準・究極の選択

ローソン(三菱商事)やファミマ(伊藤忠)のように、商社がコンビニの親会社になる事に、どのような意味がありますか?
実は今、就職活動中なんですけど、先日の面接で聞かれてうまく答えられませんでした。帰ってから自分で調べたんですけど、はっきりしません。
商社というパイプを使った展開が出来るということでしょうか。

A 回答 (2件)

簡単にまとめれば次のような事が考えられます。



コンビニの立場からすれば、商社の持つ商品供給力に大きな魅力があります。より魅力的な商品をより安く調達する上で、商社の持つノウハウはとても役に立ちます。また、商社と組む事で資金を調達しやすくなるという狙いもあります。コンビニ業界はシステムの塊で出来ている様なモノなので、店舗の開設や情報化投資などに多額の資金が必要となりますが、そういう場合に商社がいると、仕事がやりやすい訳です。

一方、商社の立場からすると、ビジネスチャンスが増える事、およびビジネスノウハウを吸収できることがメリットと言えるでしょう。
コンビニは何千店もあるわけですから、それらに商品を供給できるルートを持つだけでも商社のメリットは大きいものがあります。また、コンビニは小売業であり、消費者に非常に近い位置でビジネスを行なっています。商社は物流や卸売が得意分野ですが、これらの機能だけではこの先の商売が先細りになるという危機感を持っています。そこで、小売の最前線にいるコンビニを取り込むことで、新しいビジネスチャンスを開拓する事を狙う訳です。

他にも色々ありますが、あとはご自分で色々研究してください。
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この回答へのお礼

大変詳しい説明、ありがとうございます。自分でももっと調べてみます。

お礼日時:2005/03/31 23:18

身近な例で言えばお弁当の材料がありますよね。



商社が小麦やとうもろこしや牛肉など食材を大量に安く仕入れる予定がたったとして、子会社のコンビニでその食材を使った弁当を売り出せば効率的ですよね。

またコンビニは毎日POSデータという売行きデータを管理しています。消費者の動向に一番近いデータを握ることによって、今後何をいくらでどのくらい仕入れるべきかも親会社にフィードバックできたりします。

ちょっと簡単な例にしすぎたかも知れませんが……こんな感じだと思ってください。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。大変わかりやすかったです。

お礼日時:2005/03/31 23:17

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