
A 回答 (1件)
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No.1
- 回答日時:
十訓抄の中身についてはこちらに現代文で詳しく説明されていますが、確かにこれを読む限り、付き合っているというより単にちょっかいを出している程度にしか思えません。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054884983557/ep …
ここでは、さる歌合わせに呼ばれた内侍が定頼から声をかけられた際に、即興で返された歌があの有名な和歌「大江山~」であると言うエピソードが載っています。
定頼は当時当代切ってのモテ男だったようですが、和泉式部の娘である内侍とも付き合っていたと「宇治拾遺物語」にも書かれています。
内侍は若い頃から和歌の才に秀でていましたが、それを周りの女房たちからは「どうせ母親に作ってもらっているのだろう」とある種の嫉妬を抱かれていました。
実は本当に才能があった訳ですが、それを何とか知らしめたいと思った二人。
それは違う、自分でちゃんと作っているんだと言うのをことさらにアピールするため、修羅場のように見せかけて二人で大げさなエピソードを仕組んだのではないかと書かれています。
つまり、言われなき悪名を振り払うためのお芝居だったと言うこと。
しかし、これで内侍の和歌の評判が高まることになったと言う話です。
定頼はいろいろな女性と浮名を流しますが、結局内侍の方が25歳と言う若さで亡くなったために正式なお付き合いと言う形ではなかったらしいですね。
この回答へのお礼
お礼日時:2021/05/12 07:37
お礼が遅れ、申し訳ありません。
ご回答ありがとうございます!
私は単純に、定頼も嫉妬側の人間だと思っていました。たしかに、回答者様の説だと合点がいきますね!
もしそれが本当だとしたら、定頼身体張りすぎですね(;´д`)
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