遅刻の「言い訳」選手権

お世話になっております。

会社の名刺を作成する際、イラストレーターで作成したロゴを配置しようと思います。

そのロゴがエンベロープ・アピアランスなどの効果を使って作られた時、印刷所でうまく印刷されない可能性があります。

それを回避するために、ロゴをpngなど画像化してから配置しようと思いますが、このやりかたはどうでしょうか?

ロゴが多少粗く見えたりすると思いますが、許容範囲内かなと予測しており、この件についてアドバイスを頂きたいです。


追記
もちろん、ロゴに効果をつけてもラスタライズしたりアピアランスを分割したりして画像化せずに名刺に配置する方法もありますが、今回は画像で配置するということの是非をお聞きしたいです。

質問者からの補足コメント

  • すみません、1つ聞き忘れましたので追加で質問させてください。

    イラストレーターで作成したロゴを画像化して名刺に配置するというのは一般的によくあることなのか、それともそういうことはあまりしないことなのかということも聞きたいです。

      補足日時:2023/06/06 18:14

A 回答 (3件)

>ロゴがエンベロープ・アピアランスなどの効果を使って作られた時、印刷所でうまく印刷されない可能性があります。



まあ、可能性はゼロではないですけれども、あんまり聞かないですね。

経験が積み上がるとシンプルなデータになっていくんですけれども、かけだしのときは複雑なエフェクトがたくさん重ねがけされてたりします。
人がどんなデータの作り方をしているのか誰にもわかりませんので、危険性があると警鐘を鳴らすわけでして。

印刷で出るか出ないかについては確認の方法がいくつかありますので、デザイナーはそちらを採用する場合が多いかもしれません。

出稿前にAdobe PostScript 3対応のレーザープリンタで確認する。
出稿後は、色校正で確認してから、校了する。

ネット印刷通販の場合は入稿時、画像等による簡易校正が用意されていたりしますね。

もちろんイメージセッターのバグは存在します。うまく印刷されないケースですね。

ですから本来は一度製版して、色校正を出して、イメージセッターのエラーも見逃さないようにチェックをする、という仕事が必要になってたんです。

いまはもうちょっと簡素化されてきましたけれども。


>それを回避するために、ロゴをpngなど画像化してから配置しようと思いますが、このやりかたはどうでしょうか?

うーん。あまりオススメしません。

ユーザーの環境によってPNGの直接配置ができないケースがあります。
近年イラストレーターで配置する推奨形式はPSDだと思います。
今後データで納品するケースが出た時、客から怒られるケースが発生するかもです。


>ロゴが多少粗く見えたりすると思いますが、許容範囲内かなと予測しており、この件についてアドバイスを頂きたいです。

デザイナー視点で申し上げると「多少粗く」は許容しません。
できるかぎり品質を担保しようと考えますね。

ただ、一般的な175線の印刷自体を「粗い」と感じる方はいらっしゃるので、実際に印刷してみないとなんとも言えない、というお話は残ってたりしますね。


>イラストレーターで作成したロゴを画像化して名刺に配置するというのは一般的によくあることなのか

ないです。
というか、イラストレーター単体で作成したものは、イラストレーターで完結できるようにデータを作ります。

画像を使わないわけじゃないんです。

画像を使ったロゴも世の中にはたくさん存在しますので。

ですが大前提は「エラーが出にくいデータ作りをする」ことにつきるんです。

他人にデータを納品するケースもあるわけですし、その際にはデータが一人歩きしてもいいようにしなくちゃいけない、という不文律が存在します。なにかを印刷するたびに画像化するのはワークフロー的にはよくないね、と判断されると思ってください。

エフェクトやアピアランスがガチガチにかかっているとして。
納品や出稿前に、もっと簡素化しても同じ結果になるような作業をして、結果的にエラーの発生を減らすデータにおきかえていく、みたいなことをやったりもします。

線指定の部分はクローズパスにしたうえで塗り指定に変更したりとか。
グループ化ではなく複合パスに置き換えるとか。
そんな感じのことですね。

自社のロゴを名刺にされるということであれば、画像化して印刷して、結果を実験して体感することで最終的な「アリ・ナシ」を判断するという手もあります。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
深く感謝申し上げます。

>>ロゴがエンベロープ・アピアランスなどの効果を使って作られた時、印刷所でうまく印刷されない可能性があります。

>まあ、可能性はゼロではないですけれども、あんまり聞かないですね。


いくつかの印刷会社が自社のHPにおいて「エンベロープやアピアランスなどは分割・拡張しないとうまく印刷されません」みたいなことを説明していたので気になっていました。

アピアランスはそのままだと印刷がうまくされないということはたまに聞きますので。

実務経験がないまま受注を取りに行くので、下準備が欠かせないと思い質問させて頂きました。

その他の所もご丁寧にありがとうございました。

お礼日時:2023/06/06 21:38

追記失礼します。



結論から言えば、デザインデータを作るときは、最終行程を考慮して作るべき。だと個人的には思います。

「アピアランスを使う」という言葉は個人的に不自然な言葉ではありますが、言わんとしてる事は理解できます。
アピアランス機能は昔からあります…というかイラレの特長としたデータの作りと言うだけなので、アピアランス自体は問題ないのですが、その中で特にエフェクトに関するところや新機能で追加されたものについては確かに不具合は報告されています。
また、素人がグチャグチャに作ったけどプロが見たら印刷してもその通りの結果にならないと判断した場合は門前払いをくらうか、依頼者の責任で印刷を実行するかの二択になると思います。

ただこちらについては、印刷会社次第です。会社によって対応してるかどうか変わりますし、仮に同じオフセット印刷あるいはオンデマンド印刷と言っても、会社によって印刷機やインクの種類は当然変わります。もっと言えば、印刷するタイミングによっても微妙に変わります。例えば、その印刷機の稼働時間がその日の100枚未満の色味と1000枚を超えた時の色味が違ったり、前に印刷したものによっても変わってくるように。ただ流石にここまで気にするのは、色味の厳しい車関係や建築関係などですが。

デザイナーとして最終行程を知らないのは料理人が包丁を研げないくらい致命的ですので、初めて利用する印刷会社なら特に、一度自分の名刺や何かを依頼したりサンプルをもらったり問い合わせたりしてご自身で確かめるのが1番かとは思います。

補足がどれかわかりませんが、
追加の質問の件なら、一般的な画像を印刷物に使う事はもちろんありますが、イラレのデータを画像にして改めて配置するのはまずしません。というかする意味がない。それどころか、色味が変わったり縁に不自然な線が入ったり出力結果に問題が出るリスクがあります。もちろんこれらはモニターではわからない事ですし、後々面倒な作り方になる事もあります。デザイナーとしては、その作りやデータ管理をするのはお勧めしません。
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この回答へのお礼

重ねてのご回答、誠にありがとうございます。
深く感謝申し上げます。

大変に参考になりました。

ありがとうございました。

お礼日時:2023/06/07 00:17

うまく印刷されない理由が何なのかによりますが、相当古いバージョンを印刷会社が扱っているならともかく、そうでもなければ、基本はそのままでも問題ないはずです。



その上で変えるならエンベロープを分割拡張させて解除するくらいで良いかとは思います。
アピアランスについては、その中で何の効果を使ったかによりますが、気になるのならその中から気になる効果についてはアピアランスの分割などしたら良いと思います。

画像にするなら印刷でも耐えられるピクセル数にしてから画像にします。

画像をそのまま配置することはもちろんあります。ただ、その場合は、作りが違うものをイラストレーター上に配置する事になるのでカラープロファイルなどで出来る限り色味が変わらないようにかなり注意します。
最終確認ができる印刷会社やそのサービスがある場合は、そこで最終確認します。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
感謝申し上げます。

>うまく印刷されない理由が何なのかによりますが、

上記の件ですが、私は独学でイラストレータを勉強してこれからフリーランスになろうとしているところでして、実際にうまくいかなかったということではありません。
調べていると、アピアランスなどを使ったときに印刷がうまくいかないということをよく聞きますので、そうならないようにしたいと思い、事前に今後の方針を考えた次第です。

お手数をおかけしますが、補足の件もご回答いただけますと幸いです。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2023/06/06 18:55

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