限定しりとり

「神に見捨てられた哀れな子羊」という文?をかつて耳にしたことがあるのですが、出典やその続きについて知りたいと考えております。また、上記の文(フレーズ)は必ずしも正しくないかもしれません。宜しくお願いいたします。

A 回答 (3件)

#2さんのご意見についてですが、歴史上はこれでよいのですが、本来の「子羊」あるいは「神の子羊」は、イエスのことです。

#1さんの仰るミサの中のAgnus Dei(Agnusが子羊で、Deiは神の)もそうです。
2000年ぐらい前のパレスチナ(だけじゃないんですが)の宗教では、たとえばユダヤ教もそうですが神に犠牲を捧げる、と言う場合、文字通り祭壇で子羊とかを殺してその血を捧げる、ということをしていたわけで、そこでイエスが十字架にかかったということをこれになぞらえて、「イエスの犠牲によって他の人々が救われる」という思想を初期のキリスト教団が唱えていくわけです。
ただ、「神に見捨てられた哀れな子羊」というのは正確な聖書の引用などではありません。確かに福音書の中には臨終時にイエスが「神よ、俺を見捨てるのか」という旨の発言をした、という記述もありますが(ただしこれは4つの福音書ですべて微妙に違い、この言葉を含まないものもある)その一節と子羊をつないでしまうと、辻褄が合わなくなります。
というわけでこれは聖書を踏まえてはいますが、もう少し俗な表現なのですね。そもそもキリスト教成立の頃のパレスチナで「神に見捨てられる」というのはかなり強烈な表現ですから、先に述べたことも合わせると、こういう「神に見捨てられた哀れな子羊」などという表現が聖書や初期のキリスト教にあるわけはないのですが・・・
というわけで出典は私も知りませんがかなり後の時代の表現(犠牲という形の宗教が衰退した後)の表現でしょう。
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子羊は聖書上では、クリスチャンのことですよ、聖書が禁書とされていた時期によく使われた言葉です、どちらも従順とゆうことで子羊にたとえられています。

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ミサ曲に「アニュス・デイ(神羔頌、神の子羊)」というのがありますが、これと関係あるのでしょうか。


アニュス・デイは平和賛歌だそうですが。
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