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神話って実話なのでしょうか・・・?

今宮崎県の神話について色々読んでます。
でも、神話で作り話かと思いきや
家系図が、実際の神武天皇につながったので、
本当の話なのかな。。。どうなのかなと
思ってしまったのです。

半分は神秘の世界・・・つまり
作り話なのですよね?!

A 回答 (13件中1~10件)

「作り話」=誰かが頭の中で作ったウソ


という風に思ってらっしゃるといけないので補足いたします。長くてウザイかもしれませんがちょっとだけ。

神話にはおおざっぱに2つの系統があります。
・「科学や文字が発達していない時代に、実際の出来事を当時理解できる言葉で例えて言い伝えたもの」。
・「権力者が[権威付け]や[邪魔者を退治されて当然の悪者にする]ために、昔の言い伝えを組み合わせて都合のよい話に作り変えたもの」。

ですから、あり得ない超能力をふるう神や妖怪が出てきても、それが実在の古代の権力者や敵国の王を例えたものであった可能性があります。
また、制度が確立する以前には族長は代々同じ名を継ぐという「襲名制」であったところもあります。語り継ぎや記録で同じ名前の人が何百年も生きたようになってしまう原因のひとつです。

神話=「古代の出来事を、聞く者が面白がる脚色をつけたり、都合に応じて説得力のある形に変えたりして語り継ぐうちに、あり得ないおとぎ話のようになったもの」
とお考え下さい。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

今までの回答の中ではなんかすんなり
わかりやすいご説明でした。

少しもやが消えた気がします。

お礼日時:2005/06/15 23:34

まずははじめから実話として読んでみることからはじめたらどうでしょうか。

作り話だろうという先入観があれば、そこで思考がとまってしまいます。実話であるという前提のもとに読めば、いろいろな解釈が生まれてきますし、検証の材料になります。
たとえば、神武天皇の在位期間127年が取り上げられていますが、神武直系の大王が納めていた機関が127年あったという解釈もできます。天皇家成立以前は有力豪族による合議制だったという説もありますから、天皇家がころころ変わっていた可能性は否定できません。
神話や歴史の解釈では、高田崇史さんの「Q.E.D.」シリーズ(講談社文庫&講談社ノベルス)が参考になると思います。
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史実を庶民にも分かりやすくたとえ話にしたものだと思います。


モデルもいれば、もとになる実話があったはずです。
小説だってモデルがあるし、神は身近な存在だったはずですから完全なフィクションじゃ実感がわかないでしょう。

後、日本古来の神は天皇の祖先につながってます。
おそらくは朝鮮半島からやってきた人達なので、
神とは言わなくても進んだ文化を持った神のごとき人たちであったはずです。

神秘の世界だと思いますか?
国つくりの話なんてまさに男と女の生殖行動がそのまま国を作る話になってるじゃありませんか。
神の兄弟の喧嘩は部族の勢力争い。
怪物は強い敵や天災でしょう。
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この回答へのお礼

>後、日本古来の神は天皇の祖先につながってます。

ほんとうなのですかぁllll

今までの、神話という作り話という説が
覆された気がします。
また一から色々読んでみたいと思います。

お礼日時:2005/06/15 23:39

 No.3です。



 賛否両論があるかもしれませんが,井沢元彦氏著「逆説の日本史」シリーズを読まれると面白いかもしれません。
 今までの歴史家は,神話や宗教を軽視しすぎていたと言う視点から書かれていますので,あなたにとっては興味深い本かもしれないですよ。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

おもしろい視点から書かれた本のようですね
見てみたいと思います。

お礼日時:2005/06/15 23:37

マンガではないのですが・・・



神話としてあげている古事記や日本書紀から歴史を読み解くという本はいろいろとあります。
絶版本ですが「古代天皇の秘密」高木彬光 角川文庫
というのを図書館で読んでみるといいかも知れません
記紀にかなり詳しくないとつらいところもあるのですが、神武天皇の127歳などをうまく歴史として推理していました。
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この回答へのお礼

神武天皇の127歳を推理しています・・・ということは

127歳まで生きたのは本当なのか・・・
気になりますね

お礼日時:2005/06/15 23:36

基本的に『神話』とは全て『作り話』です。


しかし、一から十まで全部が創作でもありません
基本的に昔は人伝でまるで壮大な『伝言ゲーム』をしている様なものです。
現実に起こった出来事が人から人へ伝わって行くうちに少しづつ尾ひれが付き
元の出来事が曖昧になりそして、権力者の介入で止めを刺されます。
#2さんや、#3さんが仰っているように自らの権力を揺ぎ無い物にする為の道具として歴史を改変し神話と歴史を繋げる事で自らの正当性を民衆にアピールしたのです。
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この回答へのお礼

つまり、権力が関係してきそうですね。

歴史を神話とつなげて、カリスマ性を持たせた・・・
という感じでしょうか。
簡単にいうと。。。

お礼日時:2005/06/15 23:30

オススメの漫画を一冊。


安彦良和著書の「神武」
文庫本を持っていますが、なかなか勉強になりますよ。

回答としては、他の方が仰っている事と同じになりますね。

参考URL:http://yasuworld.hp.infoseek.co.jp/jinmu.html
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この回答へのお礼

またみてみたいとおもいます。

マンガなので読みやすそうだし
ありがとうございました

お礼日時:2005/06/15 23:24

実話とまでは言いませんが、その時代の流れを反映した物が多いのは確かですね。



例えば因幡の白兎で有名な大国主命が黄泉の国に行ってスサノオの娘と地上に駆け落ちしたお話は、日本が狩猟民族から農耕民族へと移行したあらわれとされています。

天下りの後、ニニギノミコトがコノハナノサクヤビメを娶ったのも、ニニギノミコトは大和国の主権の象徴。サクヤビメは薩南隼人族。

有名な海幸・山幸のお話で、山幸に仕える事となった海幸は、後の隼人族の祖先とも言われております。
これは隼人族の服従を意味する政治的な意味合いがあります。
山幸の妻・トヨタマビメ(正体は大きなサメ)の孫が、後の神武天皇…と言う事は…。

神話・宗教・歴史。この3つは切っても切り離せない物だと思っております。
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この回答へのお礼

>神話・宗教・歴史。この3つは切っても切り離せない物だと思っております。

そうですかぁ。
宗教まで絡んでくるのですね。
なんか奥深くなってきました。
ますます調べる必要がありますね

お礼日時:2005/06/15 23:23

補足です。

神武天皇は127歳生きたというのは嘘でしょう。初代か神武天皇か本当の名前なのかも怪しいですが、モデルはいたでしょう多分。
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そうです、神話の物語のほとんどは実話が元になっています。

最初は単なる作り話かと思えたトロイア伝説がその例です。でも、神話は人々に伝わっていくうちに分かりやすく、そして面白くするために段々と脚色が付けられて今の形になっています。
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この回答へのお礼

へーーー。
やっぱり、どこかは本当の話も
まじりながら伝わってきてるっぽいですね

お礼日時:2005/06/14 20:37

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