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ハ長調のピアノの上段の楽譜で、F4の音を半音上げるときは、その音符に#の記号を付け、
次の小節で元の音符であるF4が出て来るときは、確認のためF4の音符に♮(ナチュナル)記号を付与します。では、次の場合はどうですか?

●#F4とした小節の次の小節でオクターブ高いF5の音符(半音上げない)が出てきた場合、親切心で♮(ナチュナル)記号を付与しますか?

●上段の#F4とした小節の次の下段の小節でF4の音符が出てきた場合、♮(ナチュナル)記号を付与しますか?(上段の変化を下段もカバーするというかなりの親切。もしくはおせっかいかもしれないが)

A 回答 (3件)

親切臨時記号を付けるか付けないかはケースバイケースで、小節が変わってオクターブも違うから、段が違うから不要と即断できるわけではありません。

また、時代によっても、音楽のジャンルや様式によっても習慣の違いはあります。あるいは楽譜のレイアウトの関係で、♯が書かれている小節とナチュラルになる小節が同じ五線の段内で隣接している場合と、段の最終小節と次の段の最初の小節に分断されている場合とでも若干扱いが変わります。

親切臨時記号は、臨時記号を読むのが苦手な人や規則を十分知らない人を想定して書く「親切」ではなく、書かないことによって不要な疑問が生じるのを避けるために書くものです。和音や転調が複雑で、その音が出てくる瞬間まで響きとしての予測がつきにくいなら必要ですし、シンプルな音楽で誤読の危険がないなら書かなくてもよいのです。親切臨時記号を書かないことが、作曲者の書き忘れや楽譜の印刷ミスを疑う原因になる事もあるので、そういう場合は当然書きます。その判断にはもちろん個人差もあります。

添付の楽譜はシューマンの「トッカータ」の一部ですが、小節とオクターブ、あるいは段が異なっていてもナチュラルを書いている例です。クラシックの場合、ロマン派以降の音楽様式ならば、このくらいの量の親切臨時記号はごく普通です。

なお、臨時記号のナチュラルは全オクターブ有効ではありません。
「楽譜の♮(ナチュナル)記号の付与のしかた」の回答画像3
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この回答へのお礼

詳しい回答、ありがとうございました。

お礼日時:2024/07/09 22:53

ナチュナルも臨時記号なので、小節内でのみ全オクターブ有効で、小節が変わった時点で自動リセットです。



まあ規則はそうなんですが、譜面を書く人によって、大きな親切で、いちいち書く人も居ます。

それでもチャント通じる訳だから、問題は生じませんが・・・。
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございました。

お礼日時:2024/07/09 22:52

♮はあくまでも同じ小節内で#F4を元に戻す記号なので小節が変わってるので不要です。


とにかく小節ごとの記号です。
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございました。

お礼日時:2024/07/09 22:52

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