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 友人が、中国のインテリ層の中では何かを例える時に
「村上春樹っぽいね~~~!」というのが流行っていると
言うのです。

 それって、どういうこと?と尋ねると、知らないけど
そういうって事だけ聞いた、といいかげんな答え。(笑)

 それ以来、そのことが気になっているのですが
どなたか事の真偽と意味をご教授くださいませんか?

A 回答 (2件)

真偽はともかくとして



「資本主義的」(反体制的=インテリ)って、意味ではないかなあ?と考えました。かなり乱暴ですが。

なんかいろんな国で流行ってるみたいですね、村上春樹。「トランスナショナル」な雰囲気といいたいのかな?
勝手な憶測でものを言って申し訳ありません
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この回答へのお礼

 お返事ありがとうございました。
大昔、日本の若者がアメリカに憧れたような
そんなニュアンスなのでしょうか?
謎ですね。(笑)

お礼日時:2005/04/26 18:57

「それって、どういうこと?と尋ねると、知らないけど


そういうって事だけ聞いた」

面白い!でもホントに「そういう事」としか言い様がないかも。
そう、あるんですよ、「村上春樹っぽい」というのが。
私は村上ファンでは全くなく、好まない作家(むしろ作品は嫌い)なのですが好まない分余計に「っぽい世界」を妙に感じたりして(笑)。

一言で言えば現実感が希薄。
舞台になるのは、主人公の内的世界。「存在の耐えられない軽さ」を生きている感じ。
「存在の耐えられない軽さ」というのは、ミラン・クンデラの小説のタイトルから引っ張ってきましたが、クンデラの「存在の耐えられない軽さ」の「軽さ」とは全く違います。クンデラの作中人物は自らを「軽く」しないと生きていけない、歴史に翻弄されるチェコ人ですが、村上春樹の人物はそのまんま文字通り。
でもその軽さ、希薄さは徹底した美意識まとっていて「格好悪い事しても、格好いい」という鎧を被ってるのです。

生命感覚、生身の実態感が薄い。仕事も何やってるのかわからないけど生活に困ってる風でもない。
建物でいえば、ヨーロッパの何百年もの垢と情念と美を併せ持った建築物ではなく、清潔で硬質で都会的でモダンな建物。食べ物一つとっても洒落てる(私は好きじゃないけど)。

何やって生活してるの?と突っ込みたくもなります。
内面の葛藤もイチイチしゃれてる。目覚まし時計一つとってもキザ。映画の演出のように微細に「モノ」を描写しますが、それも徹底して清潔でモダン。

男性版都会のアンニュイ、倦怠、という感じかな。

村上春樹ファンからは「違う」と言われるかもしれませんが、本の感想はそれぞれですよね。
私はこんな風に感じていますが・・・。
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この回答へのお礼

 レスありがとうございました。
都会っぽいけど存在感の希薄な、それでいて
かっこいいってことですかねえ(笑)

お礼日時:2005/04/26 18:55

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