No.20
- 回答日時:
お金があると欲望を満たせたりが幸福になれるのか?という事ですが、ネットの情報では習近平主席は何千億円も所有しているようです。
処が幸福そうには見えないのは私だけでしょうか?
お金によって手に出来る欲望は満たせるかも知れませんが、人間としての幸福はそう云った範疇には入らないように見えます。
その理由は人間には心があるからと思います。人間の心には別な欲望があるからかも知れません。それはもっと強烈なものに後押しをされたものかも知れません。
その強烈なものとは、有限の我が身に対しては、手に入れる事が出来ないものです。お金だとしても地位とか名誉だとしても『あの世』に持ってゆく事が出来ないからです。
そう云った問題に宗教が絡んでくるのかも知れませんが、日本にはキリスト教とかイスラム教と云った一神教は馴染む事がなかったようです。
仏教に付いては日本人の緻密さとか、論理的興味と合うようだった事から根付いたようです。そして最も奇怪なものが日本に入って来ましたそれは釈迦の教えそのものを直に人心に呼びこすを目的にして仕組まれたものです。
それが禅でしたが、今の時代に合うのかと云うなら、とても合うものです。
その極意は人間の苦しみも悩みも疑問も、全てその心が湧き上る原点に立ち返るなら、是ははそう云った疑問が湧き上る時、答えは既に用意されている。という事です。
苦しみや悩みや疑問は、当の本人が自分の頭の中に作っている事だと云う様です。従ってそう云った疑問が湧き上る時その答えが疑問そのものの中に存在しているという分けです。
死に対しての恐ろしさと云ったものが在ります、是の裏返しには永遠の命が欲しいと云った希望があります。是が全ての答えになっています。
人間の心は二つ存在しています、一つは言葉を持っている自我意識です。その機能は言葉で分かる様に有限と云った機能から出来ています。この自我意識の機能は逆立ちをしたとしても『永遠を理解出来ない機能から成り立っています。』それは人類が言葉を開発した事に拠っています。
世の中を分析して物事を割り切って、言葉にして紡ぎ出す機能として脳が働いているからです。
それに引き替え、脳内にはもう一つの機能が入っています、それは『生命の発生装置兼生命の維持機能です。』
それは人間に限らず全ての命あるものに備わっている者です。釈迦が仏性と云ったものです。
植物も持っています、昆虫も動物も持っています、ウイルスでも細菌でも持っています。命を働かせている意識=仏性と云うわけです。
禅問答と云ったものが在りますが、それは人間の右脳では理解出来ませんが、その理由は言葉を持った機能では理解出来ないように出来ているからです。
癌になってしまったり、余命が決められた場合等で、当然本人が苦しむ場合があります。そうなった人の中で突然悟りを開くと云った体験をする場合があります。
また禅などでも大事な事は・死を思う事と云った大前提がある様です。
人間の幸福という事と関係があります、それは人間には自由を求めると云った想いが在るからです。死と云うものとか生と云ったものに縛られない自由を希求する思いがあるからです。
もう一つ求めているものが在ります、それは永遠を希求する心がある事ですが、自我意識と仏性と云う機能が脳梁の中で出会う場合があります。その瞬間に死に対する恐怖感は無くなっています。その理由は出会った瞬間にその姿に分かる事があるからです。
人間が永遠を希求する理由と、死に対しての底知れない恐怖感が如何して感じていたのかです。
死に対しての恐怖感とは、右脳の生命維持機能に対して拒絶していたからです。この出会いに拠って自意識と云った心は永遠の命を手に入れたり、自分は何処から来て何処に帰って行くと云った事が分かります。
こう云った理由から生も死も恐れる必要がなくなり、自分が何処に行くのかも分かる様になります。『心が限りなく静まり返って、寝起きでも眠る前でも騒がしくなる事が無くなります。
こう云った事を西田幾多郎博士は『絶対矛盾の自己同一』と表現しています。
『心の中の無明の闇を晴らす事によって、自分自身を知る事が出来ます。』これが釈迦に拠る絶対肯定と云った立ち位置を確保する事を意味します。
究極的な心の癒しの心理学と云った意味があります。死からも解放されると云った自由が手に出来ると云った意味になります。
この回答へのお礼
お礼日時:2024/09/15 07:17
早速の御回答ありがとうございます。
<お金によって手に出来る欲望は満たせるかも知れませんが、人間としての幸福はそう云った範疇には入らないように見えます。>ですね。
No.16
- 回答日時:
おカネで買える欲望や幸福なら、満足できるでしょう。
多くのヒトにとっては、おカネそのものが自分のものとして目の前にたくさんあるだけで、欲望を満たし幸福にしてくれるモノのひとつであることは間違いないでしょう。
少なくとも、無い方が良い、と考える人はかなり珍しいと思います。
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