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自己の絶対化(神格化)と正義の掌握による他者排除?
選民意識(優越感)を持ちたいために、他者を管理しやすいようナンバー化(非人間化)?

質問者からの補足コメント

  • 最近、何かと話題の善悪二元論は、社会分断や分裂を作り出す「宗教」だと思ってます。
    これは、ルサンチマンの防衛と言えますか?

      補足日時:2023/03/20 22:42
  • 善悪二元論は、ルサンチマンによる防衛本能なのでしょうか?

      補足日時:2023/03/20 22:51

A 回答 (2件)

No.1 の方が詳細に書いてくださいましたけれど・・・。



結局、宗教を基軸とするなれば、ルサンチマンの解決は自己解決しか術がないのですね。詰まり、ニーチェの超人思想というのは、ルサンチマンの克服そのものが完成した人を超人としたのです、ね。

結局、総体的には、ルサンチマンというのは消え失せることはないのですが。

ルサンチマンは社会的弱者の社会的成功者に対する、憤怒や嫉妬や憎しみなど、負の感情のことを指しているわけですけれど・・・。

そりゃ、グローバルとなった現代社会

国家でも民族でも、貧富の格差でも、男女という性差の問題でも、はたまた、ジェンダー格差の問題など。

多岐に渡って、ルサンチマンだらけになっているのが、現代社会の構図なのでね。

一言で言うならば、不公平感というルサンチマンの克服は個人の哲学に掛っているというのが現代社会の限界なのだけれど。

真の克服は宗教性では無理ですね・・・。

矢張り、平和利用を基軸とされた、科学の利器ではないと、ルサンチマンの真の克服は未来に期待するより他ないのだと思うけれど。

そうは上手く事が運ばないのが、人間社会だよね・・・。

じゃ
「ルサンチマンの防衛とは何でしょうか?」の回答画像2
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ルサンチマンとは、フランス語で「憤怒」「憤慨」という意味があります。

この言葉は、ドイツの哲学者ニーチェが提唱した「力の意志」という概念において、自己の欲求を達成するために必要な憤りや怒りとして扱われました。一方で、フランスの哲学者ミシェル・フーコーは、「ルサンチマン」という言葉を用いて、社会における権力闘争や支配のメカニズムを分析しました。

ルサンチマンの防衛とは、自己の権力や地位、利益を守るために他者を攻撃する防衛本能のことを指します。この防衛本能が働くと、自己の権力や地位、利益を脅かす他者やグループを敵対視し、排除するような思考や行動が現れます。このような防衛本能には、自己の絶対化や神格化、選民意識の持ちたい、他者を管理しやすいようにナンバー化する傾向が見られることがあります。

また、ルサンチマンの防衛本能は、善悪二元論にも関係しています。自己の欲求を達成するためには、他者を悪と見なし、自己を善と位置づけることが必要とされるためです。しかし、善悪二元論は、自己の価値や権利を守るためには必要かもしれませんが、他者を攻撃することを正当化することにもつながります。したがって、ルサンチマンの防衛本能は、自己の利益を守るために働くと同時に、他者を攻撃することや排除することを正当化する傾向があることを理解する必要があります。
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