのですね!

①ごく普通の吹奏楽部の場合
フラジオ音域が楽譜に書かれていることはコンクール用の難しい曲ぐらいしか出てくることはないので
あまり悩みすぎず通常音域で先生にほめられる音色で吹けることを目指してみてください。

②ジャズ部でアドリブソロが必要な場合
フラジオができるとカッコいいのは確かですがそれほどフラジオにはこだわらずに、
通常音域でカッコいいフレーズを勉強する方を優先してみましょう。

しかし、①でも②でも、例外的にフラジオの勉強をしたほうが良い人、という方もいます。
それがどんな人かというと、ハートハートさんの場合は中三(部活では最上級生ですよね?)

A.最上級生なのに同じ学年の他の友達や後輩より音色が悪くて悩んでいる場合。
B.音大受験かプロをめざしているか、高校大学でジャズ研に入りたくて下準備したい場合。

だいたいこの2つしかフラジオ練習をしたほうが良い人はいません。

Aの場合はとても深刻ですので、「いわゆるフラジオ練習」ではなく、「オーバートーン(倍音)練習」にとりかかってみてください。
やり方は、「最低音のB♭の運指+オクターブキイ」のままで、金管の友達が毎日しているリップスラー練習と同じ音をサックスで出せば良いだけです。
でもサックスはリップスラーなんかありませんよね?
金管のリップスラーの正体は「自然倍音列」です。
木管はリップスラーが出来ませんので、サックスで自然倍音列を出すには、喉の開き方をコントロールすることでやります。
「喉の開き方が悪い」と先生に言われていたら、先生に「自然倍音列の練習方法はどうやったらいいのですか?」とマジ質問してみて下さい。
先生が「実際のやり方」を答えられずもじもじしている場合は、その先生が失格です。

Bの場合も、やりかたは先ず最初に自然倍音列のオーバートーン練習から始めます。

サックスのフラジオの場合、いわゆる「フラジオ運指表」に書いてある通りの指使いですと
使っている楽器によって正しいピッチにならないことがほとんどです。
「フラジオ運指表」を信用せずに、チューナーを使いながらオーバートーン練習して、
一番正しいピッチに近い「自分のこの楽器だけのフラジオ運指」を自分で開発しなければならない難しい領域です。
(つまり楽器を変えると、今まで出ていた運指でフラジオが出ない、という事がよくあります)

ちなみに「フラジオ」と言うとあまりカッコよくありません。
(理由は2つあるのですが1つ目はここでは書けません笑)
これをチャンスにして「アルティッシモ」と言うようにしてみてください。
ちょっと国際的になれます。
「何それ?フラジオじゃん?」という友達には下記のことを教えてあげてください。

ここで書いてよい2つ目の理由だけ教えてあげましょう。
Altissimo saxophone fingeringsという文字で検索すると、非常によい資料がネットですごく沢山手に入ります。
同じ音のアルティッシモでも、使う楽器や、奏者一人ひとりの体格とアムブシュアによって「同じ運指では出たり出なかったり」します。
そのため、まずはオーバートーン練習で自分なりのアルティッシモを見つける作業が一番重要です。

倍音域の練習は何年もかかりますので、ぜひがんばってみてくださいね!
    • good
    • 3
この回答へのお礼

回答ありがとうございます!
いま中3ですがクラブを引退して、家で高校に向けて練習しています。(高校でも吹奏楽部です)
確かに音色は悪いです…
オーバートーンの練習、早速明日から取り入れてみます!
顧問の先生にも質問してみますね!
あと書いてくださっているように音が高くなるほど音程が悪く、ちょっと喉の開き方を変えただけで半音上がったり下がったりしている状態です…
そこにも気をつけて、音色最優先で高校入学まで家で頑張ります!
詳しく書いていただき本当に助かりました!
ありがとうございます

お礼日時:2019/02/28 23:17

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!