プロが教えるわが家の防犯対策術!

【アメリカのユニオン】は日本の労働組合とは全く違うものってどういうことですか?

日本の労働組合は会社内の組織の一部だが、アメリカのユニオンは会社とは独立していて、会社の利益を根こそぎ持っていける力があるってどういうことですか?

会社の得た利益を全て労働者に分配させることがアメリカのユニオンでは可能で、会社を潰すことも出来るそうです。本当ですか?

逆に日本の労働組合は会社の得た利益の労働者へ分配する権限も会社を潰す権限も社内の組織なのにないのはなぜですか?

アメリカのユニオンは会社と関係がない組織なのに日本の労働組合より会社に対する発言権が強いのはどういう法律が影響しているのか教えてください。

A 回答 (3件)

日本の労組は、企業単位ですが、


米国の労組は産業単位になって
います。

自動車なら、自動車産業全体の
労組、ということになりますから
規模が大きく、力も強い訳です。

日本の労組は企業単位ですので
いわゆる御用組合が多く
組合幹部が退職すると、会社の
労務担当重役となる場合があります。

つまり、前組合委員長と現組合委員長が
交渉する、ということになります。

だから、会社の言いなりになることが
多く、会社と組合の関係は、
良く言えば対立ではなく協力であり、
悪く言えば会社の言いなり、つまり
御用組合、というわけです。

そこへいくと、米国の労組は企業と
対立関係にあることが
ハッキリしています。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

みんなありがとう

お礼日時:2022/06/26 08:44

アメリカの労組は産別です。

日本の船員組合も同様に産別。
多くの場合日本の労組社内労組(御用組合)です。
会社がつぶれたら、労組も消滅。
アメリカの産別労組では、働いている企業がつぶれても、
同業他社に空きがあれば、労組の後押しで就職できます。
企業を超えた同情ストも合法です。
    • good
    • 0

法律は関係ありません。

大きく言えば価値観や文化の違い、歴史的な経緯の違いによるものです。

日本の高度成長期はほとんどの平社員は(企業内)労働組合に加入していました。ストライキも打って会社と力で対決することも(とくに春闘の時期には)よくありました。労働組合は強かったんですよ。

でも、組合に入るとそれ相応の組合活動をしなければならず、プライベートな時間をそれに取られたり、ビラを配ったり、定時後には組合の集会があったり、大勢の組合員の前で演説をしないといけないことなどもあって、それなりに拘束されました。組合に入れば、あとは組合任せでは全然なんです。組合活動義務も伴います。

若い人はそれを嫌い、組合離れが激しくて、次第に組合は団結力を失い、いまでは(会社側の)御用聞き組合になってしまっているわけ。

アメリカでは権利意識が高いだけ、その権利を守り強める(義務を果たす)活動にも熱心なんです。
日本でアメリカのようなユニオンが出来たとしても、組合活動を嫌う若者たちによって弱体化し、名ばかりになるでしょうね。いまの若い人は、身勝手なんですよ。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!