性格いい人が優勝

戦争映画やドラマで名作なのって第二次大戦だと絶対にヨーロッパ戦線だけで太平洋戦争は駄作ばっかりなのはどうしてなんですか??

ソフト市場が1番と2番のアメリカと日本なのになんでそこを舞台にした映画がまったく評価されないんですか??

A 回答 (3件)

駄作でないのもありますよ。

日米双方の人物が比較的均等に登場する作品としては、『父親たちの星条旗』と『硫黄島からの手紙』の二部作、『不屈の男 アンブロークン』、『太陽の帝国』が、出来も評価もいいです。日本にいる人があまり登場しない太平洋戦争映画の傑作としては『シン・レッド・ライン』、『ハクソー・リッジ』、『愛と哀しみの旅路』などもあります。『愛と哀しみの旅路』の登場人物はほとんどが日系アメリカ人です。

とはいえ、アメリカ西海岸は別として、米国全体としては、第二次大戦というと「対ナチズムの戦い」というイメージが濃いのです。それはやはり、ナチズムを逃れて、さまざまな欧州諸国から米国へ来た移民が多いからというのもあると思います。

また、かなり最近までハリウッドは白人の市場でしたので、アジア系俳優が育ちにくかったのはもとより、日本語が流暢な俳優や脚本家を開拓しにくかったのです。同様に、日本からそういうキャストやスタッフを起用するキャスティング能力も乏しかったです。

ちなみに、戦前戦中戦後の敵国民の価値観が米国民の間で完全には理解されていないのは、日本も欧州も同じだと感じます。

グローバル化が進んで、こうしたハードルが徐々に薄れつつありますので、これからは傑作がますます増えるでしょう。

なお、余談ながら、日本は大がかりなロケを受け入れる態勢が、他国に比べて整っていません。スコセッシ監督が遠藤周作原作の『沈黙』を台湾ロケで撮らざるを得なかったのは残念ですが、あれも西洋と日本をともに丁寧に描いた傑作だとされています。監督が28年温めた甲斐があったのではないでしょうか。
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ヨーロッパ戦線の映画なら、登場人物はすべてアメリカ人で済ませる。

 英国人やドイツ人の俳優を起用しても、言葉の壁もメンタリティーの壁もほとんどない。 太平洋戦争の映画には、少なくとも日本側の主要人物には英語もできない日本人のそれなりに有名な俳優を起用しなければならない。 さらに欧米人には理解しにくい日本人のメンタリティーや慣習もちゃんと描かなければいけない。 そう言った映画の作り難さが、太平洋戦争を描いた映画を駄作にしているのだと思う。
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日本対アメリカは、真珠湾のような飛行機による攻撃、ミットウェイのような海戦で、役者の持ち味を生かすシーンが撮れません。


終戦直前は、孤立した日本軍少数をアメリカが艦隊砲撃や飛行機からの攻撃と、力の差を見せつけるような戦闘。アメリカで有名なアラモ砦の悲劇の逆パターン、自分たちを悪い攻撃側に描くしかないので、アメリカ側は創りたくないでしょう。
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