
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
ウクライナが核兵器を持っていたのは、冷戦時代の1986年から1991年までのことです。
当時、ウクライナはソビエト連邦の一部であり、ソ連の核兵器を保有していました。しかし、ウクライナは1991年に独立を宣言し、独立国としての地位を得ました。独立後、ウクライナ政府は核兵器を保有することに反対し、国内外の反核運動家や支援者と協力して、1994年にブダペスト覚書に署名しました。この覚書により、ウクライナは核兵器を放棄することを約束し、代わりに核兵器不拡散条約に加盟し、国際原子力機関の査察を受けることを了承しました。
ウクライナが核兵器を放棄した理由は複数ありますが、その中で最も重要なのは、ウクライナ政府が国内の安全と安定を優先したことです。ウクライナはソビエト連邦の一部であったころ、核兵器を保有していたことで、ソ連の核戦略に巻き込まれるリスクを抱えていました。また、ウクライナが独立国としての地位を確立するためには、国際社会において信頼される国であることが必要であり、核兵器を保有することはそれに反すると考えられたためです。
以上のように、ウクライナが核兵器を放棄した理由は、国内の安全と安定を確保するため、国際社会において信頼される国であるため、反核運動家や支援者との協力によるものなどが挙げられます。
No.6
- 回答日時:
>かつて持ってたのですよね。
ソ連が崩壊したときに、旧ソ連のあちこちに配備した核もその土地に残ったから。
>なぜ廃棄したのでしょう。
核保有国が一気に増えて、危険になったので、各国の働きかけでソ連の核はロシアに集約しました。核放棄とともに、米英露が安全を保証するという約束をしたのです。
>廃棄したから侵略された?
ロシアが一方的に破棄して侵略しました。結果としては、だまし討ちです。保証も日本語でいえばひとつですが、内容的にはguranteeで、securityではありません。なので米英はウクライナ防衛戦争に参加せず、兵器供与にとどめています。
クリミアを取られたウクライナは、自国の安全のためにNATO入りを模索します。NATOは日米安保と同じくsecurityですから、NATOとしてロシアを軍事衝突できます。それがまた、ロシアには気に喰わなかった。何で気に喰わないかというと、「ウクライナなんて俺達が自由に扱っていい国だ」とロシアが認識しているからです。その認識は、ロシアは旧ソ連構成国や旧ソ連衛星国に対しても持っています。しかも核クラブにあるまじき、核恫喝まで行う。
次の条約では、まず、ロシアの核を放棄させるようにしないとなりませんね。
No.5
- 回答日時:
「ブダペスト覚書」です。
ソ連崩壊後、ウクライナは世界第3位の兵器・核保有国だった。
ウクライナが核兵器を放棄する代わりに、ロシアと米国、
英国が安全保障を約束するという
「ブダペスト覚書」を交わした。
強大な軍事国家である3カ国が平和を保障してくれると信じた
ウクライナは核兵器を手放し、
兵器を売り払い、わずかな軍事力しかない国となった。
ブダペスト覚書で、ウクライナを守る立場にあるロシアは2014年、
クリミアを一方的に併合した。
さらに、ロシアは去年2月、ウクライナ侵攻を開始した。
覚書の締結国である米国と英国が、
ウクライナのために参戦することはなかった。
No.4
- 回答日時:
ウクライナは、ソビエト連邦時代に核兵器を保有していました。
1991年のソビエト連邦の崩壊後、ウクライナは独立国家となり、ソビエト連邦時代に保有していた核兵器を全てロシアに返還しました。この返還には、アメリカ合衆国やイギリス、フランス、中国などの核保有国も協力しました。ウクライナが核兵器を放棄した理由としては、以下のようなものが挙げられます。
1.経済的負担
ウクライナは、ソビエト連邦時代に核兵器を保有することで、国家安全保障に対する一定の保障を受けていましたが、同時に核兵器の維持・管理に莫大な費用を負担していました。そのため、核兵器を放棄することで経済的負担を軽減することができると考えられました。
2.国際的信頼回復
ウクライナは、独立後に国際社会との信頼関係の構築が急務であったため、核兵器を放棄することで、国際的信頼回復につながると考えられました。
3.国内的安定
ウクライナは、ソビエト連邦時代の崩壊後に政治的・社会的な不安定状態に陥っており、核兵器を保有することで、その不安定状態が悪化することが懸念されていました。そのため、核兵器を放棄することで、国内的な安定を図ることができると考えられました。
ウクライナが核兵器を放棄したことが、後に侵略される原因となったわけではありません。ウクライナに対するロシアの侵略は、政治的な対立や民族問題など、複合的な要因が絡んでいます。
No.2
- 回答日時:
ソ連崩壊後ウクライナには大量の核兵器が残され、東部ドニプロでは世界最高水準の核ミサイルが製造されていましたが、これらは全て旧ソ連の設計・製造によるもので、ウクライナには専門の技術者や研究者がおらず、取り扱うノウハウがなかったのと、ブダペスト覚書でウクライナが核放棄すれば、米英露が、核拡散防止条約に加盟した旧ソ連のウクライナ(のほかベラルーシ、カザフスタン)の主権や国境を核保有国の米英露が尊重し、脅威となることや武力行使を控えることなどを定められていたことが関係しています。
当時としては核放棄することがウクライナにとってのメリットでしたが、今回は露に脅されても英米は直ちに助けることなく、武器支援だけでした。
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