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文庫本で出版社によって上の断面が滑らかなのとギザギザなのとに分かれるのは何故ですか例えば文春文庫は断面が滑らかで新潮文庫はギザギザですよね

A 回答 (2件)

製本段階で、余分な部分を裁断で落とせば断面は滑らか。


上部を裁断する工程を省けば、その分、製本単価が安くなる。が、ギザギザ派の言い分。
戦後すぐスタートした文庫シリーズはギザのまま。ずーと、変更する気はないらしい。
後発組が滑らかグループ。
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よく気がつかれましたね、


出版社の方もきっと嬉しいでしょう。

それは「天アンカット」といいます。ググってみてください。

参考:アンカット[Wikipedia]
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3 …
>小口のうち上方である「天」のみを断裁(化粧裁ち)せずに残す製本手法は「天アンカット」[10]とよばれる。
(略)
>製本の工程上、小口の三方を切り揃える「三方裁ち」よりも「天アンカット」のほうが手間[11][5]とコスト[5]のかかる手法である。

数社がこの天アンカットを採用していますが、なぜこの「コストも手間もかかる」方法を採用しているか、ツイートしてくださった方がいるのでまとめをご紹介します。

参考:本の上の所がギザギザになっている文庫本があるんだけどこれは?→それ製本ミスではないのだよ、というお話[Togetter]
https://togetter.com/li/1599523
>広く知られてほしいこだわり

参考:本の上がギザギザ!→ワザとです 出版社の思いが詰まった「天アンカット」の魅力を聞いた[Jタウンネット]
笹木 萌 2019.12.01 08:00
https://j-town.net/2019/12ta/01298359.html?p=all

あえて天アンカットを採用するのも、
裁断するのも、どちらも出版社の美学やこだわりの現れだと思うと、
こういう文化は知っておきたいですね。
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