一回も披露したことのない豆知識

ミューオンという素粒子があります。電子の仲間で質量は約200倍ある素粒子です。大気上層部で宇宙線が大気分子に衝突してミューオンが発生し、地上に降り注ぐ。これらのミューオンを利用して、遺跡や火山の内部を探るのにも利用されていますが、ミューオンは寿命が約100万分の2秒ほど(確かそうだったと記憶しています)しかなく、大気の上層で発生した瞬間から光速の90%以上で運動しても、地上に届くまでにほとんど崩壊するはずなのですが、相対論的効果によって、ミューオンの時間は地上の静止している観測者の時間に比べ、ゆっくりと経過するため、約30~40%(それぐらいだと記憶していますが)が地上に到達できる。   
それで、ミューオンにとっては、地上までの距離が縮小されることになるために、短い時間で地上に到達すると説明されることがあるのですが、では、時間はどうなっているのか?
ミューオンを擬人化することを許してもらうとして、ミューオンにとって、自分が持っている時計の刻むリズムと地上にいる観測者の時計の刻むリズムはどう見えるのだろうかという疑問です。
ミューオンからすると、自分の持つ時計がカッチ、コッチと刻むのに、地上の時計はカチコチカチコチと早く時を刻むように見えると理解してよろしいのでしょうか?

質問者からの補足コメント

  • 質問があります。もし、ミューオンに計算能力があるとして、ドップラー効果の式から、その効果を除去してみたとしたら、どうなるのでしょう?

    No.1の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2021/12/14 14:02

A 回答 (2件)

ドップラー効果を取り除いてしまえば相対論効果が表面に出てくるから, 当然


ミューオンからは「相手」の時計の方が「遅い」という結論
になるよ.
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相対論効果よりもドップラー効果の方が強いので, 時計のある方向によって早くも遅くも*見える*.

この回答への補足あり
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