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旧宮家11家族の皇族復帰はあり得ますか?

A 回答 (3件)

旧宮家全てを皇族に復帰させることは全く意味がないし、有り得ませんが、“安定した皇位継承”を成すべく、旧皇族の独身男系男子を皇族の“養子”として迎え、その次の世代から皇位継承権を発生させる可能性は多分にあります。

 現在皇位継承権を持つ男系男子はご高齢の常陸宮を含めて3人のみです。 悠仁さまや秋篠宮に不測の事態が起これば、取り敢えず愛子女性天皇で乗り切れるでしょうが、それ以降の見通しが全く立っていません。 

2019年現在、旧宮家の男系の血を引く子孫には、少なくとも10人の独身男子がいるとされます。 内訳は、久邇家と竹田家に1人ずつ、賀陽家に2人、そして東久邇家の系統に6人というものです。 なかでも東久邇家の存在が、脚光を浴びています。

久邇宮家から分かれ、1906年に創設された東久邇宮家の初代当主は、終戦直後の“宮さま宰相”として知られた稔彦(なるひこ)王。 夫人は明治天皇の9女にあたり、その長男・盛厚(もりひろ)氏も、昭和天皇の長女・成子(しげこ)さんとの間に3人の男子をもうけました。

かつて、参院の財政金融委員会で、国民民主党の大塚耕平議員が“東久邇宮さまの系譜に男子が随分いらっしゃるがご存じか”“血統的には天皇家に近いのか”などと出席した宮内庁幹部に質問したことがあります。 答弁に立った当時の安倍総理は、あらためて“男系継承が古来例外なく維持されてきたことの重みを踏まえ、(法的な工夫を)慎重に検討していきたい”と述べました。

旧宮家の復帰に否定的な『女性・女系天皇』容認派は。これまで、天皇の直系、または血縁が近いことを重視する傾向がありました。 この点、東久邇家は男系の継承者であるのはもちろん、女系においても今上天皇と血縁関係が濃いわけゆえ、おそらく抵抗感も薄まるでしょう。 

かつて皇室には『世襲親王家』が4家あり、天皇家に男系の血筋が途絶えた際、その家から天皇を出してきました。 まさしく“血のリレー”で、戦後はGHQの意向によって失われてしまったこの仕組みを、再び作るべきでしょう。 新たに復帰させる皇族を秋篠宮殿下の次の世代、悠仁親王をお支えする20代以下の男子に絞れば、国民の理解も得やすいはずです。 

前述の皇族の“養子”についてですが、現代に強制結婚などあり得ませんから、内親王や女王と一緒になるという意味では決してありません。 まずは宮家に養子入りし、独立する時にはその宮家を継ぐ、あるいは新たな宮号を戴くなどの方法です。 皇室典範で養子が禁じられているのは、一つは皇族が増えすぎて皇族費が枯渇する恐れがあったからです。 今は減少が危ぶまれているのだから、禁止は不要でしょう。 実際に、旧宮家の若い男性の中には『いざとなれば……』と、決意を固めている人もいるようです。

皇室典範の規制を緩和するため、今や与野党の大多数が合意できる改革案を探る段階にあります。 政府の考え方は『男系男子』を前提としているようですが、それよりも『男系男子を優先して男系女子も一代限りで容認する』という案が現実的でしょう。
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まず無いです。


国民の支持が無いでしょう。
ほじくり返せば後ろめたい事をなされた御一家もありますし。
現実的なのは、現在の女性皇族と結婚させ、その間の子供から皇族復帰させるロンダリングを行なう事です。
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一度「民」となった者が「皇」に戻る事は簡単では無いでしょう。


まず皇族のしきたりに馴染めないでしょうね。
自由も大きく制限され制約されますから、毎日息が詰まってストレスになるだけでしょう。
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