ニュース報道で「軽犯罪法」ではなく「軽犯罪法違反」と表記するのは何故？ 傷害罪違反とは言わないのに

ニュース報道で「何の罪で検挙したかを表記する」際、罪毎に違反が付与されたり、付与されなかったりするのは何故ですか？

・「風営法」ではなく「風営法違反」と表記する
・「軽犯罪法」ではなく「軽犯罪法違反」と表記する
・「傷害罪違反」ではなく「傷害罪」と表記する
・「殺人罪違反」ではなく「殺人罪」と表記する

No.5 ベストアンサー 回答者： rose2011 回答日時： 2020/06/11 10:31

「法」と「条」の違いで。

簡単に言えば、刑法は各条文ごとに、名前が付いてるんです。


こんな感じ。↓

第二十七章　傷害の罪
（傷害）
第二百四条　人の身体を傷害した者は、十五年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。
（傷害致死）
第二百五条　身体を傷害し、よって人を死亡させた者は、三年以上の有期懲役に処する。
（暴行）
第二百八条　暴行を加えた者が人を傷害するに至らなかったときは、二年以下の懲役若しくは三十万円以下の罰金又は拘留若しくは科料に処する。


従い、傷害や殺人も、ザックリ言えば「刑法違反」ですが。
それぞれが該当する条文には、有名なもはや「罪名」が付いてますので、より具体的に「傷害罪」「殺人罪」などと表記，呼称する訳です。

一方の風営法や軽犯罪法には、個別の条文には、その違反に対して有名な通称罪名がありません。
たとえば立小便は軽犯罪法に違反する行為ですが、それを「立小便罪」とは言わないでしょ？
だから、「立小便した男が、軽犯罪法違反で検挙」みたいに、やや長ったらしく表現せざるを得ません。

この回答へのお礼

詳細解説ありがとうございました。

＞「法」と「条」の違いで。
＞簡単に言えば、刑法は各条文ごとに、名前が付いてる
・条文のなかには罪名が付与されているものがあり、報道時には、その罪名を掲載するわけですね

＞一方の風営法や軽犯罪法には、個別の条文には、その違反に対して有名な通称罪名がありません
・罪名がない場合は、XXXX法違反と掲載するわけですね

お礼日時：2020/06/11 14:36

No.4 回答者： sntoco 回答日時： 2020/06/11 09:20

軽犯罪法に違反する可能性であって、軽犯罪法を犯したことが確定していないからでは?

この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時：2020/06/11 10:08

No.3 回答者： タマタマポチ 回答日時： 2020/06/11 09:13

傷害、殺人は「刑法」に抵触した（違反）とう事です。

つまり「刑法違反」ですが幅が広いから？それぞれの罪状に対する罪。
　　
「軽犯罪法違反」とは「軽犯罪法」という法律に違反した。
風営法でも同じ事「風営法」という法律があり、それに違反した。

この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時：2020/06/11 10:07

No.2 回答者： 難燃性燐寸 回答日時： 2020/06/11 09:09

傷害罪も殺人罪も、根拠法令は刑法

つまり、他に倣えば刑法違反と表現するべきだけど、刑法違反では範囲が広すぎる

～という法律に違反した＝～法違反
～という罪に該当した＝～罪

こういうこと

この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

＞他に倣えば刑法違反と表現するべきだけど、刑法違反では範囲が広すぎる
・なるほど。この説明は大変分かりやすかったです

お礼日時：2020/06/11 09:12

No.1 回答者： raraririruru 回答日時： 2020/06/11 09:08

軽犯罪法は法の名前で罪名ではなく

風営法も方の名前で罪名ではない
傷害罪は罪名
殺人罪も罪名

この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時：2020/06/11 09:11