共産主義は西洋近代思想の根柢をなす「個人主義」に基づくもの？

昭和12年、文部省が学者を結集して編纂した『国体の本義』に、西欧文化輸入はよくないと書いてありました。ファシズムは共産主義に対して生まれるとも。

質問者からの補足コメント

• わたしには、個人主義というより、行きすぎた啓蒙思想やルサンチマン道徳、弱者の仮面を被った利己追求主義などが原因のような気がするのですが。

    補足日時：2022/10/08 15:00

No.3 ベストアンサー 回答者： atoiti 回答日時： 2022/10/09 10:07

他人を顧みない個人主義も利己追求主義も

自己の内に他者を顧みない、という点で同じだと思います
西洋思想の根柢にある個人主義の更にその淵源に
キリスト教文明の根底にあるロゴス中心主義にあると思います。
知識によって描き出されたユー トピアへの青写真どおりに、
強引に社会をっくり変えようとする思考法です。

No.2 回答者： めくりや 回答日時： 2022/10/08 08:13

西洋近代思想は、絶対主義で強大になりすぎた王権を制限する為に生まれた。

それが個人主義、本当は市民主義。ところが産業革命が起きると資本主義は市民にとんでもない格差を生んで、ありえない社会問題となった。そこで資本主義に対するアンチテーゼとして共産主義が生まれた。資本家の横暴を制限する為です。ところが共産主義も暴力主義となったが故に暴力主義に対するアンチテーゼとしてファシズムが生まれたのです。ファシズムは国家社会主義によって資本家と労働者の対立を克服しようとしたのです。ところがファシズムは、今度は新たな国家間の対立、民族間の対立を生んでしまった。そして最後の手段として民主主義に帰ってきた。昔の民主主義は資本家の横暴を正当化する為のものだったが、今度はファシズムも共産主義も克服する為に新たな装いで再登板したのです。というわけで、現代は修正しながら、なんとか民主主義を保たせている段階。だが、衆愚政治、カルト集団、テロリズムの脅威に脅かされ続けています。それは民主主義というシステム上、必然的に避けられない宿命なのです。

No.1 回答者： HONTE 回答日時： 2022/10/08 07:49

根底では……？