遅刻の「言い訳」選手権

右手107小節でラ♭で書いてある付点2分音符が108小節でソ#になっているけれど、理論のせいかなにかでそうなっているだけであって、タイには変わりないんでしょう?わかる方是非教えてください。お願いいたします。

質問者からの補足コメント

  • 1楽章ではなく2楽章のまちがいです。大変申し訳ありません。

      補足日時:2024/10/06 11:31

A 回答 (2件)

コメント拝見しました。

2楽章のその部分ならタイで間違いありません。異名同音を結ぶ弧線は、それが音符の玉同士を直接結ぶ位置に書かれていればタイです。

同じような異名同音間のタイは102小節と103小節の間のC♯とD♭にもあります。103~107小節をフラット系の調として記譜したために、その前後で異名同音のタイが生じたのです。99小節目で嬰へ短調に転調していて、103~107小節も同じ嬰へ短調内の和音のように記譜することは理論上可能なのですが、ショパンはこの部分の響きを一時的な転調の効果として意識して、あえてこのような書き方にしたのかもしれません。
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この回答へのお礼

何度もありがとうございました。102-103は直感的にわかったのですが、107-108の方はずっとタイのままなので、なにか例外的な措置でもあるのかと勘ぐってしまいました。すっきりしました!
以前リストのときもお世話になりました。いつもありがとうございます。

お礼日時:2024/10/07 18:01

どの版の楽譜を使っていますか。

問題の個所は107~108小節ではなく106~107小節ですよね。楽譜によっては104~105にカウントされているものもありますが、いずれにしても107~108ではないはずです。

その弧線は実はタイではなくスラーなのですが、パデレフスキー版などのいくつかのエディションでは、G♯とA♭の音符を直接つなぐ弧線、つまりタイに見えるような書き方で印刷されてしまっています。ショパンの自筆譜を見ればすぐにわかりますが、その弧線は音符と音符を直接結ぶ位置には書かれておらず、上方の離れた位置に全体を覆うように書かれています。ショパンのスラーとタイは形も位置も異なり、初期の出版譜でも一応スラーとわかるような書き方になっていますが、少しのちの時代の出版譜では、タイと区別がつきにくいような書き方で印刷されていることがあります。最新の原典版ではスラーとわかるような弧線が復元されているはずです。パでレフスキー版などにしても、一応スラーのつもりで浄書していると思われるのですが、弧線の開始位置がG♯の音符に近すぎて、タイと誤解されやすくなっています。

なお、G♯とA♭の異名同音の書き換えは理論上の必然です。実際には同じ音なので、もしこの2つの音符を直接結ぶ弧線であればもちろんタイという解釈が可能ですが、ここは単に印刷上の不明瞭が原因でタイに見えるだけです。また、この箇所でG♯とA♭を押さえ続けるのは演奏上無理があるうえ、106小節からの4小節は同じリズムの反復になっているので、その個所だけタイになるのは不自然です。
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この回答へのお礼

せっかく書き込んでくださったのに大変申し訳ありません。ショパンソナタ3番の2楽章107-108小節のまちがいでした。使っているのは全音のショパンソナタ集です。母親のものなので30年以上前のものです。

お礼日時:2024/10/06 11:30

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