炭酸飲料について

例えばシャンパンや日本酒などで製造工程で自然に発泡するのは分かるのですが、炭酸飲料ってどういう経緯で誕生したのでしょうか？
シャンパンを飲んだ人がジュースに炭酸が入れば美味しいかも？という感じで発明したのでしょうか？
それとも炭酸飲料も偶然発泡したのでしょうか？

No.1 ベストアンサー 回答者： zawayoshi 回答日時： 2024/09/20 10:18

欧米では天然の炭酸水も普通に存在しますので、ジュースに炭酸水を入れて飲み始めた…という説もあります。

日本には「レモネードに炭酸水を入れたものをペリーが日本に持ち込んだのが最初」らしいです。

逆に火山の炭酸ガスが地下水に混ざって…ということで日本でも炭酸水が出てもおかしくないと思うんですけどね。炭酸鉱泉が冷え切らないうちに地上に出てきてるのかもしれませんが。

この回答へのお礼

お礼日時：2024/09/21 10:06

No.2 回答者： 真魚 回答日時： 2024/09/20 21:52

市販の炭酸飲料は、工業的に生産した液化炭酸ガスを圧入したものです。

液化炭酸ガスは、製鉄所、アンモニア合成工業、重油脱硫用水素プラントなどの副生ガスを高純度に精製したものです。不純物は微量の窒素や酸素など。
https://www.n-eco.co.jp/co2/manufacture/
https://shinko-airtech.com/gasliquid_CO2.html

・工業用　　　純度 99.5 vol%以上
・炭酸飲料用　純度 99.95 vol%以上
・食品用　　　純度 99.5 vol%以上
・医療用　　　純度 99.5 vol%以上

ちなみに、大気中に含まれる二酸化炭素は 0.04％（400ppm）程度で、だんだん増えています。

--------

もともとの炭酸飲料は、天然の二酸化炭素を含んだ湧水です。

日本の市販炭酸飲料の元祖は、明治14年に発売された「平野水」。
現在の「三ツ矢サイダー」です。
●平野鉱泉（兵庫県川西市）
https://www.city.kawanishi.hyogo.jp/shiseijoho/s …

明治22年頃にイギリス人が発見した天然炭酸水が「ウィルキンソン炭酸」。
●ウィルキンソン炭酸水（兵庫県宝塚市）
https://www.city.takarazuka.hyogo.jp/kanko/kanko …


日本各地に二酸化炭素を含んだ温泉や冷泉があります。
温泉法では、25℃以上で遊離炭酸（水中に溶けた二酸化炭素）を1kg（1L）あたり250mg以上を含むものは温泉（炭酸泉）になります。25℃未満は冷泉または鉱泉と呼びます。
遊離炭酸を1kg（1L）あたり1000mg以上を含むものは療養泉です。

日本最古の温泉地と言われる兵庫県神戸市の有馬温泉は、炭酸泉としても有名です。炭酸泉せんべいは温泉土産の定番。

この回答へのお礼

お礼日時：2024/09/21 10:06