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1975年って
昭和期のゴジラ、ウルトラマン、仮面ライダーが
オイルショックとかの影響で「メカゴジラの逆襲」「ウルトラマンレオ」「仮面ライダーストロンガー」を最後に一気に打ち切られることになった、特撮的には冬の時代ですよね?

ふと疑問に思ったんですが、
なんでそんな時期に秘密戦隊ゴレンジャー(1975年4月放送開始)は2年も放送を続けられたんでしょうか?

A 回答 (4件)

「仮面ライダー」シリーズが、「ストロンガー」で打ち切られたのは、TVのネットワークにおける「腸ねん転ネット解消」が影響しています。


現在、在京キー局と在阪準キー局とのネット関係は、TBSーMBS毎日放送、テレビ朝日ーABC朝日放送ですが、これは1975年の3月31日以後のことです。
それ以前は、TBSーABC朝日放送、テレビ朝日(当時はNET日本教育テレビ)ーMBS毎日放送と、あべこべでした。
それで、「ストロンガー」までの「仮面ライダー」シリーズは、大阪のMBSが、東映との共同制作で、71年の第1作から、「仮面ライダーアマゾン」までは、当時はMBSと同系列のNET系列で放送されていました。
 NETは1959年の開局当時は、大株主は東映だったため、東映とNETの共同制作による時代劇、アニメ、特撮ものなどが多く放送されていました。
ところが、ネットチェンジ後、「仮面ライダー」シリーズの最終となる「ストロンガー」は、MBSの系列がNETからTBSに移行したため、TBSでの放送となりましたが、やはりTBSの水には合わない番組だったこと、「仮面ライダー」シリーズも人気が落ち、視聴率も低下していたことから、75年末で終了し、同じMBS製作で、NET系列で腸ねん転ネット時代の最終クールである75年1~3月に放送された「まんが日本昔ばなし」を、76年1月から放送開始しました。
 「秘密戦隊ゴレンジャー」は、ネットチェンジにより「仮面ライダー」シリーズが移行したNETが、やはり戦隊ものを放送したいということで、東映との共同製作で、75年4月から、かつて「仮面ライダー」シリーズが放送されていた、土曜19:30(関西地区のみ土曜18:00)から放送されました。
 「ゴレンジャー」が2年続いたのは、NETの水に合った番組だったためと思われますが、そのため2年後に「テレビ朝日」と名称変更の際に、NETのイメージが強い番組と言うことで、終了しました。

 ウイキペディア「ネットチェンジ」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8D%E3%83%83 …
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この回答へのお礼

ウルトラマンシリーズ 
1966年7月17日
仮面ライダーシリーズ 
1971年4月3日
スーパー戦隊シリーズ
1975年4月5日
ガンダムシリーズ
1979年4月7日
東映不思議コメディーシリーズ
1981年10月4日
メタルヒーローシリーズ 
1982年3月5日
マクロスシリーズ
1982年10月3日
プリキュアシリーズ
2004年2月1日
https://www03.gogoanimes.tv/
https://kissasian.sh/?__cf_chl_jschl_tk__=922ff2 …】

お礼日時:2021/02/15 19:18

5人のヒーローという当時としての斬新さ。

特撮作品、最後の砦として続投。
石ノ森章太郎先生も、そんなに新作品のアイデァ出ないし。
怪人の造形、アクション担当のスタンドマン、特撮の技術者などの生活のため。
お菓子や玩具の業界からも、子供向けの商品販売維持のために、続けてくれって要望があったでしょう。

次の作品のアイデァがない。→結局、スーパー戦隊と一くくりされるシリーズになりました。
衣装やメカ、新番組で全部一新する予算考えると、なるべく長く続ける方が予算的にもいい。
仮面ライダー1作目も2年、特撮1作品の長さとしては、これがギリギリかも、

仮面ライダー、ウルトラマン、シリーズとして長く続いてたから、視聴率的に限界だった。
ゴジラ=映画で、映画そのものが斜陽産業ですから、よくぞここまで続いたと褒めてあげたい。
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仮面ライダーもウルトラマンも新機軸で展開するのも手詰まり感があったようです。



ゴレンジャーは他のヒーロー特撮物とはハッキリ差別化できるフォーマットで、バラエティ的な要素も上手く取り入れていたので独自のレシピ人気を維持できていたようです。

あと、ヒーローが5人いるというのは子供達が「ごっこ遊び」をする上でもピンのヒーロー物よりも受け入れやすかったかもしれませんね。
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そもそも仮面ライダーシリーズや戦隊シリーズのような等身大ヒーロー作品は、ウルトラシリーズほどお金がかからないはずです。




特撮ヒーロー作品の構成は、俳優が演じる「本編」と呼ばれるパートと、ミニチュアやジオラマ等を用いて撮影する「特撮」と呼ばれるパートがあり、特撮ヒーロー作品で最もお金がかかるのはこの「特撮」のパートのはずですが、仮面ライダーシリーズにはこの「特撮」と言うパートがほとんどないので(∴仮面ライダーシリーズは特撮ではないと言う人もいるくらいです)、ウルトラシリーズほどお金をかけずに作れます。『バトルフィーバーJ』以降の戦隊シリーズでは巨大ロボ戦があるので特撮パートも増えましたが、『秘密戦隊ゴレンジャー』での特撮パートはバリブルーン(後にバリドリーン)やバリタンク等が活躍する場面くらいしかないので、ウルトラシリーズよりも安く作れたのは間違いないと思います。


それから2年も続けられたのはとにもかくにも「人気があった」と言うのは間違いありません。戦いの最後までグループで戦う実写の変身ヒーロー作品は『秘密戦隊ゴレンジャー』が最初のはずですし、他にも変身ヒーロー作品は数多く出ていたとは言え、ウルトラマンと仮面ライダーと言う「2大ブランド」がなくなった状況では、この「グループヒーロー」と言うのは目新しく映ったと思います。


ちなみに私が当時の児童誌の表紙でゴレンジャーが5人映っている写真を初めて見た時は「5人のヒーロー」ではなくて、レインボーマンのように「1人のヒーローが5種類の姿にフォームチェンジしたもの」と勘違いしていました。それほど「グループヒーローは珍しかった」と言う事だと思います。
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この回答へのお礼 お礼日時:2020/09/16 17:41

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