dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

特に目的も無く書店を覗き、面白そうなタイトルの本を立ち読みしている時、
内容に興味を引かれて『ムムッ』と気を入れて読み始めると、決まってそこに何と呼ぶものでしょうか、
上から数ページをはさんでいる薄いしおりのようなその本の情報が書いてある紙がページをめくる邪魔をして『ムカムカ』とするのです。
あれは何と言うもので、はさんである目的は何なのでしょう。
品物が売れた数をカウントして次の仕入の集計に使うのではないかと思っていますが
近頃はレジがPOSになっていて、在庫管理はコンピューターで一目瞭然、ごく小規模の本屋さん以外では不要なのではないかと思いますが。

A 回答 (8件)

書店で働いていたことがある者です。



皆様が仰られているように、その物体は「スリップ」と言います。スリップには2つの役割があります。
折れている場所で半分に破るのですが、番線を押す場所がある方(ハンコ押すスペースがある方)は発注に使用します。スリップに番線を押し、冊数を記入して出版社にFAXして注文するのです。文庫とかコミックとかですと、スリップではなく一覧表で注文することもあるのですが・・・

もう片方は売上カードになっています。毎月1回出版社の方に送っていました。
これを送ると、すでに書かれていますが、出版社の方から微々たる奨励金がでます(出ないものもたくさんあります。ただ参考にするだけとか^^;)額は3円~5円くらいが多かったと思います。
また売上を調べることによって、その出版社からの商品の書店への配本数が決まります。例えばある出版社のすぐに売り切れるような人気作が出る時、その出版社の過去の売上が高い店には多い数が、低い店には少ない数(もしくは配本ゼロ)が入るのです。特にティーンズ向けの文庫とかは初回配本が少ない割にはよく売れるので、配本を増やしてもらうために書店は必死で売上を伸ばそうとしていましたね。

他にもスリップがないと返品入帳を拒否するところもあるので、書籍類の返品にはスリップが必要なのです(ないと取次や出版社に返品了解を取らないといけないのです^^;)なので、邪魔かもしれませんが、大切に扱ってください。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。あんな小さなスリップに色々な機能があるんですね。書店は清潔で客待ちのいい商売との印象もありますが、沢山の人が出入りしているわりに、閉鎖する場合が結構ありますね。また、肉体労働的な要素もあるようで、働いてみないと判らないことがありますね。

お礼日時:2005/05/02 13:10

本を作っている者です(当然スリップも)。

皆さんが書いていることの他には、スリップ(短冊)には棚分類ものせているので本屋さんが棚に並べるときにどの分類の棚に置いたらよいのわかるようになっています。タイトルだけではどこに置いたらよいのかわからないものもありますから。
>近頃はレジがPOSになっていて、在庫管理はコンピューターで一目瞭然、
→これはなぜそう思われたのかわかりませんが、たとえ一部の大手書店がそうだとしても、出版社や出版社と書店の間にはいる取次ぎ会社はそんなにすすんでいないです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

1枚のスリップから、印刷社-出版社-取次-書店のルートと関係の一端を知ることができました。
本を買うときにレジで『ピッ』と通し集計したら、売れ筋や在庫数、滞留など一覧表で見ることができると思っていました。ご回答、ありがとうございました。

お礼日時:2005/05/02 16:13

本に関心のある人はいま少し理性的であってくれると良いのですが…。


腹が立つ前に疑問を抱いてもらって、今回のように
質問をしてもらうと。
自分を中心にするあまり、>>邪魔をされていと受け取るのは現代社会の風潮で、挙句は「切れる!」となるのでしょう。

あなたがそうはならないことを願います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

アドバイス、ありがとうございます。私が『ムカムカ』するのは、スリップが入っていることではなく、私が興味をそそられてページを全開にして読もうとしたその場所に限って狙ったようにスリップが入っていることが多い、自分の小さな不運に対してなのです。タイトルにあるとおり『理不尽』と断っていることと、ムカムカを括弧入りとしたことで、自分の小さな不運・めぐり合わせの悪さを嘆くと同時に、そのような自分を冷笑気味に表現したつもりでしたが、拙い文章のせいでうまく伝わらなかったようですね。以後判りやすい文章を心がけます。感謝。

お礼日時:2005/05/02 11:16

 回答は出ているので、雑談を。



 モノによりますけど、スリップ(短冊)はその本がどのくらい売れているかわかるようになっているものもありますよ。書店にとって売れ筋とわかれば次の注文をしますから。暗号(というほどのものでもないですが)で書いてある場合もありますね。手にとって「おお、こんなに売れてるんだ!」とわかれば、購入の動機になるかも(笑)

 スリップをためておいての報奨金(バックマージン)は1枚5円、10円とかありますが、払っていない出版社が多数でしょう。大書店などはめんどーなので、ほったらかしのところもありますし。スリップ管理は取次(問屋さん)のためというのが真実でしょうか。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。バックマージンがあっても、1枚数円なら人件費・手間を考えれば『ほったらかし』の書店も当然あるでしょうね。本屋さんは奥が深いです。

お礼日時:2005/05/02 15:49

 レジを済ませた本かどうかという見分けにもなるんですよ。


 万引きした本を鞄の中に入れた馬鹿者を出口で捕まえて、その鞄の中を改めたときに出てきたスリップのついたままの本は、レジを通さずに持ち出された商品だとわかるのです。
 もしコミック本のスリップが廃止されたら、万引きにとっては天国のような世の中になります。鞄の中に入れ放題だ……。
  
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。そうですか、万引き防止機能もありましたか。書店の万引き、多いらしいですね。その時はうまくやったつもりでもきっとどこかでツケを払うことになると思います。

お礼日時:2005/05/02 15:41

私の家内は書店の取次業の仕事をしています。


1番の方がおっしゃるように「スリップ」と呼ぶのですが、あなたがその本を買えばそれを取り外してくれます。家内はそれを持ってかえって何がどれだけ売れたかなどをチェックしています。書店自身はオンライン化されていたりしますが、実は出版社というのは割と小さいところが多く、販売は取次業者に任すことが多いです。取次業者は何社かの出版社を持ち、何店もの書店をまわり、在庫を切らしている本をチェックしたり、書評などに取り上げられた本などを紹介したりしています。そして何店もの書店からもって帰ったスリップを照らし合わせてどの本がどれぐらい売れているかなども知るわけです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。書籍も他の商品と同じように、製造者-大手問屋-問屋-小売という流通ルートがあり、それぞれで役立っているのですね。

お礼日時:2005/05/02 15:46

アレは短冊と呼んでます。


売れたあとの補充にも活躍します。たまーにバーコードのない本もあるので、そういう本には重要です。
大きな本屋さんばかりでないですから、いぢめないであげてください。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。当方goo初心者ですのでご回答頂くとうれしいです。街の地道な本屋さんではこれは必要でしょうね。立ち読みだけじゃなくて、半分は買ってますよ。

お礼日時:2005/05/02 15:44

本屋さんから見れば、確かに理不尽な腹立ち、ですね。



で、本題。

名称は「スリップ」と言ったはずです。

売り上げの証拠となるもので、書店が版元におくると
販売奨励金とかそんな感じの名前のいわばバックマージンが貰えることがあります。

また、在庫管理や発注にも一役買っています。

書店にとって大切なもののうえ、全ての版元がオンライン化するのは遠い先の話でしょうから、当分は続くでしょう。

http://www.shotenin.hmcbest.com/yougo/yougo.htm
の「す」のところを御覧下さい。

参考URL:http://www.shotenin.hmcbest.com/yougo/yougo.htm
    • good
    • 0
この回答へのお礼

早々にご回答ありがとうございます。当方の勘繰りも少しは当たっていたようですが、バックマージンがあるとは初耳でした。

お礼日時:2005/05/02 11:20

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!