ちょっと先の未来クイズ第4問

「こういうのでいいんだよ」
「こういうのがいいんだよ」
はニュアンスに差がありますけど、この「で」と「が」は主体を比較対象とするか中心とするかによっているように思われます。
ともに何かと比較しているのは確かですが、「で」は対比較対象の存在感が大きい場合、「が」は対比較対象の存在感が主体に比べて小さい場合ではないでしょうか?
この「で」と「が」はどう意味合い的に違うのでしょうか?

私が疑問に思ったのはこの屋台ラーメン動画で、昔ながらの(味はともかくスタイル風に)屋台ラーメンの素朴さに対して、コメント欄で
「こういうのでいいんだよ、ラーメンは」
というような記述を見つけたからです。
つまり、最近はやたら凝った1000円越えみたいなラーメンとか、激熱の二郎系とか家系とかそういうものがラーメンのスタンダードになったみたいに考えられている風潮があり、いやおうなしにそれらの存在感インパクトが大きい。そっちを無視できない意識背景があって、それで素朴な屋台ラーメンと比べたときにわいてきたフレーズです。そこで
「こういうのがいいんだよ、ラーメンは」
というのはその存在感が大きな比較対象を前にしてなかなか勇気がいる。だからその抵抗感と相まって
「こういうのでいいんだよ、ラーメンは」
に落ち着いたのではないかと思われますが、どうでしょうか?

A 回答 (11件中1~10件)

この助詞「で」は副助詞で取り立て助詞と言われるものです。

選択肢の中からあるものを取り出していることを示します。また「が」は格助詞で主格を示し、述語「いいんだ(よ)」の主語を明確にします。
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この回答へのお礼

なるほど!数あるものの一つというニュアンスですね。

お礼日時:2024/02/01 18:03

>なるほど!数あるものの一つというニュアンスですね。


格助詞「が」について、主格と説明しましたが、今回の場合は、話者の興味関心の対象を明確に示す働きをします。それで、「で」は仰るようなニュアンスを伴いますが、「が」はそういうものが無くその対象に決め打ちするということになりますね。
例)僕はそれが好きです。
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この回答へのお礼

「で」と「好きだ」は調和しないのですね。

お礼日時:2024/02/02 20:34

「で」だと


「そんなに良くなくていい」
「この程度でいい」
みたいにちょっと妥協を含むようなイメージですが
「が」だと
「本当に素晴らしい!」
「そう、そう、求めてたのはこれなんだ!」
みたいに手放しで褒めてるようなイメージかな…♪

「こういうのがいいんだよ、ラーメンは」
→これこそ本当に美味しい食べたかったラーメンなんだ!

「こういうのでいいんだよ、ラーメンは」
→色々凝ってがんばりすぎてるラーメンより、こういうのがやっぱり美味しいんだヨ♪
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この回答へのお礼

他との比較に重きを置くか、それ独自でもう圧倒的な存在感かという差ですかね。

お礼日時:2024/02/02 08:48

作る人 :なに食べたい?


食べる人:カレーでいい。 … 消極的・ネガティブな応答
作る人 :(ムッとする)

作る人 :なに食べたい?
食べる人:カレーがいい。 … 積極的・ポジティブな応答
作る人 :(張り切って取り掛かる)

という違いがあります。よくある光景。
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この回答へのお礼

ですね(*'▽')!

お礼日時:2024/01/31 01:22

格助詞「が」は個別性の判断を表します。



この「で」は判断辞「だ」の連用形で(←これと同じ)、肯定判断を表しています。

「こういうのが」の場合は個別性の判断で特定の対象を表していますが、「で」は単に「こういうの」を肯定判断しているだけで、特別な選択は表していません。

つまり、「これで」は「だからその抵抗感と相まって」ではなく単純に「これ」に感心したというに過ぎません。■
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この回答へのお礼

なるほど、格助詞>判断辞ってことですね。

お礼日時:2024/01/31 01:22

「で」の場合は


いろいろある選択肢の中で
これでもいいという意味もあるでしょうね

「が」なら
いろいろある選択肢の中で
これが一番いいという意味になるでしょうね
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>その存在感が大きな比較対象を前にしてなかなか勇気がいる。


>だからその抵抗感と相まってそれもあると思います。

確かにそれも一つの理由かと思われます。

わたしは単純に
「こういうラーメンでいいんだよ」
の場合は自分が基準としているラーメンがありそれとほぼ同等のものであればいい、という意味である程度許容範囲がある風に捉えます。

一方
「こういうラーメンがいいんだよ」は
自分が基準としていたラーメンそのものズバリ! という意味になり
より許容範囲がなくピンポイントで指していると捉えます。

このような解釈、いかがでしょう?
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この回答へのお礼

はい、結構です(*'▽')!

お礼日時:2024/01/30 11:03

「で」は消極的選択、「が」は積極的選択だと思う。



例えば「君がいい」というのと「君でいい」と言われた時、言われた側はどっちが気持ち的に良いかは言わなくてもわかると思う。
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この回答へのお礼

ラーメン屋に対しても失礼だと思います。

お礼日時:2024/01/30 10:13

『が』は、もうそれじゃないとダメ。

断定的。
『で』は、とりあえずそれでいい。
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この回答へのお礼

Hey(*'▽')!

お礼日時:2024/01/30 10:04

その「こういうのでいいんだよ」は、たぶん「孤独のグルメ」で主人公の井之頭五郎が、ごく一般的なハンバーグ定食を見て呟いたセリフから引用したものではないですかね。


飲食レポート界隈ではわりと良く使われる定番コメントです。
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この回答へのお礼

そうですか。そんなにポピュラーな漫画なのでしょうか。

お礼日時:2024/01/30 09:57

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