A 回答 (5件)
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No.5
- 回答日時:
そもそも、そういう質問に回答できるわけがありません。
すなわち、ある程度の濃度で、塩化物イオンなどが含まれていれば、それと反応して難溶性の塩化銀()AgCl)が生じるので、それによって白濁します。
しかし、そのイオン交換水に塩化物イオンなどが含まれているかどうかわからない以上、判断できません。
つまり、イオン交換水といっても、その処理に使ったイオン交換樹脂の種類によって、除去できるイオンが違いますし、原水や使用したイオン交換樹脂の状態によっては、Cl-が本来吸着されるはずであったとしても、吸着されずに残ることもあるでしょう。もともと、Cl-の吸着を目的としていないこともあるかもしれません。
そんなこんなで、回答不能です。
No.4
- 回答日時:
一般のイオン交換水とは、イオン交換樹脂を使って不純物イオンを除去した水ですから、
その中にCl-イオンが含まれていないので、硝酸銀水溶液を加えても白濁しません。
白濁する場合は、Cl-イオンが存在しAg+イオンとCl-イオンから不溶性のAgClが生成する時です。
ところで、イオン交換樹脂は使用に応じて、徐々に樹脂中の不純物イオンが増えて
交換能力が低下してきます。
そこで、再生処理を行います。
工業的に硬水を軟水にすれば良いだけの場合、再生処理のために食塩水を使用する場合も多いのです。
つまり、色々な不純物イオンをNa+とCl-とに置き換え、色々な種類の不純物イオンを含む水を
ごく薄い食塩水に置き換えるということを目的としたイオン交換です。
食塩水で再生処理したイオン交換樹脂を用いたイオン交換水は、ごく薄い食塩水なので
含まれるCl-イオンによって白濁してしまいます。
イオン交換水にも色々な種類があって、白濁するかしないかは
Cl-イオンが含まれているかいないかによって決まるのです。
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