
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
当時のヘレニズム世界、ローマ帝国とその勢力圏ではトレミー(プトレマイオス)の48星座が定まっていました。
黄道十二宮の概念も存在していました。これは黄道上に位置する星座から12の星座をとって占星学上の意味を与えたものです。当時、及び近代天文学が確立する以前の西洋天文学は占星学と天文学の境界が曖昧だったことにご注意下さい。(例えば、黄道上にそれなりの幅で位置するへびつかい座は無視されています)
太陽は地球の公転に伴い、黄道十二宮を順番に巡ります。現代日本で##座の人は云々、と占う星座占いは、誕生時に太陽が何宮(さそり座、やぎ座などと呼ばれるが、占星学上の天蝎宮および磨羯宮に相当)に位置するかだけで占います。
仰るところの太陽の移動は、厳密には春分点の移動のことと思われます。地球の歳差運動により、黄道と赤道の交点である春分点は黄道上を約72年ごとに1度ずつ移動します。
西洋占星学が確立した頃、春分点が白羊宮=おひつじ座にありました。それが紀元前後にはうお座の領域に移動しましたが、春分点から時計回りに30度を占星学上の白羊宮と定めたため、占星学上の宮(星座)と現代天文学上の星座の領域は現在星座一つ分ずれています。
春分点が約72年ごとに1度ずれる、すなわち約2160年ごとに30度ずれる次第で、ただいま現在はうお座の領域内に春分点があります。
占星学上の宮は30度ずつですが、現代天文学上の星座の黄道上の幅は不定です。この点を知ってか知らずか、スピリチュアル界隈では2020年くらいからアクエリアンエイジ(宝瓶宮時代、みずがめ座時代)と呼ぶようです。
とはいえ、現代天文学上でもあと数十年後に春分点はみずがめ座の領域に移ることでしょう。
No.4
- 回答日時:
>またイエス・キリストの時代は太陽の位置に魚座があって、
>次の時代は牡羊座が太陽の位置になるそうですが、
>この太陽の位置に魚座があり続けるのは何年ですか?
太陽じゃなくて春分点の話?
現在はうお座。次は水瓶座の筈だけど後500年くらい先。
No.3
- 回答日時:
>イエス・キリストの時代に黄道十二星座の概念は
占星術の起源は紀元前2千年紀の古代メソポタミア。
バビロニア人が十二星座を生み出した。
↓
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/24/07050 …
>イエス・キリストの時代は太陽の位置に魚座があって
はて?
いつの時代も太陽は黄道上を1年がかりで1周します。
つまり太陽が黄道十二星座を毎年1回ずつ順番に巡る約束です。
太陽が魚座の方向にくるのは春分のときです。
言いかえれば、太陽が黄道上の春分点にあるとき、
その方向の遥か遠くに魚座があるということです。
実際には地球から太陽が見えるのは昼なので、
太陽の向こうにある星座は見えませんけど。
地球と太陽と十二星座の位置関係を図で確かめてください。
地球を中心に置いて太陽が黄道上を1周する図と、
太陽を中心に置いて地球が公転軌道を1周する図を
比べてみるとよく分かります。
・小学館 黄道って何?
赤道・白道との違いや季節・星座との関係を解説【親子でプチ科学】
https://hugkum.sho.jp/471153
・国立科学博物館
星占いと本当の太陽の位置
https://www.kahaku.go.jp/exhibitions/vm/resource …
・黄道と星座、太陽の動いていく方向
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