「みんな教えて! 選手権!!」開催のお知らせ

昭和2年の銀座線がまだ地下鉄と呼ばれた頃の話しなんですけど、浅草から上野まで当時で10銭玉を当時珍しかった自動改札口に10銭玉を入れて、たったの1両の車両に乗ったらしいんですけど、当時の子供も10銭白銅貨を機械に差し込んで地下鉄に乗ったんでしょうか?当時お蕎麦が7銭か8銭で食べられた時代の10銭だからかなり料金が高かったですね、当時の銀座線は10銭白銅貨以外は入らないようになっていて、この銀座線に乗るために1時間も2時間も待つお客さんもいて、かなり大変だったと聞いています、子供は乗る事が出来なかったんでしょうか?分かる方は回答をお願いします、

A 回答 (3件)

こんにちは。

鉄道などの切符を歴史的資料としての観点に重点を置いて収集している者です。これまでの回答に正しくない点があるので、記しておきます。参考文献は「帝都高速度交通営団 (旧東京地下鉄道株式会社 旧東京高速鉄道株式会社)<乗車券類の変遷>」(1997年、細田禎利氏私刊)です。

 同書によると、開業から昭和6年9月15日までは自社線内用の普通乗車券は存在せず、ターンスタイルに十銭硬貨を投入して入場する方式でした。ただし回数券や団体券、優待券は設定されていて、これらの利用者のためにパッシメーターと呼ばれる係員が手動で操作する回転式入場機が備えられていました。
 形としてはターンスタイルもパッシメーターも支柱の上に十字型の腕木のある回転板を付けて、ここを利用者が一人づつ通過するようになっています。この腕木はすべての機器で同じ寸法の高さ(大人の太ももくらい)に設定されていました。頭が腕木に達する者はすべて大人と判定されたとのことです。

 さて、肝腎の小児料金に付いてです。同書にはこれに関して重要なことが記されています。
「普通運賃認可のなかで小児半額扱いなしの特例認可を受けたため、小児運賃制度はなかった。」
ということで、子どもは身長が規定よりも低ければ年齢に関わらず無料。これを超えると一律十銭。これが開業後4年近く続きました。
 ターンスタイル廃止と共に自社線内用普通乗車券も常備されるようになります。しかし運賃制度の変更は無く、昭和7年12月24日に京橋駅まで延伸した際に初めて半額の小児運賃が設定されることになりました。この時最低区間は大人が5銭、子どもは3銭でした。
 以上です。ついでですがこの頃の乗車券だとオークションで1枚2000円くらいでしょうか。小児券はずっと数が少ないのでこの倍以上はしそうです。私自身は小児券は実物を見たことが無い気がします。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

詳しく教えていただきありがとうございます。

お礼日時:2020/10/07 07:09

自動改札といってもターンスタイルという回転式のゲートでした、西葛西の地下鉄博物館に模型があります。

ニューヨークの地下鉄などで使われていたシステムです。ただし、ニューヨークはトークンという通過用メダルを事前に購入していました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%BC …

なお、子供は半額、そのほかに優待乗車証などに対応するために有人改札もありました。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

リンクを貼っていただきありがとうございます、

お礼日時:2020/10/07 07:11

子供は5銭です。


自動改札の他に有人改札もありました。
回数券や定期券だと必然的にこちらを利用することになります。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

教えて頂きありがとうございます。

お礼日時:2020/10/02 23:57

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!


おすすめ情報