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一般にSFと呼ばれる部類に入る本が苦手な者です。
他ジャンルで好きな作家さんが書かれたSFを読みたいと思っているのですが、ちょっと手が伸びません・・・。
SF独自の単語(?)やら設定やらを理解するのは諦めてしまったのですが(苦)なんと言いますか、あまりにもスケールが大きかったり現実とかけ離れすぎていたりするものがやはり理解できません。
(SFと言うのはそう言うものだとは思いますが)

それで、SFに慣れる為に皆様のお勧めの優し目のSFを教えて頂きたいのです。
どういうのだ?と言う質問が逆に出そうな質問ではありますが、どうかお願い致します。

それと、現代人にあるまじきカタカナ拒否人間ですので、人物名がカタカナだったり、ページ内をカタカナが埋め尽すような本はちょっと苦手です。
(海外物も読めないのです・・・)
ちなみに、最近読んだ物の中で平気だったのは上遠野浩平氏の「僕らは虚空に夜を視る」「わたしは虚夢を月に聴く」です。

こんな注文が多くて申し訳ないのですが、それでもこれは大丈夫!と言う本がありましたら、是非おしえてください。

A 回答 (11件中1~10件)

カタカナは好きですが、SFとファンタジーって私も読めません。


(でも確かにマンガや映画だと入りやすい…不思議ですねぇ。
坂田靖子の「闇夜の本」(ハヤカワの文庫で出ています)や「階段宮殿」(文春文庫)なんか、かなりSFですが、面白い)

あと翻訳もので、フレドリック・ブラウンは比較的ミステリがお好きなら
(多分ミステリも書く人だから?)読みいいのですが…
描いているのが人間の悲喜劇だからかしら。

ジャンルというものに弱いので、これSFにいれていいのかわかりませんが、
小さい頃読んですごく面白かったのが、
半村良さんの「産霊山(むすびのやま)秘録 」です。
紹介は下記をご参照頂きますが、スケールが大きくても、
全然予備知識(普通の日本史位知っていれば)無しで楽しめました。
ストーリーがすごくパワーがあって、ぐいぐい引っ張られます。
今はハルキ文庫で出ています。

あと、NHKだったかでドラマになっていた筒井康隆さんの
七瀬シリーズ、「家族八景」「七瀬ふたたび」「エディプスの恋人」も
面白かったです。読心能力のある美少女七瀬を軸にしたストーリーですが、
人間の心の闇や、自我の衝突の物語なので、読み易かったと思います。
筒井さんは全集が図書館などに結構あるのでは。

参考URL:http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/ws …

この回答への補足

baianさま、こちらに書くのをお許し下さいませ。

こんな質問にご丁寧に答えてくださって、本当に皆さんありがとうございました。
ひとまず、これにてこの質問は締め切らせて頂きます。
回答ポイントは・・・申し訳ありませんが、どなたか一名、なんて絶対に決められませんので今回は該当者なし、と言う事でお許し下さい。

やはり読書はジャンル別に区切らず、広く色々なものを読んでいきたいですね。今回のことは、その第一歩になったと思います。
最後になりますが、皆さん本当にありがとうございました。

補足日時:2001/10/06 18:17
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この回答へのお礼

参考アドレス見てまいりました。
歴史物とか結構好きなので(知識はありませんが…)読んでみたいな。
歴史とSFが一緒になっているのって、不思議な感じがしますね。早速トライです☆

教えて下さってありがとうございました。

お礼日時:2001/10/06 18:16

 SF用語が苦手という事なら、やや難度は高めかもしれませんが、笹本祐一は結構お勧めです。


 
 代表的な著作を挙げるなら、
 「妖精作戦」シリーズ4巻
 「ARIEL」シリーズ17巻(続巻中)
 「星のパイロット」シリーズ6巻

 ほかにも多数ありますが、ほとんどが現代~近未来(50年ぐらい?)を舞台にしているので、今の科学技術でも充分説明できる小道具ばかりです。
 科学用語はこれでもかってぐらいに登場しますが、適当に読みとばしても雰囲気は味わえる語り口です。読んでいるうちになんとなく科学用語に詳しくなれると思います。
 あ、あと作中に登場する車やヒコーキはクラシックモデルでかためるのが好きな作家です。最先端の科学ととっくの昔に生産中止になったクラシックカーが混在する不思議な魅力があります。

 シリーズものだけでなく、1冊物も多く書いていますので、お近くの本屋さんでとり合えず立ち読みされてはいかがでしょうか。もちろん怒られない程度に(^^;)
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この回答へのお礼

おおお、見覚えのある作品名が(^^)
適当に読み飛ばして・・・い、いいんでしょうか?(笑)
そうですね、早速本屋さんで立ち読みに行って参ります。もちろん棚のすみに隠れて読みますですよ。

教えて頂いてありがとうございました。

お礼日時:2001/10/06 18:10

上遠野浩平氏の「虚空牙シリーズ(勝手に命名)」が読


めるんでしたら、大抵の和物ライトSFはいけるんじゃな
いですかね?

私のお勧めとしては
草上仁氏
一種落語的なオチがある短編SFを書かれています。
最近は長編が多いようですが、それはそれで楽し
めます。
早川SFなどで10何冊程度出版されてます。
また短編かいてくれんかなあ・・・。

梶尾真治氏
こちらは、ハートフルもしくは哀愁漂うSFを書かれ
ます。
SF用語が多いきらいもありますが、それを押しても
ストーリーテリングが楽しめます。
早川JAや徳間書店、朝日ソノラマ等で出版されてます

などですかね。
どちらも短編集的なのがお勧めです。

参考までに
無断リンクですが

草上仁著作一覧
http://member.nifty.ne.jp/hagu3/k/kusakami/kusak …
梶尾真治著作一覧
http://www1.mint.or.jp/~idris/kajio/kajio.html
「クロノス・ジョウンターの伝説」お勧めです。

読書は、もっとも手軽な疑似体験たど思います。
自分から枠を設けて、このジャンルは読まないってい
うのはやっぱりもったいないですよね。
誰がなんといおうと、読んだ本人が楽しめればオッケー
なのですから。
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この回答へのお礼

草野仁氏の名はよく本屋の棚で見かけます。
有名な方なのでしょうか・・・?(早川はじめSF系作家にはもう疎くて疎くて…)
挿絵の絵柄が可愛かったような覚えが。それだけで決めるのもなんですが、このみの挿絵はそれはそれで楽しいですので(笑)

そうですね、やはり読書は「これは駄目、アレは駄目」って決め付けないで、広く読んで行きたいですよね。
これがその第一歩になるといいのですが。

教えて頂いて、ありがとうございました。

お礼日時:2001/10/06 18:07

私も翻訳ものでもうしわけないですが…



『アトムの子ら』ウイルマー・H・シラス著 早川文庫
主人公ティムは、すごく頭がいいのにそれを必死でかくしています。
その謎を精神科医が探って行きます。

『夏への扉』ロバート・A・ハインライン著 早川文庫
タイムトラベルの古典です。微笑ましいです。

上記二冊は、1950年代の本で、翻訳もカタカナが少ない方だと思います。
「冷凍睡眠」と書いてある横に小さく「コールドスリープ」とかいてあります。
SFの初期の頃の本ですから、翻訳者の方もなじみやすいように工夫されていたのだと思います。

それから、『リプレイ』ケン・グリムウッド著 新潮文庫
人生を何度も何度も繰り返すという話です。
1988年10月から以前のアメリカが舞台ですから、SF特有のカタカナなどはでてこないと思います。
作品自体がちょっと考えさせられるので、オススメします。

これらは、宇宙人も星間戦争もハイテクもあまりでてきません。
でも、やっぱりSFです。(^^)
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってしまって本当に申し訳ありません。
冷凍睡眠の横に小さなルビが・・・(笑)少し歴史を感じてしまいました(何故)
SFと一言でまとめてしまうのも難しいのですね。宇宙が出てこなくともSFと呼ぶのですから。

教えて下さってありがとうございました。

お礼日時:2001/10/06 18:03

漫画から入ると言うのも一つの手かもしれませんよ。



藤子・F・不二雄氏のSF短編集とか、石ノ森章太郎氏の
「人造人間キカイダー」「サイボーグ009」「番町惑星」「原始少年リュウ」「幻魔大戦」などがSF入門によいと思います。

特に「幻魔大戦」はその勢いで平井和正氏の小説「幻魔大戦」に行くということもできますからね(笑)

因みに藤子・F・不二雄氏の「SF」は「すこし・ふしぎ」の略なのだそうです。
(といっても、しっかり宇宙やパラレルワールドなどの単語が出てきます)
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この回答へのお礼

漫画や映画は不思議な事に平気なんです。画像として既に出来てるからかな?
でも、確かに最初から小説にはいるよりも慣れやすいかもしれません。
漫画の方は古本屋で立ち読みしてまいります(笑)

「すこし・ふしぎ」の略は初めて聞きました。
なんだか可愛らしい響きですね(^_^)

お礼日時:2001/08/29 00:08

『ソリトンの悪魔』(梅原克文)などはいかがでしょうか?


登場人物は日本人ですが若干カタカナの機械用語がでてきますがほとんど気にならないと思いますよ。

上下巻で、重ねると5cmほどありますが読みやすくてかなりお勧めです。
内容的には、近未来SF小説で読んでいて荒唐無稽な展開にもかかわらず情景が想像できてしまうところが面白いです。
内容も一応は超真面目風となっております。

私は一気に読み干してしまいました。
とにかく一度是非読んでみてはどうでしょうか?

参考URL:http://www.minc.ne.jp/~yoshir/yoshir/novel/solit …
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この回答へのお礼

分厚い本、ドンと来いです(笑)
京極氏の本が好きなので、本の厚さには慣れてしまいました。
て、話がずれました。すみません。
内容説明からすると、イメージしやすい文章なのでしょうか。なんだか楽しみ。

早速探してみますね。(何だか時間より金銭的な問題が~/苦笑)
ありがとうございました。

お礼日時:2001/08/29 00:05

SFとは言えないかも知れませんが、星新一はどうでしょう?


ショートショートで有名ですね。
短いけど、最後にやられたぁ~。と思わされます。

そんなにカタカナも使われてないと思います。
ただ、殆どの話で主人公がエフ氏とかエヌ博士とかですが(笑)
1つの話はそんなに長くないのでカタカナが有っても
苦にならないと思いますよ。
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この回答へのお礼

SSということは短編集か何かでしょうか?
短編集、ん~いいですねぇ。短編は何故か大好きなのでレッツトライしてみます(笑)

エフ氏とかエヌ博士とか、ということはエル先生とか(笑)
明日大きめの本屋さんに行くので、ちょっと探してみます。
って、おや?読む時間はあるのかしら・・・?

お礼日時:2001/08/28 23:59

翻訳物で申し訳ないですが、「アルジャーノンに花束を」ダニエル・キイス。

SFとしては難しくありません。現在文庫本で出ているのは長編バージョンですが、図書館などで中篇バージョンを捜して見て下さい。中篇は泣けます。
痴呆の青年が、ねずみのアルジャーノンと共に知能を高める治療法の実験台になり、天才的な知能のひらめきを見せますが、ある時アルジャーノンに知能の退行が・・・彼は必死に自分の知能の退行を妨げようとしますが・・・

日本人作家のものでしたら、「宮部みゆき」様(?)の「龍は眠る」をお勧めします。この人はSFっぽいのも書きますが推理作家です。平易な文体でとても読みやすく出来ています。超能力ものです。私はこれを読んでから「宮部みゆき」様(笑)の大ファンになりました。
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この回答へのお礼

いえいえ、翻訳物でも名前以外にカタカナが少なければ・・・多分。
長編と中篇があるのですね?オススメは中篇・・・と。

宮部みゆき氏の本は、いつだったかミステリで読んだ事があります。
「龍は眠る」もてっきりミステリだと思いこんでおりました。
よ、読みたいかも・・・。
あ、教えて下さってありがとうございました。

お礼日時:2001/08/28 23:55

石川英輔の「大江戸神仙伝」(講談社文庫)なんかいかがですか。


カタカナはほとんど出てきません。皆無に近いです。
SFというものには、こんな物まであるのだと気づかせてくれます。
星新一のショートショートも立派なSFですし、宮部みゆきの「蒲生邸事件」なんてのも素敵です。
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この回答へのお礼

おお、麗しの漢字が(笑)
カタカナが皆無、というのにかなり惹かれております。
本屋さんに行って探してみますね。
教えて下さってありがとうございました。

お礼日時:2001/08/28 23:50

新井素子さんの「星へ行く船」シリーズは如何でしょうか。


一人称で進行する物語はちょっと不思議な感じもありますが兎に角読みやすいです。
舞台が地球から他惑星へと拡がった世界にも関わらず登場人物がほとんど日本人または日本名という馴染みやすい(?)構成です。
時折SFっぽい設定も登場しますが、必ず主人公による解りやすい説明が入りますので安心です。
シリーズというだけあって本編シリーズ5冊+外伝的シリーズ3冊となりますが、何れもあっという間に読めてしまう手軽さ&面白さ。
お勧めです。(^_^)
尚、シリーズ構成は以下の通りです。

(本編)
星へ行く船
通りすがりのレイディ
カレンダーガール
逆恨みのネメシス
そして星へ行く船

(外伝)
星から来た船(上)
星から来た船(中)
星から来た船(下)

何れもコバルト文庫です。
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この回答へのお礼

新井素子さん・・・そういえば、家にあったような気が・・・(読みなさい)
以前パラパラと見た事がありますが、「SFかぁ」と思って読まなかったのです。
お金もかからないと言う理由から(笑)早速母に借りて読んでみます。
教えて頂いてありがとうございましたm(__)m

お礼日時:2001/08/28 23:48

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