「これはヤバかったな」という遅刻エピソード

歌舞伎や京劇が好きな方、好きすぎる方
その良さを全身で教えてください。
私が受止めてあげます

A 回答 (1件)

以前、私は台北で京劇の「白蛇伝」を見ました。

大劇場、空席無し、満員でした。夜、7時から12時までの長い芝居。
良かった点、1,藝術と言える演技。小雨の降る中、船頭と客、3人ぐらいを乗せた小舟がゆっくり進みます。とは言っても、舞台には、何の背景も、絵も、舟もありません。だけど、男女3,4人出て来て足を小刻みに動かして、舞台の端から端まで、進みます。それを見ていると、客の目には、小雨の中、彼らの乗った小舟が湖面をゆっくり進んでいるように見えるから、不思議です。
2,大人も子供になって楽しめる見せ場があります。
大きな川で白娘(バイニャン)率いる川の生き物たちと法海和尚の兵士たちの闘い、ばらばらな動きはなく、戦う時は一つの線の上で、ある時は対角線の線の上でだけ戦う。戦いも舞踊のように、リズムに乗って、藝術そのもの。
3,最後は白娘が一人の男性に向かって、1時間以上、話しかけるように歌い続ける。ーーーそれは面白くないと思ったが、台湾の人は、そこが一番面白いのだ、と言いました。
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