新約聖書で純潔を守ることが書かれているのですか？純潔を守る=婚前交渉の禁止や夫婦以外での性的関係の

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質問者：dajtytp
質問日時：2023/11/09 09:24
回答数：2件

新約聖書で純潔を守ることが書かれているのですか？
純潔を守る=婚前交渉の禁止や夫婦以外での性的関係の禁止。
新約聖書のどこにですか？

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No.2

回答者： soyurghatmish
回答日時：2023/11/10 19:10

「イエスは言われた。

…『天地創造の初めから、神は人を男と女とにお造りになった。それゆえ、人は父母を離れてその妻と結ばれ、二人は一体となる。だから二人はもはや別々ではなく、一体である。従って、神が結び合わせてくださったものを、人は離してはならない。』…イエスは言われた。『妻を離縁して他の女を妻にする者は、妻に対して姦通の罪を犯すことになる。夫を離縁して他の男を夫にする者も、姦通の罪を犯すことになる。』」（マルコによる福音書10章５～12節）

「みだらな行いを避けるために、男はめいめい自分の妻を持ち、また、女はめいめい自分の夫を持ちなさい。夫は妻に、その務めを果たし、同様に妻も夫にその務めを果たしなさい。妻は自分の体を意のままにする権利を持たず、夫がそれを持っています。同じように、夫も自分の体を意のままにする権利を持たず、妻がそれを持っているのです。」（コリントの信徒への手紙一７章２～４節）

このように、新約聖書は（上記の個所以外でも）明確に姦淫を禁じ、純潔を守ることを勧めています。
この教えは旧約と新約を貫いており、決してどちらかだけのものではありません。
神を信じない者は掟を軽んじ、姦淫の定義が曖昧であるかのごとき虚偽を申し立てて恥じませんが、十戒に刻まれた「姦淫するなかれ」との戒めは、「殺すなかれ」「盗むなかれ」などと同じように、その範囲を限定せず、単純に守ることを命じられているのですから、どこまでも徹底して守るべきです。
そして実際、姦淫の罪を犯しながら自分を正当化しようとする偽善者たちに言い訳の余地を与えないため、キリストはこう教えています。
「あなたがたも聞いているとおり、『姦淫するな』と命じられている。しかし、わたしは言っておく。みだらな思いで他人の妻※を見る者はだれでも、既に心の中でその女を犯したのである。もし、右の目があなたをつまずかせるなら、えぐり出して捨ててしまいなさい。体の一部がなくなっても、全身が地獄に投げ込まれない方がましである。」（マタイによる福音書５章27～29節）
※「他人の妻」と訳すのは新共同訳だけで、他の翻訳では「女」。

このように、神を信じ、神の掟に従うなら、不倫や婚前・婚外交渉はもちろんのこと、心の中で情欲を抱くだけでも姦淫の罪を犯しているのだと聖書は教えています。ただし、旧約の律法では、男が処女の娘と共に寝た場合、娘の父親に賠償金を支払って彼女を妻とし、生涯彼女を離縁してはならないと定められていますので、婚前交渉が禁じられているというよりは、無秩序な肉体関係を持つことが戒められており、1対1の夫婦関係が保たれることを重視していたようです。

下の回答者さんはロトが二人の娘と交わったことを例に挙げていますが、彼女たちが父親から子種を貰って産んだ子どもはイスラエルの敵であるモアブ人とアンモン人の先祖になったと記されているのですから、姦淫を禁じる掟に対する反証にも何もなっていません。「整合性は特にありません」などと言うのは、「所詮、聖書ですから」という考えで神の言葉を侮っている人間らしい、実によこしまな発言だと思います。