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音楽の”スケール”の解釈

個人でmidiによる作曲に挑戦中の時、ダイアトニックやペンタトニックを始め、陽旋法と言ったものを打って見て、思ったのですが、
陽旋法等で変調をすると、本来鳴らせ無い音で演奏する事になる(ヨナ抜きで例えると、ドレミソシの変調でレミファ#ラ#ド#(?))のですが、安易に行って良いのでしょうか?
又、この辺りのテクニックを習得する方法とか教えて頂きたいです。

A 回答 (3件)

「絶対音程」と「相対音程」の話をしていますか?



それとも様々な旋法で、相互に「ある音」と「ない音」があることを言っていますか?

「旋法」とは、ある音程システム(音程の集合)のことですから、「旋法」が異なれば「集合の要素」が変わり、相互に「ある音」と「ない音」が出て来るのは当然です。それが「旋法」の定義そのものなのですから。

「半音のそのまた半分」という「四分音」を使った音程システムを使えば、通常の「平均律」にはない音がたくさん出て来ることになります。
我々が通常使っている「平均律」は、ヨーロッパ起源の音程システムということだけであって、それが世界標準・人類共通の標準でもなんでもありません。「四分音」はピアノやギターといった「平均律システム」で作られた楽器では出せませんが、ヴァイオリンやトロンボーンといった楽器なら自由に出せます。もちろん、電気・電子的には任意の周波数の音が作れます。
そういった「音程のシステム、体系」は無限に作り出せます。
我々が「旋法」と呼んでるものは、過去に誰か、あるいはどこかの集団が伝統的に使っていたものに過ぎません。

従って、それを混在させて使ったり、ある旋法を他の旋法に「変換」したり、全く新しい「旋法」に移植したりするのは「音の創造」として十分にあり得ることだし、「やってはいけない」などという制約は存在しないはずです。
逆に「既存の旋法なり音程システム」に準拠した音楽を作りたいのなら、その「規則、制約」に従う必要があるでしょう。

どういう「音程システム」の上で音楽を作るのか、という話かと思います。
「既存のシステム、テクニック」を習得する話と、自分の音楽を「創造」する話とは、全く別物です。
どちらの話をされているのか、よく分かりません。
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この回答へのお礼

詳しい話ありがとうございます。

私的には、既存のテクニックが知りたいっていうのの方が強いですね。
ただ、未だ音楽に詳しく無いもので、話が曖昧になりましたね。
ごめんなさい。

お礼日時:2020/03/31 13:02

平均律が主流になるにつれ調性が持っていた意味が薄らいだように、


音楽のバックボーンの変化につれて音や調性が持つ意味が変わることは当たり前にある。
楽典という存在は確かにあるが、時代とともに少しずつ変化していくものだろう。

>安易に行って良いのでしょうか?
どういうコンセプトで曲を作るかによる。
日本旋律を強調するためにヨナ抜きを援用するのか。
ヨナ抜きスケールの可能性を追究するのか。
音楽理論はそのコンセプトの味付けに過ぎない。

ベートーヴェンは5番目の交響曲を他のコンセプトで作ってもよかったしその自由はあった。
しかし彼は数ある方向性の中から絶対音楽と一つのリズム動機の展開を選び貫いた。
それは成功し、現在交響曲第5番は「絶対音楽の到達点」と呼ばれることになった。
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この回答へのお礼

素晴らしい意見ありがとうございます。

お礼日時:2020/04/04 12:13

できあがった旋律が良い物なら何だって良いんでは?


安易だろうが安直だろうが手抜きだろうがメロさえ良ければ全て良し。
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