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最近、能楽に興味がありまして、世阿弥の沢山の作品があると思いますが、その中でも『葵上」についての魅力を教えてください。

A 回答 (3件)

美しくて、教養もあり、地位も高い女性が、内面に抱えた闇ですね。



自分の愛人の正妻が、出産を控えているのを表面では祝福しているのに、嫉妬に囚われてしまう。生霊となって夜な夜な訪れているのに、意識はない。自分の髪に染み付いた悪霊退散の護摩のかおりで、それと気づいて愕然とする。この人は夕顔もとり殺した、と疑われています。

源氏物語では、落飾して自分で決着をつけ、最後まで気高い女性の矜持を見せますが、お能では、死後、成仏できずに地縛霊となって、僧侶に回向を願います。紫式部のほうが、女性の尊厳を尊重しています。お能では、下世話になっています。

お能の六条御息所を、悲しい女とみるか、女性の性とみるか、おんなは怖い、とみるか。見方は分かれると思います。
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身悶えするしかない愛欲の激しさ悲しさが身につまされるだけです。

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