三世間

「一念三千」のうちの「三世間」とは何ですか？

No.2 回答者： yoreyore 回答日時： 2024/02/21 11:04

現在の創価学会では、次のサイトを公開しています。

南無妙法蓮華経　
：日蓮大聖人が覚知された、万人の生死の苦悩を解決し成仏に至らしめる法
https://k-dic.sokanet.jp/%E5%8D%97%E7%84%A1%E5%A …
一念三千
:日蓮大聖人は御自身の凡夫の身に、成仏の法であるこの南無妙法蓮華経を体現され、姿・振る舞い（事）の上に示された。その御生命を直ちに曼荼羅に顕された御本尊は、一念三千を具体的に示したものである
https://k-dic.sokanet.jp/%E4%B8%80%E5%BF%B5%E4%B …
三世間
:一念三千の法門を構成する百界（十界互具）・十如是・三世間という主要な法理の一つ。ここでいう世間は差異の意。五陰［ごおん］世間・衆生世間・国土世間の三つをさす。五陰・衆生・国土は、十界のそれぞれに特徴があり違っているので、世間という
https://k-dic.sokanet.jp/%E4%B8%89%E4%B8%96%E9%9 …

要するに、ただのつじつまあわせで、数字に合わせて、単語を並べているだけで、個別には概念はないです。　八百比丘尼、百鬼夜行、五臓六腑、七転八倒、七転八起、白髪三千丈、一念三千、六道輪廻、十界互具、三世間　
語呂合わせと数字は親しいのです。
哲学的･思弁的なものと思っては、迷い道くねくね　です。

この回答へのお礼

お礼日時：2024/02/21 20:05

No.1 回答者： ks5512 回答日時： 2024/02/20 12:35

三世間とは十界の差別を三種の角度からとらえたもので、五陰世間・衆生世間・国土世間をいいます。

★『五陰世間』
五陰とは衆生を構成する五つの要素のことで、
・色陰(身体の物質的側面)
・受陰(感覚器官を通して外界のものを受け入れる心の作用)
・想陰(受け入れたものを知覚し心に想い浮かべる作用)
・行陰(想陰に基づいて起こる意思等の心の作用)
・識陰(認識作用、また受・想・行の作用を起こす根本の意識)

をいいます。
この五陰の働きが十界によって異なりがあることをといいます。

★『衆生世間』は五陰によって形成された衆生の生命に十界の差別があることをいいます。

★『国土世間』は十界の衆生の住する国土(環境世界)に差別があることをいいます。



■最後の国土世間については、『三界』を参照すると分かりやすいかと思います。
参考までにあげれば、、、

《三重秘伝抄》

地獄・・・赤鉄に依って住し
餓鬼・・・閻浮の下、五百由旬に住し
畜生・・・水陸空に住し
修羅・・・海の畔(ほとり)、海の底に住し
人・・・大地に依って住し
天・・・宮殿に依って住し
二乗・・・方便土に依って住し
菩薩・・・実報土に依って住し
仏・・・寂光土に依って住したもうなり

◆住種の所居不同なる故に国土世間と名づくるなり

■上記国土世間については、現在の世界(地球全体)という事ではなくて、古代インドの三千大千世界の世界観に基づいている為、その理解をされるとなおわかりやすいと思います。

この回答へのお礼

＞三世間とは十界の差別を三種の角度からとらえたもの

角度ですか。

お礼日時：2024/02/21 10:11