東京帝国大学 山の会 著 昭和6年11月10日発行 現在のスキー用語で、通じる言葉、通じない言葉は何

東京帝国大学　山の会　著
昭和6年11月10日発行

現在のスキー用語で、通じる言葉、通じない言葉は何ですか？　あ行



1. アールベルグ（Arlberg）

2. アールベルグ派スキー術（Die Ariberger-schule）

3. アイスプラッテ（獨 Eisplate)
バーンで凍った箇所のこと。大変危険なのでそこではスキーしないこと。

4. アウフリヒテン（獨 aufrichten）
身を上へ伸ばすこと

5. アウラゲ
Außenlage(アウラゲ)の略。外径姿勢ともいう。

6. あさだ　

7. 海皮（アザラシガワ）

8. アッシュ（英Ash）
スキー用材名

9. アップシュタイゲン（獨 upsteigen )
一方のスキーに体重を与えて乗っているが、もう一方のスキーに体重を移し、スキーを変えて乗る動作をいう

10. アプシュテンメン（獨 abstemmen)
下または谷側スキーの後ろをV型に広げる動作

11. アップファートスラウフ（獨 Abfahrtslauf)
滑降競技　※戦前の頃は日本語名がなかったため、わざわざ長い獨語を使った感じです。

12. 後革（アトカワ）

13. アバランシュ（佛 Avalanche）
→雪崩。ラビーネ（獨 Lawine)と同じ。

14. アルペン式スキー術

15. アンザッツ（獨 Ansatz)
独語で始まるの意味で、スキー用語ではジャンプする前の動作のこと。踏切り時点をアプシュプルングという。

16. アンシュテンメン（獨 anstemmen )
回転時に外側スキーの尾部を広げて最大傾斜線方向にスキーを回すこと。

17. 石突き

18. 板目

19. いたや

20. いねえんじゅ

21. インターナチョナーレ　ファーヴァント　デア　シュニーシュポーツ-インストゥルクトーレンIVSI(Internationaler Verband der Schneesport-Instruktorenの略)

22. インラゲ
innenlageの略。回転中に上体が回転方向内側に傾いた姿勢○

23. ウィンドクルステ（獨 Windkruste）
風によって出来た裁雪

24. ヴィントヤッケ（獨 Windjacke）
防風衣。

25. ヴェルトマイスターシャフト（獨 Weltmeisterschaft＝WM)
スキーワールドカップ。

26. ウムシュプルング（獨 umsprung）
ジャンプ中に左右一回転すること。

27. ウムゼッツェン（獨 umsetzen)
転がり回転などの意味

28. ウムドレーエン（獨 umdrehen）

29. ウムトレーテン（獨Umtreten）
踏み換へ廻薄に同じ

30. ウンシュテンメン（獨 unstemmen)
傾斜したところで回転をする直前に上側（丘側）にある橋を伸ばして回転すること


31. ウンターラーゲ（獨 unterlage)

32. ヴンダー デス シュニー シュース(Wunder des Schnee Schuss)
雪の奇跡の直滑降→直滑降中にシュプールが上手く描けていること。

33. エアオフヌング（獨 Eröffnung)
休み明けが終わり、スキーし始めて1日目のこと

34. エストビッの蝋

35. エッシュ（獨 Esche）
アッシュに同じ

36. エッヂ（英 Edge）
スキーの角。エッチをたてる角付すること。カンテ（獨 Kante）ともいう。※第一外国語が獨語だった人は獨語の方を使っていました→こだわりかな？

37. エルエスティー（L.S.TO Lifted Stem Turn ／略)

38. エルレフセン美錠(Ellefsen）

39. エントラステン（獨 entlasten）重をスキーより抜くこと

40. オーフネン　ジー　クリスチャニヤ（獨 Öffnen Sie Christiania＝ÖSC）
置き換へ方向變換。キックターンともいう。

41. おにぐるみ

42. おひよろにれせ

No.1 ベストアンサー 回答者： ybeat 回答日時： 2025/01/10 19:36

アルペンスキーを４２年やっていて、指導員資格をもっております。

４２項目、わざわざ上げてもらっていますが、
現在のスキー界で使用する用語は、
３６のエッジだけです。
アルペン式スキー術、これは用語ではないですから、省きます。まあ、使いませんし。
板目、石突きは、意味はわかりますが、単なる日本語だし。
おにぐるみ、まあ、何に使ったかは知っていますが、まあ、無いし。
アバランチは、山スキー用語ですね。アルペンではほぼ、関連がない。

その他は、まあ、大昔の化石のような、ドイツ語系の用語で、
今となっては、死語です。
まあ、たんなる知識の範囲を越えません。