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1. ひとの話す言葉は 大きく二つの種類に分かれるのではないか。

S 語: あやまちうるスサノヲ人間語 (生活日常のことば)
A 語: あやまたない〔とされる〕アマテラス普遍語
  A語a: 価値自由な認識にもとづくアマテラス科学語
  A語b: 良し悪しの価値判断をまじえ倫理規範性を帯びるアマテラス人格語

  A語c: 普遍語をしゃべりつつ二枚舌であった場合:アマテラス方言語




2. 雷を 神鳴りと捉えてそこに超自然的なちからをも見ることは 一般に スサノヲ人間語です。

3. これを 放電現象として認識するのは アマテラス科学語でしょう。そこには 経験合理性から見て 普遍性があるというわけです。

4. 子どもに雷を落とすおやぢに対してそれは あまり褒めたことではないですよ 人間というものについて考えを重ねてさとりを得るようにしましょうと言うのは だいたいアマテラス人格語からの声でありましょう。

5. さとりは 経験合理性ならびに人としての倫理規範に照らして 普遍性がありとうといことだと見なされているというわけです。
 
6. でも どうでしょう? 雷を落とすというスサノヲ人間語――人間的な あまりに人間的な(?)――は そこで全否定されましょうか?

7. 決してそうではないと考えられます。怒ることのほうが 愛情に満ちているということは じゅうぶん考えられるからです。(未成年のばあいです)。

8. このとき アマテラス人格語が言えることは お行儀よくしましょう お父さんの言うことを聞きましょう わるいことをしてはいけませんくらいでしょう。せいぜい。



9. アマテラス人格語は それじたいは普遍的な内容を持つと考えられている倫理規範を表現したものですが けっきょくそれを言う人あるいはおこなう人を問題にするならば 必ずしもその内容どおりには 成っていない。言うこととおこなうこととが食い違っている。

10. あるいは アマテラス科学語にしても その科学語じたいは そのときの現在における妥当性のある認識であるにもかかわらず その説明として使っている知識や情報と そのとき問題になっている事柄とが やはり内容において一致していない。ことがあり得ます。つまり 問題をすり替えて さも科学的にただしいことを言っていると見せかけているという場合です。





11. あるいはさらに 放電現象を神鳴りだと捉えたからと言って そのスサノヲ人間語が 全否定されるわけではない。アマテラス科学語は あくまで経験世界における経験事象について経験合理性で分かる範囲のことのみを扱っている。

12. したがって 非経験の領域はどうなっているのか これは 扱わない。
(超自然また超経験について人間としては扱うが 科学者としては 禁欲する)。


13. ところが 非経験の場が あたかもわが心に非思考の庭を成らせるといった神の信仰を――または 《無い神》の信仰を―― やはり人は持つに到っている。神をおそれることが 知恵の初めなりとも言われて来ている。


14. あっ 神鳴りだ! という言葉とその意味合いには 科学的な知識としての無知と 反科学的ではなく非科学的な信仰の問題とが潜む。

15. 科学が おそらく禁欲してあつかわないと決めている非経験の場 そこにおけるナゾの何ものか これに対するきよらかなおそれを 人は持つ。はずである。そこには 聖なる甘えすらがある。または あきらめ。


16. ここから 知識を活用する知恵が生まれ そこでやっとその知恵を享受するというそのようにへりくだる人間こそ 人格語の境地に近いとも考えられる。





17. したがって要するに 普遍性を問い求めるアマテラス科学語および人格語は あくまで 人びとに共通のヒトとしての自然本性をそなえたスサノヲ人間語から 人間語を基礎として 引き出され(エデュケイトされ)築かれていくものと考えられる。

18. あやまち得る人間語を基礎として である。

19. アマテラス普遍語を取り扱いこれを活かすも殺すもそれは スサノヲ人間語に立った人間であるかどうかだと考えられる。月並みなたとえでは 泥沼の中に蓮の花が咲くとか。




20. ところで アマテラス普遍語を自由自在に駆使するのは 一般にアマテラス公民です。スサノヲ人間語の世界に生きるスサノヲ市民から言わばアマアガリして 社会の第二階へと上がって行った人びとである。
 

21. したがって よき政治また延いては よき国際関係を考えるに当たっては まづ 人間を問題にしたいと考えます。

22. 人間あるいはつまり現実が 問題であり その人間現実が変わるということ。

23. つまりここでは 単純な問題に帰着します。一般にアマテラス普遍語がすでにあたかも二枚舌を駆使するように変わってしまっているのだから 基礎としては元にもどるということ 戻すということである。


24. スサノヲ人間語を話すという基礎にもとづきアマテラス普遍語をしゃべるということ これです。


25. いまは実際には アマテラス語は そのひどく訛った方言(または ジャーゴン)が 政官財メディア等々の世界で 話されているらしい。訛り過ぎているとか。

26. とは言うものの ホンネとタテマへとその使い分けは スサノヲ人間語から 出たものであるかも知れない。普遍 A 語のダブル・スタンダードをとがめるどころではないかも知れない。妙な普遍語であっても AI を受け容れていかなくてはならない。


27. では どうするか? では わたしたちはいったいどんな言葉をしゃべればいいのか?
――これを 問います。おしえてください。

A 回答 (2件)

先生。

お早うございます。奈良石上からです。

言語はスペル、呪術、と考えます。地方であれ普遍であれ、この性質は外せません。それをどの言語、どの呪術を用いるのか、現代は自分で選択し、遣い分ける時代のようです。

遣わす言葉、呪術で、使い手の他者、世界への働きかけ、効果、使い手の位置する次元が異なってくるかと思います。

3~4次元に閉じこもる唯物論的普遍言語も限界の時代、時代は新たな言語、呪術を求め、造る時代に入っているようです。世界が変わって行きますね。人々の言葉遣いを伺ってると、そう感じます。
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この回答へのお礼

石上布留ですか。お早うございます。ご回答をありがとうございます。


★ 言語はスペル、呪術、と考えます。
☆ ですか。ひとつに 言霊観ですね。


★ 地方であれ普遍であれ、この性質は外せません。
☆ 両方が必要。

★ それをどの言語、どの呪術を用いるのか、現代は自分で選択し、遣い分ける時代のようです。
☆ そのとき いかなる《配合》を選択するか? それとも個々のケースに応じてまちまちですか。


★ 遣わす言葉、呪術で、使い手の他者、世界への働きかけ、効果、使い手の位置する次元が異なってくるかと思います。
☆ ということは その場その時その相手に応じてといったことでしょうか。


★ 3~4次元に閉じこもる唯物論的普遍言語も限界の時代、時代は新たな言語、呪術を求め、造る時代に入っているようです。世界が変わって行きますね。人々の言葉遣いを伺ってると、そう感じます。
☆ AI言語も まじえますか? 過渡期のような局面でしょうか。模索が始まっている?

お礼日時:2022/02/07 05:28

量子力学が精神と物質の融合を図るでしょうか。

二つの解離を、周波数、電磁波などの「情報」という観点で捉える時代に突入します。新たな呪術開始です。AI言語もその一つでしょう。けれど我々の呪術はまた違うでしょうか?自分たちで言語、呪術を造っていますから。
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この回答へのお礼

★ 量子力学が精神と物質の融合を図るでしょうか。
☆ あぁ。なるほど。テレポーテーションだとか。あるいは因果律から自由になるかもとか。


★ 二つの解離を、周波数、電磁波などの「情報」という観点で捉える時代に突入します。
☆ ふたつの事例はまだ 物質的でしょうか。それとも そこにすでに――情という漢字で情報というからには――精神が?


★ 新たな呪術開始です。
☆ 自然と・モノと・あるいは相手の人や世界と 未分化一体の原始心性ではないかたちでですね。そこからは 自己が時間的なるものだと――その生の有限性として――知って 抜け出て来た。


それとも この生も 延びるんでしょうか。


★ AI言語もその一つでしょう。けれど我々の呪術はまた違うでしょうか? 自分たちで言語、呪術を造っていますから。
☆ 造語も 既存のことばのあたらしい遣い方ですね。それとも これまでになかった新語を持つようになるでしょうか。

お礼日時:2022/02/07 07:39

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