dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

小公女セーラという世界名作劇場のアニメがありますが、なぜセーラは女学院に多額の寄付をしてしまったんですか?
あれだけ虐待を受けて普通なら裁判を起こしてもおかしくない事案だと思うのですが
皆さんはどうですか?

A 回答 (6件)

個人的な主観ですが、確かにセーラは周りに酷い目に合わされたと思いますが、セーラはそんな辛い事よりもその状況に陥ったがために得た物がたくさんあったんですよ。

例えば落ちぶれてしまった自分でも友と思ってくれる友人、身寄りもなくお金もない自分を育ててくれた学校、そして何よりも逆境に負けない気高い心……

一応これ、日本じゃないので人権侵害とか通用しませんので予め言っておきますね。天涯孤独になった後に学院を追い出されていたら死んでいたかもしれない世界(国)ですから日本と同列に考えても意味のないことですよ。

学院に寄付ってのも生き延びる事が出来たのはどう考えても学院のおかげですから恩返しをしたいってのは大人になった今なら納得の行為ですね。ミンチン先生じゃなくて学院にってのがちょっとした仕返しにも見えますけどね。

そしていじめっ子の主犯格のラビニアにも多大な影響と変化を与えたはずですね。ラビニアだけでなく他のみんなにも少からず影響を与えたはずです。そういうささやかな成長も表現されていて正に名作だと思いました。
    • good
    • 2

2つの解釈があります。


1つは、誰でも感じたことでしょうが、どんなに意地悪をされても、どんなに酷いことになっても、決して人を恨んだりしないセーラの心の広さがそこにはある。「罪を憎んで人を憎まず」という言葉がありますが、これをこの本の読み手。今回の場合はこのアニメの視聴者である子供達に教訓として見せたというもの。

もう1つは、これはとても奥深い話ですが、最大の復讐です。
今までいじめてきた人たちに、これ以上の親切な行動を与えることにより、一生自分のしてきたイジメに対する恥ずかしさ。思い出す度自分が嫌になる感情を植え付けるということです。ただ一度の仕打ちで終わらせる復讐よりも、これ以上の復讐はないのかも知れませんね。
    • good
    • 1

原作ではセーラは寄付どころか、引き留めようとするミンチンを冷たくあしらいます。


アニメは子供が見ているということで綺麗事で終わらせようとしたんでしょうね。
セーラが寄付をする動機になるよう、わざわざミンチンの妹にミンチンの過去を喋らせたりしましたし。
    • good
    • 0

それが小公女セーラという人だからでしょう。


仕返しとか考えるような人物なら
この物語の主人公ではなくなるから・・・
セーラらしい判断でしょう。
    • good
    • 1

19世紀の話ですから。


あれだけ虐待を受けて普通なら裁判を起こしてもおかしくない事案
という感覚は当時はなかったんでしょうね。
    • good
    • 0

韓信が出世して故郷に凱旋したとき、昔、自分をイジメてた連中を呼び出して、あの股くぐりの過去があったからこそ今の自分になれたといって、大金を与えたとか。



セーラのケースでは、イジメる側とイジメられる側の立場、逆転することもあるという体験を強く印象に残すために、寄付金って方法を使ったのかも。

いろいろな解釈ができるシーンですね。
    • good
    • 1

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!