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こちらの講座で「線が重なる部分」と「線と物が重なる部分」という説明文が出てきますが、これらの意味が理解できません……違う言い回しに出来る方がいらっしゃいましたらご教授頂けないでしょうか。よろしくお願い致します。

A 回答 (1件)

確かにわかりにくいですね。



章と文脈から解読してみると、要するに遠近感、厚み、影を意識すると太くしたほうが、見た目にガッツリ効く描き方があるということでした。

それで「線が重なる部分」をみると、線が密集する部分はちょっと太くすると線だけで厚みが出ますよ、ということです。

サンプル画像は手ですが、ここで太く描かれているのは

1)親指の下の部分。
2)小指の握った中心(関節へ向かって伸びる線)のところ。
3)小指の握った中心から右側へ流れるところ。

がわかりやすいですね。
1番と3番は、後でも出てくる影にも関係がありますが、太くすることでちょっと影っぽく見えて、そこに厚みと奥行きが見えてくるよー、という感じです。


「線と物が重なる部分」ですが、その前の見出しで「コツ2:影ができる線は濃く、光が当たる部分は薄く」とあります。

例として表示されている画像の中で、上着とスカートの部分、スカートとフリル(パニエ?)の部分に注目してください。
上着の線はスカートよりも上にきます。
スカートは下です。スカートに影が落ちますよね?

スカートにはふんわりとした印象を思わせるドレープの線がありますが、上着と当たる部分では上着の方が太いです。
スカートに影が落ちるように塗ることを意識した線だ、ということのようです。

スカートのドレープも山と谷があって影ができるので、これもまたちょっと太く描いてありますね。
他の部分に比べて線も柄もないので、リズムを出すための太さかもしれません。

さらにスカートと内側のフリルではどちらが下(影の色をつける)かというと、フリルです。

スカートの線が太くてフリルの線が細いのは、スカートの方を強くすることで輪郭と影を両方一度にいい感じで見せられるよ、ということが書かれているように読めます。

「線と物が重なる部分」を探してみましたが、必ずしも全てのところで描きわけされているわけではないようで、「ここだ!」と断言するのはちょっと難しいかなという印象を受けました。

A)向かって左側の胸とフリルの部分。
B)向かって右側の袖のフリルと腕の線の部分。
C)向かって右側の袖のシワの部分。
D)パニエのフリルと脚の線の部分。

そのあたりは意識的に強く描かれていますが、線と物が重なる部分かなあと思いました。
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この回答へのお礼

お礼の方遅くなってしまって申し訳ありません…!!詳しくありがとうございます!とても丁寧に考察してくださって助かりました、参考にさせていただきます!

お礼日時:2020/11/12 17:54

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