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はじめまして。私情で美大に進学できなかったのですが、趣味でも絵を描き続けたいと思っています。しかしただ思い立ったまま書いていても(上手くなったとしても)とても遠回りしてしまう気がするのでお勧めの絵の上達法(本、雑誌など)があれば教えて頂きたいと思います。
■目標としては人物が色々な角度で描けるようになる(デッサン力?)屋外で気に入った建物等を素早くスケッチできる、着色では水彩が上手くなりたい、を最低条件に考えてます。
■学生なので金銭の問題で画塾は考えてません。通信講座は学生が払えるような価格であれば。

持っている書籍は
・はじめて楽しい鉛筆画<視覚デザイン研究者・編>
・絵を描きたいあなたへ<永沢まこと>
です。はじめて~の方は鉛筆画で、ちょっと違うかなーと思って、後者は良かったのですがテレビをみながらのクロッキーを勧められていてほんとにそれだけで上手くなるのか少し不安でした。

美大に行かずとも絵を趣味としている方、その他これで絵が上手くなったなどの体験談や、考えが甘いと叱咤した上のアドバイスでも構いませんのでよろしくお願い致します。

A 回答 (16件中11~16件)

No.6です。

もう1回来ました。

観察力の話が出たのでそれについて私の意見をもう少し。
「センス」はある意味持って生まれたようなもので、練習して得られるものではないかもしれません。
けれど質問者さんのおっしゃる「上手くなる」というのは、基礎的な部分ですよね? もっと具体的にいうと「ものをそれらしく描けるようになる」ということですよね。

ものをそれらしく描けるか否かは、観察力にかかっています。
ものや人物をそれらしく描ける人というのは、よく観察しているということなのです。
卓越したデッサン力の持ち主というのは、言い換えれば、卓越した観察力の持ち主なのです。
そこには理論はそれほど必要ではないと思います。

たまに、TVで芸能人などで、あまりにもめちゃくちゃな絵を描いて笑わせてくれる人がいますよね(馬鹿にしてるんじゃないですよ、面白くて好きですけど)。
ああいう人を一般に「絵が下手」と言いますが、それは実は「ものを全然観察していない」ということなんです。

絵を描く時は、とにかく対象を何回も何回も見てください。
自分の描いている紙と対象を、しつこく目で往復しましょう。3秒見て、3秒描く・・・ってくらいに(この数字は例えですけど)。
描けない人というのは、よく見ずに自分の画面ばかり見ていて、勝手に先入観で描いてしまう傾向が大です。
美大に入る前に行っていた予備校でも、講師が生徒に「お前、ちゃんと見てる? ここ、こんな風になってないだろ?」とかよく言ってました。

よく観察する習慣をつければ、誰でもある程度はものをそれらしく描けるようになります。
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この回答へのお礼

再度回答有難うございます。観察力ですか。気をつけて物を見てみようと思います。そういう意味で先入観って邪魔かもしれないです笑

お礼日時:2005/02/21 00:43

美大卒業者です。


他の方もおっしゃっていますが、美大は絵の基礎を教えるようなことは、全然しないんです。なぜだろう・・・入学した時点で、描ける人ばっかりだからかな・・・?

人物デッサンに関してだけ、意見を書かせてください。(建物はとにかく数でしょう。人物よりは楽です。「素早く」は数をこなさないと無理です。
水彩のおすすめ本もよく知らないため書けません・・・すみません)

人物はやはり、本をたくさん見るよりも実際に描くことだと私は思います。
学科の勉強でも、問題集の答えを見てしまってから問題を解いても、あまり頭に入りませんよね。自分なりのやり方で解いてみてから答えを見ると、「私のやり方で合ってたんだ」とか「あーこんな効率のいい解き方があったのか~(クソ~)」とか思ったりして頭に入ると思います。
とりあえず自分流に描いてみる。それで「どうしてここが上手く描けないんだろう?」って時に技法書を見た方がいいんじゃないでしょうか。技法書を先にインプットしてしまうと、テクニックばかり身について自分の観察力が鈍るような気がします。

私の考えですが、人物はなるべく服を着てない方がいい。着ているならシンプルで体の線のわかるものを。
初心者は服に目をとられがちです。

自分で大きい鏡に映して描くか、誰かにモデルをしてもらう。TVを見ながらのクロッキーもなかなかいいと思いますが、すぐポーズや画面が変わるので難しいですよね。

あまり細かい部分ばかり見すぎないように、おおまかにとらえていく。でも骨の関節(肩、脚の付け根、肘、膝、かかとなど)の位置関係は重要です。その同じモデルさんが太っても痩せても変わらないところだから。

描いたら絵の上手い人に見てもらってどこがおかしいとか指摘してもらえるといいんですけどねー。
絵が全然描けない人の指摘は、正直言ってしまうとあまり当てになりません・・・。細部ばっかり見たりするので。

ではご参考まで。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。建物の方が楽とおっしゃってますがやはり人物も建物も「数をこなす」ことが根底にあって大事なようですね。技法書に頼ると観察力が鈍るという意見は見落としていた点でした。人物は服を着ない方がいいというのは同感です。服のしわもデッサンが出来ていれば自然な形で描けると聞きます。モデルはちょっと難しいですが鏡位ならいけそうです。TVも画面の変りさえ除けば有効な方法のようでやってみようと思いました。人物は描く際に筋肉とか骨格を意識しながら描けるようにしたいのでポイントの指摘、役立たせていきたいと思います。絵の上手い方…大学に行って見つけられればいいんですが。仲間探しも必要ですね笑ありがとうございました。

お礼日時:2005/02/18 00:55

こんにちは。


私も絵を描くのが好きで、自己流ですが(好き勝手にやれるのが好きなのですが)、いろいろ本も読みました。
その中で、おもしろいものがありました。

『脳の右側で描け』

ほんとにおもしろかったです。
一読の価値ありです。読む前と後では、全然違う絵になること請け合いです。

あとは、やっぱり数をこなすしかないでしょう。
頑張ってください。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。「脳の右側で描け」は聞いたことはあるものの内容を見た事はありませんでした。評判もいいと聞いていましたが、推して下さってもいるし、今回改めて見てみようと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2005/02/16 16:15

同じく都内の美大を卒業した者です。


美術教師育成が目的という美大は
私の知る限りほとんどないと思います。
一部、東京学芸大などは教師育成が目的となっていますが、
教育学の美術科と、造形学部や芸術学部だと授業内容は違います。
もちろん美大に進んだ者のほとんどは美術家を目指しています。
結局様々な事情で美術を捨てる人も多いですが。
一方、世の中では法学部卒の人も多いですが、
それも皆が弁護士や法律関係の仕事に
就くわけではないので自然なことだと思います。

美大に通っても教授達は技術的な事に関して
あまり多くを教えてくれるわけではありません。
と言うよりも結局皆独学みたいなものです。
それより同じ美術家を目指している仲間が
作れる事が美大に通う価値だと思います。
教授達は既にその道で成功している人達なので、
その人達の絵に対する姿勢を見るだけで十分な勉強になります。

美大に通ったかどうかで上達するわけではないと思います。
要は自力でどれだけ周りの人から学び、
どれだけ努力したかです。
だから独学でも大学に通っても
技術的な上達には影響がないと思います。
上達するためにはとにかくたくさん描くしかないですが、
やはり効率が悪いのでやるとしたら
上手い人の絵を何度も見て目に焼きつけ、
その作品に近づけるようなつもりで
自分なりに描いてみるといいと思います。

デッサンを勉強するなら
「スーパー基礎デッサン」などが良いと思います。
他にも本の名前は忘れてしまったのですが、
小木曽誠さんが描いた手のデッサンが
表紙になっている本が良かったと思いました。
あとは多分月刊の雑誌で「芸大・美大を目指す人へ」も
デッサンに限らず全般的に学べるので、
数ヶ月分集めると独学でも良く学べると思います。
「芸大~」は目的のためもあって受験絵画になりがちですが。
視覚デザイン研究所の本は正直オススメできません。
入門者には優しいのですが、
あそこの本はどれも作りが甘いと思います。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。同じ目標をもったり、絵が好きだったりする仲間は確かに価値あるものだと思うし、大事だと思います。私が美大にこだわっていた理由もあるいはそのあたりにあったのかも…。絵に関して話せる友人がほとんどいないので。本に関して上げられていた物を検索させて頂きました。「スーパー基礎デッサン」はいくつかシリーズ?で出ているようでなかなか良さそうでした。小木曽誠さんの本は残念ながら今のところ見つけることができませんでした。「芸大・美大を目指す人へ」は以前本屋で立ち読みしました。受験用というイメージを受けたのですが独学に役に立つような記事も載っているとの事なので後日詳しく見てみようと思います。視覚デザイン研究所の本はたくさん見かけたので有名所で良いのかと思っていましたがそうでもないようですね。アドバイスありがとうございました。

お礼日時:2005/02/15 00:06

 かつて私は、東京にある三つの美術学校を受験して、そのうちの一つ


に合格しましたが、一年二ヶ月あまりで失望して、中退しています。
 そこで分ったこと、あとで考えたことを記してみましょう。
 
 もともと美術学校の目的は、芸術家を育成するのではなく、美術教師
の養成にあり、卒業生のほとんどは、非関連の職業に就いています。
 ほんとうの大家や巨匠は、しばしば劣等生に甘んじているのです。
 
 そもそも絵画の技法は、他人に教えることに適していないのです。
 先生のマネをしたものは、ほとんど価値がありません。かといって、
ゴッホやゴーギャンも生前に一枚しか売れなかったのですが。
 
 それでも、誰かに手をとって教わりたい場合は、アマチュアの教室や
日曜画家のサークルに参加することになりますが、おすすめしません。
 俳句や茶華道のように、現実ばなれを楽しむならともかくも……。
 
 あなたに、生涯を通じて学ぶ意欲があるならば、安直な技法書よりも、
ダ・ヴィンチやミケランジェロの素描を、ネット画像で研究すべきです。
 ロマン・ロランの評伝を読むと、芸術家の熱情が伝わってきます。
 
 ゴッホやセザンヌの手紙を読むと、絵画市場の実態がうかがわれます。
 モディリアーニの映画《モンパルナスの灯》は、とても悲劇的です。
 現代日本では、水木しげるの自伝的作品が参考になると思います。
 
 人類にとって(空間の把握能力は)とても重要なのに、絵画技法は、
写真術やCGIの出現で、ほとんど実用性を失ないつつあります。
 義務教育9教科の中で、とくに存在感にとぼしいのが不思議ですね。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。美大の目的については書いてらっしゃる通り美術家の育成の方を想像していたので、少し驚きました。独学で絵を描いていく中で「継続する」ことに不安があるのでロマン・ロランの評伝、水木しげるの自伝的作品や映画を見たり読んだりする事はその点で助けになりそうです。上げて下さったものは探してみようと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2005/02/14 15:48

ANo.1ですが、少し、補足します。



質問者さんのタイトル“美大に行かなくてもそれなりに描けるようになる絵の上達法”とありますが、別に美大に行っても絵を描く方法とかを教えてくれるわけではないです。美大出身の私の親も、今から考えれば、絵を描くからといって、別に美大に行く必要性はなかったと言っていました。美大に行っていない画家も結構いますし、美大ということをことさらに考える必要はないと思います。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。両親が美大出身とは羨ましいです。教養の面でもそうですが何より理解を得られる点で…。しかしこれを言い訳にしてもいけませんし、lion_tiger さんの「理論でなく実際に手を動かして描いてみる」という意見には納得させられました。美大についてですが私は総合大学に進学した事を気にしていたので、これも励ましになりました。絵を描くなら美大に行かなくては、位に思っていたので、そうではない絵描きの方もたくさんいらっしゃると聞いて心持安心しました。ありがとうございました。

お礼日時:2005/02/14 15:35

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